■4/3(土)ハッチハッチェルバンド/ザッハトルテ
 あ〜、楽しかった! 思い切り笑い、酒をかっ食らうことができた一夜であった。ザッハトルテはアコーディオン、ギター、チェロという編成の京都の3人組。ジプシースウィングジャズやアイリッシュなどを独自に咀嚼し、小粋に流麗に、ヨーロッパのカフェの風景が浮かび上がってくるような音楽を聴かせてくれる。といっても演奏は決してすましたものじゃなく、時に陽気で時に情熱的。ついでに南京玉すだれ付きのMCや、チェロが突然かつらをぬぎ捨て弁髪をふり乱すパフォーマンスもあり(笑)。心地よく体が揺らぐ演奏で「音楽は人を幸せにするためにあるのだ!」としみじみ思わせてくれた。ハッチハッチェルバンドはバイオリン、トランペット、ウッドベース、ギター、アコーディオン、ドラムの6人組。自称“クダラナ音楽”はジャズや昭和歌謡などをごった煮。「できそこない行進曲」など現代版「スーダラ節」みたいな楽曲を、三つ揃いスーツでキメた平成版トニー谷みたいなボーカルが朗々と歌い上げる様はインチキ臭さぷんぷん。が、キャラはコミックバンドだが、演奏は激ウマで、魅せる、聴かせる!底抜けに陽気な人生讃歌の数々に、大爆笑・総手拍子のうちに大団円。「音楽は人を笑顔にするためにあるのだ!」と、断固として思わせてくれたのだった。(Takezo)

4/10(土)横江鯖吉ブルー・マッカレルGOGO!/シャカシャカチャカチャカ
Tokuzo久しぶりのシャカシャカ・チャカチャカ。いつ聴いても思わず微笑んでまう、純粋なラブソングの数々。40の大人の男から出てくるととは思えないくらい、そのまんまの言葉とメロディ。シャカシャカを聴けば、いくつになっても恋心って大事にしたいねえ!と思えるはず!そんなほのぼのムードにつつまれて、横江鯖吉ブルー・マッカレルGOGO!キーボードとホーン3管 ギター2本にベースとドラム。8人編成のとっても豪華なマッカレル!分厚い音を従えて、横江さんのギュィィーーン!なギターが前に前に出てくる。ホーン隊のアレンジもしっかりしていて、息もピッタリで聴いていて気持ちいい!そんな中、ギターを持ち替えた横江さん、激しいソロをかき鳴らしながら客席を隅から隅まで練り歩く!そのギターには…あれ?シールドがないっ!!なんとワイヤレス!そう…この為に、この客席わかせの為だけに!今回新調したとゆうそのシステム。ステキ過ぎです!ステージから降りた回数、計3回。演奏後に「ワイヤレスだと、弾いてる音と出る音がやっぱり若干ずれるんだよなあ。。」とおっしゃっていましたが。……あなたにはノープロブレム!!ですっ。こんなライブを見ながら呑む酒はきっと格別〜!ジュース1杯、楽しさを表面に出さない若者達よ、こーゆうライブを見るべきですぞ!!(チカ)

■4/11(日)村田バンド
4月の日曜日、村田和人さんのバンドライブへと行ってきました。少し前の東京から始まった「村田バンドでアルバムコンプリート#2ひとかけらの夏」ツアー。この日は神戸、京都と続いた最終日の名古屋です。村田さんを支えるのはギター山本圭右さん、ベース湯川トーベンさん、ドラム向山テツさん、パーカッション小板橋博嗣さん、キーボード守時タツミさんという凄腕ミュージシャンの皆さん!メンバーのほとんどの方が多分本当に昔からのお仲間の様子。いいなー、いい雰囲気。ライブはその日だけの生ものでもありまして、改めてどんな演奏が聞けるんだろうとわくわくする開演前。テツさんとトーベンさんのずしずしくるリズム隊に早速気持ちよくなってしまいます。そうそう、ライブ中の録音、撮影がOKされた日でもありました。村田さん太っ腹です!凄腕のバンドの皆さんの演奏にのっかって、とても気持ちよさそうに歌い上げる村田さんは、TОKUZОにいる皆に沢山の愛をふりまくっておられました!アルバムの曲順通りに演奏するというその日のスタイルもとても新鮮で、いつかアンコール無しのライブをやってみたい、セットリストを貼り出してのライブもいいなあと冗談じゃなく本気の村田さん。村田さんの「愛してます!」が幾度も繰り返された、とてもあったかい夜になりました!(青山美樹)

■4/17(土)「龍宮ナイト」
フリーダム/アウトドアホームレス
N'夙川ボーイズ/手ノ内嫁蔵

名古屋で開催される龍宮ナイトが、昨年5月大阪シャングリラにて特別編としてオールナイトで開催されました。19時から30時までという、睡魔との耐久ライブ。朝方まで続いた、熱気溢れるライブの模様を中心とした、龍宮ナイトDVDが先頃発売。そのリリースパーティが得三にて行われました。トップバッターのアウトドアホームレスは正規メンバー3人欠席、特にカメラマンとしても知られるパーティークラッシャー佐伯慎亮がいないことは大きな痛手であるはずですが、大正琴中林キララのコスプレ&ステージングがキレッキレで観客大爆笑。2番手フリーダム、ポップなんだかロックなんだか可愛らしいのかブチギレてるのか、よくわかんないんですけど、とにかくその全てを内包して全力ぶつけるステージングでした。続いて手ノ内嫁蔵、こんなライブ見せられてロックンロール最高と言われるとロックとはなんぞや?って思ってしまうんですけど、各々の演奏のというよりも人間的な個性が強すぎて、もうなんか最高です、あなたたち大好きです。最後はN’夙川ボーイズ、なんべん見ても圧倒的にPOP!スター性、観客を魅了してなんぼ、その点において、ずば抜けたライブを披露して終演。そのまま得三に残っての打ち上げも含めて気持ちいい夜でございました。(HOIPウカイ)

■4/28(水)藤井郷子 ma-do
ツアー7日目(全8日間)というma-doを名古屋Tokuzoさんで聴きました。藤井郷子さん(p)田村夏樹さん(tp)是安則克さん(b)堀越彰さん(ds)、4人の紡ぎ出す不思議な音の塊にどんどんのまれていきました。のまれると言ったらいいのか、吸い込まれるというか、淵にどんどんはまっていく感じというか。。。その感覚がなんとも心地よくクセになるのです。水をたたえた淵に抱かれ、何も考えず、無心でただ身を委ねる瞬間。時に激しく鋭く、時に静かに優しく繰り返すリズムは、同化したくても、それはあまりに儚くて・・・私など取り残されてしまう感じすらしました。今回私は京都での演奏に続き、この名古屋でも聴くことができたのですが、会場の大きさの違いということもあるのでしょうか(?)異なる印象でした。京都の会場より広い空間のTokuzoさんでは特にその音とリズムが美しく絡み踊る様子が素晴らしかったです。いつかこの演奏をホールなどの会場で聴き、更に広がる音に包まれたいという欲求まで生まれてしまいました。藤井郷子さんの深い世界にすっかり魅了されたひとりです。ぜひまたその未知の淵に落ちてみたいものです。(Mayuco)