
森田、横山は、共に名古屋今池の「オープンハウス」で働いていたため、
一緒にステージに立つ機会はなかったが、沢村が店に入ったから、一緒にやろうということになり、森田、横山のセッションが「オープンハウス」で始る。
2、3回目からドラムが今のカバになって、ベースが山内。そのときバンドとして「バレーボールズ」が始まった。
結成当時の選曲は、
「もっとふつうのソウル・バンドだったかな。横山はモータウンの曲演ってたし、オレはサザン・ソウルみたいなの演ってた。」「その頃は、人のバック・ヴォーカルは初めてだったから、それがすごく楽しかった」
「ギターののりおが、立ってギター弾けなくて、一人だけ椅子に座って演ってたんだ。そんでソロのときは、椅子ごとみんなで前へ持ってくとか(笑)。そういうことばっかしやってたら、結構面白いんで、人が見に来るようになって。」
「その1、2年後、E.L.L.で演る話があって、その時、ラブリーの店長だった天之助も入った。その1ヶ月前だったか、アルト・サックスを吹いてる鈴木アルトって奴がいて、バレーボールズと一緒に演らしてくれっていうから、ええよって言ってたんだけど、すっかり忘れてしまって、リハーサルも来ないで、本番中にいきなりサックス持ってステージに上がってきたんだわ。そしたら吉岡が怒ってステージ上で殴っちゃってさ、大騒ぎになったな(笑)。そういう話題がお客さんを呼んだね。」
「オリジナル・メンバーは、オレ(森田)、横山、のりお、カバ、吉岡の5人。15年やっててこれだけ残っているってたいしたもんだよね。その頃から変わったのは、ベースとバリトンだね。もQは一回辞めて入ってるからね。」
「昔は、服屋のパーティーでよく呼ばれたな。客を踊らしちゃうのがうまかったんで、重宝がられた。」
「昔は京都へよく行ってたな。拾得と磔磔、交替でほとんど毎月行ってた。今はたまに。もうちょっと行きたいんだけどね。もQが、磔磔で人殴って出入り禁止になっとる(笑)今はラブリーは2ヶ月に1回。得三もだいたい月1。他はイヴェントに呼ばれると行くって感じかな。」
「今は、メンバー間の関係が密じゃないところがあって、そこが特徴かなぁ。そのなかでどこまでバンド・サウンドっぽくやれるかって事だと思うけどね。メンバーの音楽の趣向がバラバラなんだよ。基本的にはソウルの曲を演ってるんだけど、全然そうじゃないところになっちゃってる。そういうバンドの成り立ちかた。」
(以上:森田談)