■1/3(木)〜7(月)2008年 新春お年玉ライブ
 初日!三重よりズッコケファンキー王子、我がブルース社長、待ってましたと石河節に翻弄され!?福顔全開!細井に癒され、男だらけのブルース始めにムフフ。
 二日目。男臭さ増量!潔さがたまらん赤門。容量オーバーの感動は辛くも目に涙たんまり。いとうたかおに全身震えた。ガチッと我らがバレーボールズ、アンコールは、いざ総動員でIKOIKO。昨年急逝されたバレーボールズの天之助さん、もちろん、もQさんがそこにいた。
 三日目。ソフトな中にチラっと垣間見える男気が私好みのGUIRO。静寂の中、一瞬にして壮大な星空に包まれた、岡林の生ホーミーによる七夕さまに、これまた涙。戸惑う客席、出演者もソンソンと慣れないステップ万歳!ドスキゼオス。
 四日目。おお!汗臭いロッキンなトコロテンスライダーに期待感ひしひし。束の間の心地いい浮遊感、ボインマンで風に吹かれ、ヘイヘイヘイ!我らあほうな仲間が溢れた騒音寺。
 五日目。辛気臭いとトホホの幕開けもイトオシイ。しっかりみっちりEttでしみじみ。ブルース酒場にガラっと一変Ma’Keikoの底力。新側面ちらり、5年解散説覆す!シノノメソラが賑やかにしっとりと。
 馴染みの出演陣とはいえ、本気で混じる異色の顔合わせと客席に、何度となくグッと。心底ありがたき疲労困憊、本気で大感謝。(ハヤシイズミ)

■1/14(月)割礼/さかな
 地元名古屋の誇るサイケデリックバンド「割礼」と、歌とギターで独自の音楽を紡ぐ男女デュオ「さかな」の一見異色とも思える組み合わせのカップリングライヴ。どちらもぶれの無い音楽を長年鳴らしてきた偉大なミュージシャンなだけに、ジャンルを超えて期待が膨らみます。まずはさかな。ギターのおじさん西脇一弘はまるでヨーロッパの街角に佇む詩人のような素朴でロマンチックなスケールをとても丁寧に弾いていて、歌唄いのぽこぺんさんは、彼の奏でる音楽の中で情景描写の美しい詩を自由自在に唄いまわっていました。ギターと詩と歌、とてもシンプルに奏でられる音楽に、こんなにもうっとりさせられるからライヴ通いはやめられません。そんな心地のよい空間を残してさかなの演奏は終り、割礼のステージへ。耳を突いたものはギターの音でした。山際英樹の鳴らす空間を切り裂くような鋭い音と宍戸幸司の緻密に遅れるダウンストロークは唯一無二のサイケデリアを生み出します。心地よくトリップしてぼんやりしていると、ツルッパゲのドラマー松橋道信が己の頭にみかんを載せて、新年の挨拶と濃い味のする不思議なトークをかましていました。メンバー全員が引っ張り合う、張り詰めた緊張感の上に成り立つ極上サイケ、カッコイイ。ジャンルを超えた素晴らしい音楽体験に、大満足の夜でした。(佐藤)

■1/21(月)blues the-butcher-590213
 ステージが始まるまで、私の中には依然“BLUES POWER”の影が見え隠れしていた。故浅野祥之氏のあのパワフルなギター、存在感きわだつ音の響きが。そんな彼の思いを未来へとつなぐべく、永井ホトケ隆氏が立ち上げた新バンドである。一体どんな音を聴かせてくれるのだろう。フロアーをステージとし、向かい合って演奏するバンドメンバー達、それは変わっていない。私には無言のメッセージに聞こえる。あれからも、この先も、ずっと続いているんだよ俺達は。いよいよ演奏が始まる。間違いない、極上の Blues Band である。Kotez(vo&harp)中條卓(b)沼澤尚(ds)。それぞれの名手がそれぞれの強烈な個性でもって、じつにシンプルで、じつは複雑・・・奇跡のように絡み合いブルーズの名曲をひとつひとつ作り上げていく。そこへホトケさんのギターと歌だ。音の奥から滲み出る生き様、人となり。私は Blues のそういう所を聴きたい。それをやってくれるのがホトケさんなのだ。“Nobody Knows You When You're Down And Out”が良かった。沼澤氏のMCも胸にジンときた。こんな素敵な仲間たちの中で生ききった一人のギタリストがいた。彼らをつないだ Blues という音楽の魔力。今更ながら思い知らされる夜だった。(Ma' Keiko)

■1/27(日)グッドラックヘイワ/ ICHI
riddim saunter

 グッドラックヘイワの2ndアルバム『Patchwork』リリース・ツアー。去年のフジロックで見逃したリベンジにと行ってきました。ちょっと遅れて扉を開けたら超満員で人人人!ひえー!ちょうどICHIさんのライブの最中で。ぐいぐいと前の方に行ってみると視界の開けたそこにはピアニカ、スティールパン、木琴、他、不思議楽器たちをとぼとぼと演奏するICHIさんの姿。うーん無国籍というか、宇宙規模です。フロアは大ウケ。初っ端から常識という名の壁をみんなから完全にとっぱらってくれましたよ。ナイスオープニング!続いてのriddim saunterも今回はアコースティックスタイルとのことでこれまたいー感じ。そして待ってました、グッドラックヘイワ。SAKEROCKのドラム・伊藤大地さんと、 元メンバーのキーボード・野村卓史さんによるインストデュオです。キーボードとドラム(時々口笛)という超シンプルな構成ながら発せられるは色鮮やかに織り重なるまさにパッチワークな音世界。ジャジーでパーカッシブなドラムに複雑なキーボードが乗っかり転がる。ポップコーンみたくポンポンはぜる。たたみかける。でいてやっぱりSAKEROCKの人の音楽。どこか懐かしーくてユルーイのだ。そう、ユルかっこいい!得三のやわらかい照明にしっくり映えるいーライブでした。(大野光世)

■1/30(水)近藤のぶ代/神谷茂良/やそすけ
 にっぽん人でよかった!ってDNAがざわざわ騒いで喜んだ!近藤のぶ代師匠(勝手に師匠と呼ばせていただきますm(__)m)の「ちりもつもれば」CD発売記念ライブ。鬼才、やそすけ師匠と津軽三味線の神谷茂良師匠がゲストとなればおいしすぎる!行かねばなるまい!。やっぱりのぶ代師匠はいつまでもキュートで素敵。津軽あいや節もオリジナルの『七里の渡し』って語りあり唄あり三味線ありのパフォーマンスもよかった。でも、私は『名古屋甚句』。これが最高です。さすが名古屋っ娘。熱田の森が見えます。西行法師が休んでる姿が見えます!「これほど涼しいこの宮を誰が熱田と名をつけた」って、あの森の空気が感じられるのです〜!私も名古屋っ娘。熱田さんは特別です。『名古屋名物』もいけてます!ネイティブじゃなきゃ、あれは唄えません。津軽三味線神谷茂良師匠の音はね、、甘い。。迫力あってロックでノリノリなとこもテンション上がるけど、澄んだ甘い音が心を揺らす感じなのよね。むふ〜。やそすけ師匠は、もう、、、。渋い衣装の中、柿色の足袋が光ってた。そんでもって、粋、いなせ、間が絶妙で、魅せる、引きつける、すいこまれる。 ここは江戸か?江戸なのか???。 ワールドです。 確実に妖術使いです。またトリップしたい〜! しかしほんと、これ、贅沢の極みよ。(本間希代子)