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■10/15(金)高円寺百景/Sax
Ruins
10分前に到着。なんとか開演に間に合いました。客席には、今からもんの凄い音が聴けるだろうという期待が漂っています。私もワクワクドキドキ。まずはSax Ruins。サックスの小埜涼子とドラム吉田達也の変拍子ユニットです。CDではサックスの音を多重録音して完璧に作り上げられているけどライブではあれをどうやって演奏するんだろうと考えながら待っていたら、1発目の音でやられました!ていうか音を出す瞬間が凄くかっこいい!集中力と緊張感。そしてその後の迫力とスピードと、2人で演奏しているとは思えない音の厚さ。もう圧倒されっぱなしの上に、1曲が短いので「今、何が起きた??」という間に演奏終了。す、すごい。次に高円寺百景。想像していたイメージと全然違った!思っていたよりも明るい雰囲気で、フュージョンっぽい感じもありつつトリッキーなリズムがバシッとキマっていました。その上にヴォーカル、AHさんのソプラノの声が突き抜けていて、アグレッシブな世界でした。そしてもう一つ私の想像を超えたのが、ヴォーカルとサックスの女性2人の演奏中の動き!ノリノリで踊りながら、あんな難しいメロディーを演奏していたのが凄い!おもしろかったー!今夜の演奏者皆さんの頭を切り開いて、中を覗いてみたい。どうなってるんだろー。とても刺激を受けた夜でした。(白木佐也加) ■10/17(日)neco眠る GUEST:OORUTAICHI /ICHI DJ威力の摩訶不思議なナイスセンスDJをオープニングに始まった最高の1日。トップバッターICHIさんは、数多の楽器を駆使し、異国情緒をも感じさせる音楽にパフォーマンス。子どもにも喜ばれるかわいさを持ちながらも、何処か渋くて深い。これが世界中の人々をも魅了させるボーダーレスさなのか。帰国後ということもあり、その深みが更に増していてとても素晴らしかった。続いてOORUTAICHIさんの演奏は、ダンスホールに東南アジアの音楽が混ざったような…。そんな頭の中が常に「?」を抱える斬新かつヘンテコなトラックに、所謂オオルタイチ語が縦横無尽に乗り続け、無国籍さは増すばかり。更にVJチームSphinkSのオオルタイチ語を具現化したかのようなユニークな映像は起爆剤となり、シンクロによる大爆発の起こった衝撃的なステージとなった。僕の今年ベストアクトの1つ。そしてneco眠るにはPVでお馴染み、坂本渉太さんがVJとして出演。演奏が始まるとお客さんは踊りまくり、フロアも大揺れ。さっきまでとは熱量が明らかに違う。楽しく音楽に身を任せて身体を揺らす。お客さんも本当に楽しそうな笑顔を浮かべている。neco眠るのライヴにはその様な根本的な所があるんだなぁと思い、いつも勇気付けられているのは僕だけではないはずだ、と改めて思えた。 (CRJ-C おか) ■10/21(木)不破大輔・竜巻太郎・スガダイロー 大人げない大人たちが、いっせいに楽器をかき鳴らす。鳴り響く。空間が一つになる。その大きなかたまり中に一気に覆われ、振動で体がしびれ、『激突やぁ激突やぁ』と何度も何度も頭の中で連呼していた。やがて、幾重にも重なりから。。感じとっていくもの。 スガ・ダイローの超絶ピアノ、速すぎる、叩いている。あっけにとられる。でも旋律が聞こえてくる。竜巻太郎のドラム、リズムや音がピチピチしている。粋がいい、熱い。不破 大輔のベース。ここに在り。ザ・存在感。地味深いウッドベースを抱かえ込み唄うように弾いている姿は、『この時』に集中していて、ぐっと場を盛り上げている。 そんな三人の男達は、枯渇することなく溢れでてくる、舞っている音のアイデアをひろい挙げて、柔軟におおいにその流れにのる。得三の空間以上の大きさを感じとり、また、とても盛り上がっているところで、小さな音が転がったならば、あれま!ソロへとなる。耳も目もすべてで感じとっているからこそ、ぐっと入り込んだ先、もう一つ向こう側の音へといくことができる。 アンコール[In a sentimental mood]デューク・エリントンの曲で、スガさんのピアノソロから始まり、深い哀愁を残していくなんて、しびれました。(ニーラ) ■10/22(金)内田勘太郎 ゲスト:木村充揮 内田勘太郎さんと木村充揮さんが同じステージに立つ。木村さんも勘太郎さんも好きで、しかも憂歌団を生で見たことがなかった僕としては、このライブは見逃せませんでした。さてその「ナゴヤ事始め其の六」ですが、勘太郎さんの弾き語りで始まり、二曲目にはもう木村さんが登場。憂歌団の曲を中心に進みます。「嫌んなった」も「おそうじオバチャン」も、もう何度も聴いている曲なのに、初めて聴いたかのような新鮮な気持ちになりました。しかしこの日の一番の見所は、いくつかあった新曲でしょう。しかも勘太郎さんがこの日のために書いた曲を木村さんが歌うというから、もう「次は新曲です」という勘太郎さんのMCだけで、曲が始まる前からお客さんは大喜びです。もちろん新曲もそれ以外の曲も、それぞれが「また聞きたい」と思わせてくれるような曲でした。やっぱり当たり前ですが、木村さんの歌には勘太郎さんのギターが似合うし、勘太郎さんのギターには木村さんの声が合います。この二人だからいいライブになるのは当然で、今さら「良かった」なんて書くのも憚られますが、とにかく会場にいた全ての人が、またこの二人のステージを見たいと思ったことでしょう。そしてもちろん僕は「また見たい」だけでなく、「次はぜひ京都でも見たい!」と思ってしまいました。(磔磔 浩司) ■10/30(土)「Can't Stop Playin' The Blues」 今宵はブルースナイト!!今日は10月30日。そう、塩次伸二さんに捧ぐライブの日なのだ。 そんなライブは森田さんのMCで幕を開けた。1セット・2セットとも地元名古屋を誇るミュージシャンたちの演奏。みんなすごくかっこよくて、いい音楽で、ステージで演奏する際の楽しみ方を何通りも持っているかのような、そんな演奏だった。しかし、今回のライブの目的は違う。ラストセットのウエスト・ロード・ブルース・バンド・リズム隊と永井隆さんを見ることだ!!実は永井さんの演奏を生で見るのは今日が初めて。2セット目が終わり、いつ出てくるのかうずうずしていると、案外すぐ出てきた。1曲目で塩次伸二作のインストをやり、2曲目から永井隆さんの登場。なんと言うのか、なんと言えばいいのか、とにかく凄かった。これがウエストロードだ!!と言わんばかりの演奏と威圧。僕はそのライブの1観客としていられたのがすごく嬉しかった。幸せだったなあ。ギターは横山さんと木下さん。この御二人は高校生じゃない高校生の時に永井さんと出会ったらしい。御二人の演奏も素晴らしかったが、『塩次伸二』という名のギターリストの音楽も生で聴いてみたかった。まあきっと喜んでいるだろうな、こんなことをやってもらって。あぁ、早く僕も酒を飲みながら、音楽をやりながら、あんな還暦を迎えたいなあ〜。(伊藤滉平/ゴールデン楽団) |