■リクオ&山口洋
 ドアを開けるとイッパイの人。もー始まっとるわー。最後列ブース前に席を用意してもらい、まずは「生」下さい。グイッとやり、やっと落ち着いてステージに目をやった。確かに二人が一緒に演っとる歌まで歌っちょる。ん〜。え〜感じの緊張感である。親しき仲にも緊張感アリ。コレは呑める。そしてそれぞれのソロの後、またまた登場。今度はロックンロール大会。オーッ!盛り上がって来た〜ッ!!ミラクルマンまで〜ッ!あッあッ泡盛ちょ〜ツ。ワァーッキャーッ!ロックンロール!!(そー言えば山口さんのステージ上でのアルコール解禁に立ち会えて(しかもイッキ)光栄です。長い夜も最後の曲アイ・シャル・ビー・クリーストにて終演。でも、この曲・・・ココTOKUZOで9年前のアレ以来、それぞれはそれぞれ違うやり方、方法でこの9年があり、それをギターとピアノ、声と声をぶつけあって探りあって、はじけて・・・「オレの光見つけたよ。西から東へと広がっていく」終わってみて、ジワジワジワジワしみてきました。そして一人カウンターで、泡盛とキュウリとじゃこのピリ辛和えをオーダー。さみし〜ッ!しかしまあ、何とも男を感じるライヴでした。男くさかった。この二人だからだと思う。我が愛すべきアニキ達、いつまでもカッコつけとってよ。たのむわッ!(高橋商店)

■5/13(火)Chris Hilman & Herve Pedersen
 クリス・ヒルマン&ハーブ・ぺダーセンを見にやってきた。座りでほぼ一杯。クリス・ヒルマンといえばアメリカン・ロック黎明期の重要なバンドに在籍し常に二番手(バーズは3、4番手?)のポジションに名を連ねた僕にはとても興味深い人物です。彼自身が奏でる音楽と歌がどんなものか楽しみでした。バーズに加入しベースを弾くまえはマンドリン奏者であり、今日は最近の相棒ハーブ・ぺダーセンのギターと彼のマンドリンによるステージです。「Mr. Tambourine Man」、「YOU AIN'TGOIN' NOWHERE」、「EIGHT MILES HIGH」などのバーズのレパートリーやマナサスの「IT DOSEN'T MATTER」など彼のキャリアを巡る選曲で沸かせてくれました。中でも「TURN! TURN! TURN!」のイントロからハーモニーが聴こえた瞬間には、個人的にかなりキました!泣けました。 フォーク・ロック〜カントリー・ロックに移行するバーズ・サウンドのカントリー・テイストは彼の資質が大きく関わっていたのだと改めて実感し、バーズ以降グラム・パーソンズと共にフラング・ブリトー・ブラザーズを結成するに至ることも納得できました。アメリカン・ロックのこっち側の側面もまた味わい深いものでした。 二人ともいい音でした! TOKUZOも!(クアトロ田口)


■5/15(木)第26回TOKUZO レコード・コンサート「アメリカン・フォーク・リバイバルとその源流」
小川真一さんによる詳細な解説を筆頭に、エリック・ダーリン来日を生で観たてらしまさん(うらやましい〜!)、いとうたかおさんが語る当時の日本フォーク状況など。ほかにジャグやスキッフル、そして極めつけはデイヴ・ヴァン・ロンク来日公演(全部・最後まで観たい!)など貴重な映像も充実。後追い世代の私としてはヨダレ掛け必須のお宝が満載!もちろんTokuzo名物=森田さんのBlues脱線談笑も。そしてジョーン・バエズやマリア・マルダーが当時アイドル的なビジュアルだったとは…なるほど確かに綺麗!ジャグバンドの映像を見ると、ジェフ・マルダー得三Liveで共演した故フリッツ・リッチモンドの瓶や桶を想い出し、胸が熱くなりますね。また小川さんのご指摘による「Folk Revival」→「Rock」への変遷など改めて勉強になる点も多く大収穫。少し欲をいえば音源はPCやCDだけではなく、アナログ盤からもっと聴きたかったなぁ。今回はK&K松井さんが残念ながら欠席だったので、今後の対談を楽しみにしています。ルーツ音楽を大切にしながら、さらにまた新しい何かを付け加えようとする当時の姿勢は、現代の私達も見習わないとね。
これを機に我がホットハニーバニーはゼロから勉強し直さないと、ジャグならぬギャグバンドで終わるかも…♪ハイそれまでョ〜!(長良川かっつん)


■5/19 Pikaia Pandeiro Special / NARCO
 Pikaia Pandeiro Specialの2008年春ツアー、前半戦の地方編最終日は、ここTOKUZO。まずは地元のバンド、NARCO(ナルコ)が、ブラジル音楽のテイストを織り交ぜた、個性溢れる演奏を披露。その後、小澤さんの、すばらしいビリンバウソロから始まったライブは、あっという間にリズムの嵐へと変化。ジャンベやパンデイロ、チンバウなどを、ただひたすら叩きまくり歌う、小澤さん。飛び散る汗と共に、演奏以外にもいろいろなものを放出された模様で(笑)、もう何だかイッちゃってる人みたいになってて面白かったです(←注・誉めてます)。対する宮川さんは、幾分クールな印象。パンデイロなどの音を、電飾付エフェクターセットとmyアンプを駆使して、低音等を加工されたりしておられました。「(大好きな)バーデン・パウエルみたいなパーマをかけた」という、ギターの中西さんは、アコギとエレキを使って、実に様々なアプローチ。ご本人が“なんちゃって”スパニッシュギターだと仰ってた曲、カッコ良かったです!そして、今回も裸足でステージに立ち、本業のトランペットはもちろん、打楽器、そして司会進行役も務められ、大忙しのリーダー・渡辺さん。「バンドも高齢化が進んでいまして(笑)」と、MCで仰ってましたが、年齢を感じさせない(!)皆さんの熱いプレイに、客席も大盛り上がりで、ダブルアンコールではお客さんまで演奏に参加。楽しかったです!(藤井由紀)

■5/26(月)ボブログ3世
ヘルメットに受話器。婦女子膝乗せプレイ。もはや伝説となった愛おしくも謎だらけの言動に、惑わされてはいけない。ボブログ三世。恐るべきテクニックと脳ミソねじれる音楽性。怒涛のグルーヴをも合わせ持つ、空前絶後、驚異のスライドギタリストなのである。ほんとだよ。この日、店内爆笑!のハッチハッチェルバンドに続いていよいよボブ氏登場。おごそかな手つきでメット後部にマイクのシールドをつなぐ。観客が息をのむ中、リズムマシンのボタンをプチプチ押すと、いきなりあのスライドギター炸裂。バスドラ踏みまくる。ああ愉快爽快。陶酔の世界。宇宙服っぽい真っ青な全身ボディースーツも素敵・・・何なんだろうな、この異様な光景とこのかっこよさは。そして出ました『ヒザニノッテクダサイ』。乗ってあげたいのはやまやまだが、このような人に万が一惚れてしまってはヤバイという気がなんとなくするので遠慮しておく。そんなボブログ氏、さぞかしエキセントリックな人物では?・・・しかしライブ後、Fred McDowell や Gary Davis、AC/DC を熱く語る彼は、まるで子供のように嬉々とした表情。ほんのりエロさ漂う優しい目をした、ご自身の言葉どおりのジェントルマンなのだった。また来てねー。(Ma' Keiko)