■2/12(木)クレア・マルダー & ザ・リーズンズ
この日を本当に楽しみにしてました。昨年発売されたアルバムを愛聴していたからです。ストリングスを活かしたアメリカルーツポップに、クレアのかわいいヴォーカルがのるという素敵なアルバム。これを生で体験出来るなんて!程よく(少し寂しかったかも!?)埋まった客席の電気が落ちると、全身赤ずくめ(!)の5人が登場。クレアとバイオリンetcでバンドの要、オリヴィエを中心に、ベースetc、チェロ、ヴィオラの3名が周りを囲み、いよいよスタート。1曲目の、マイクを軽く叩きリズムを取るイントロで始まり、そこにクレアのかわいいヴォーカルが入ってきて…これだ〜っと思わず頬が緩んでしまいました(笑)。アルバムの曲をMCを挟みながら、ゆっくりと丁寧に演奏していく5人。始めこそ緊張してるのかな?と心配しましたが、その後は徐々に笑顔が増え、観ているこちらも自然と笑顔に。中盤、有名な「オーバー・ザ・レインボー」の歌詞をすべてオバマ(!)で歌いきって笑いを誘い、終盤にはティアーズ・フォー・フィアーズの「ルール・ザ・ワールド」を披露。どの曲もストリングスアレンジが秀逸、曲によっては物凄く迫力もあって、ダレることなくラストまで。終演後、得三スタッフまるちゃんの力を借りて、サインを貰いに行くと「GOOD PLACE!」とクレアが連呼してました(笑)。再来日も得三でお待ちしております!(BOOK HOPE 田川)

■2/14(土)夜のストレンジャーズ ワンマン!
いきなりど初っ端から歌詞をブッ飛ばしたミウラ氏は、それで火がついたのかモーレツに加速して行く。ドトーの勢いである。店の中ほどに座る我々の尻にもアチチと飛び火。気付けばビール瓶の首握りしめ見知らぬお兄さんと肩組んで踊り狂っていた私であった。新旧ごたまぜの配曲で新曲も知らない曲も何もかもゴキゲン。ミウラ氏の歌はイイ。伝えたい事がある歌い手ってのは言葉を大事にする。ミウラ氏は大事にガナる叫ぶ囁く搾り出す吐く。だから聴いててシビれる。爆発する。ガハハと笑う。涙が出る。何を言ってるのか聞き取れないカッコつけ薄ペラヴォーカルとは訳が違うのだよ。コドモの出る幕ではないのだ。ざまあみやがれ。ガハハ。ビールがそれはそれはすすむすすむ。彼らは曲毎に短編映画の世界に誘い込む。我々はバンドと共にさる国南部から共産国、戦禍に怯える国へと次々に国境を越え、ビールにウイスキー、バーボン、テキーラ、ウォッカの海を泳ぎ続けるのだ。今日は思いっきり溺れるのだ。Drank Or Dieなのだ。うおおおおお。ライブ後ヨレヨレ酩酊状態の我々二人組の伝票には、ビール/正正一と書かれていた。我々の飲んだくれ記録は夜のストレンジャーズによって更新されたのであった。次の記録更新が今から待ち遠しい(コバヤシゲヲ)

■ 2/17(火)ハイラマズ/ショピン
あのハイラマズが名古屋にやってくる!名作「ハワイ」でポップミュージックに魔法をかけた90年代初頭から、ロックシーンの最前線で活動を続けている偉大なバンドよくぞ名古屋に来てくれた!まずはビールと好物のとり皮を注文して対バンのショピンから、ショピンの音楽は暖かかった。メロディアスなウッドベースとアコースティックギターの音色が相性抜群、歌のお姉さんのようなヴォーカリスト、野々歩の素朴な歌声が見事。パーカッションのゾフスキーも◎曲者揃いであろうハイラマズファンからも暖かく受け入れられたようでした。そしてハイラマズ。あぁのんびりとしたハーモニー、奥行きのある音の配置、メロディーの隙間に見えるアシッドな感覚、気持ちがいい。アットホームで、どこかゆるい印象を受ける中心人物、ショーン・オヘイガンの笑顔も柔らかくていい感じ。これは完全無欠のポップミュージック。安易なビートや曖昧なメッセージ性なんて必要ありません。素敵すぎ。ビーチ・ボーイズがハイラマズを生んだように、ハイラマズがいなければ生まれなかった音楽が無数にあると思います。実験ポップミュージックはそのように拡散し進化し絶えることなく生まれていくことでしょう。そのどれもがとても大切なものなのだけど、やはり僕にはハイラマズの音楽は一際眩しかったです。(佐藤文彦)                  

■2/21(土)22(日)TOKUZO10周年企画第12弾
劇団「のっぴきならない娯楽室」「森は、林に木が一本」
日曜日の公演は18時半開演だと思っていた私。出掛けに17時半と気がつき焦る(この時間が開場だと思っていた…)。着いてみると階段まで溢れんばかりの人!演劇なのにスタンディングの様相を呈している。友人が先に来ていたので運良く座れるも、ず〜っと右を向いて観ることに(客席の構造上そうなったが、座れただけましか…)。今回は半ば同窓会的な出し物かと思っていたが、いやいやどうして、実に達者な芝居となっていた。楽しみにしていたのは、矢野健太郎さんと火田詮子さんの共演。30年くらい前でしょうか。北村想氏が率いるTPO師団で「寿歌」という傑作が生み出された。その時の主演がこのお二人(公演のチームは全部で4つあったそうだが)。今回の劇中、二人が対面する時に発したセリフがその時の役名「キョウコはん」と「ゲサクどん」。30年の時を経て交わされたこのセリフに、思わず「お〜!」と声を上げてしまったが、そんな声があちこちで響き渡る。「ああ、みんな待っていたのね」とそれだけで感極まった。それも含めてこの芝居では「なんとな〜く、しあわせ〜」な時間を過ごすことができた。最近こういう感覚を味わうことってないのよね。第1回と銘打っているので、次回も「なんとな〜く、しあわせ〜」な時間を分けていただきたい。ちなみに江分利犬はエブリワンと読むそうだ。(加藤智宏@perky pat)

■2/28(土)TOKUZO10周年企画第13弾
CARLOS JOHNSON & the GO EAST!

 前回見られなかったカルロス・ジョンソンをとうとう見ることができました。さすがシカゴ屈指のギターリストだけあって、それは期待どおり、いやそれ以上のパワープレイでした。(もう中毒になりそう・・)ステージはいきなり1曲めから超ハイテンション!カルロス&the GO EASTもレッドゾーン入りっぱなし、歓喜の大歓声の中1曲,1曲どの曲も大事に耳に焼き付けようと思ってましたがそれは無理でした。彼の超パワフルグルーブギターの前で僕たちはただ絶叫することが精一杯だったのです。彼の右利き用のギターをそのまま左で弾く音は僕らのハートに直球ストライク!次から、次に豪速球が飛んでくるような、これは生でしか絶対に体験できないでしょう!ジミー・リードやジョニー・ギター・ワトソンなど選曲ばっちり、曲数はすくなかったけど(とにかく1曲がとても長い!しかしいい緊張感がある!)どの曲もとても説得力があり、全身でエネルギッシュに唯々、感動、圧巻!そして突如客席に乱入、弾きまくり!四日市でブルースギターを演っているK君は、客席でソロを弾きまくるカルロスの後方で、まさに教祖様を見るような虚ろな瞳で、背後霊のようにいつまでも彼から離れませんでした。後方のお客さんにもサービス満点!大満足!大感動!でした。最後にカルロスを支えたThe Go Eastの皆さん最高にいい仕事してました! (とよ)