■1/3(水)〜7(日)新春お年玉ライブ
 毎年恒例の正月お年玉ライブ。本年は5daysあり、内容も更に充実しものになりました。初日は6組のフロントヴォーカルがいれかわり立ち代わりでブルースセッション、ma.keikoさんの女性とは思えない泥っ気たっぷりのブルースや急遽参加が決まった一ノ谷天之助さんの日本語歌詞のブルースなど、盛り沢山な内容で勢いよくライブ初めを飾ってくれました。2日目のバレーボールズでは特別参加の倉本巳典さんが参加する事により重心が低くどっしりとしたサウンドでいつにも増してエグく盛り上げる。3日目はTokuzoでは比較的最近になって出演してもらっている若手バンド3組。インストファンクバンドのGravy Sauceはよりアレンジ、リズムアプローチ等充実させて気持ちよいノリを聴かせてくれる。トコロテンスライダーもさわやかかつポップさを更に増し、カタリカタリは独自のアコースティックレトロ路線を突き進め、ほんわかした雰囲気を漂わせていた。4日目のEttは新作の収録曲を中心に安定した演奏を聴かせてくれる。赤門のギターの小川くんはフレーズアプローチ、リズムアプローチもぐんとバリエーションを広げ、またもや腕をあげているのでした。ドス・キゼオスは演奏を凄く楽しんでいるという余裕が伝わってくるようなあったかい演奏。最終日はホットハニーバニーストンパーズが普段やらない曲も披露し、見せ、聴かせるパフォーマンスで大盛り上がり。(臼井)
■1/9(火)10(水)坂田明・小川美潮・吉野弘志・鬼怒無月
 この豪華なメンバーはまさに、新春ならでは。サックスとクラリネットを、時に激しく、時に美しく情感たっぷりに吹き、詩を朗読したり歌ったり、鈴を鳴らしたり、大忙しの巨匠・坂田さん。そして、ちょっとコブシを効かせつつ、気持ち良さそうに伸び伸びと歌う美潮さんは、かなり広い声域の持ち主。言葉では語らずとも演奏は饒舌な吉野さんは、まるで職人のように、コントラバスを操ります。鬼怒さんは、ご本人モデルのギターで登場。いつもながらの高速カッティングや、ちょっぴり東洋的なフレーズが冴えています。そんな強者揃いのライブ、初日は多少遠慮がちな感じもした演奏が、翌日にはすっかり馴染んでイイ感じに。坂田さんと美潮さんの共作という、楽しいタコの世界の歌や、美しく物悲しい『ひまわり』に、鬼気迫る『死んだ男の残したものは』など、緩急ついた展開に目が離せず。そして合間には、曲の説明から始まり、気付けばあらぬ方向に進んでいく、坂田さんと美潮さんの爆笑MC。そして、そんなお二人を温かく見守る(笑)吉野さんと鬼怒さん。ちなみに、今回のライブのタイトル?となった『やみくもりもり』は、坂田さん作の変拍子の曲・邦題『役立たず』を、覚えやすくする目的で付けられた歌詞なのだそう。演奏もMCも、本当に盛りだくさんで楽しかったライブ。また機会があればぜひ観たいです。(藤井由紀)
■1/19(金)ko-ko-ya
 待ちに待ったko-ko-yaのライブ、昨年2月の名古屋初ライブを聴いてから早いものでもう1年が経っていました。 東京や大阪では 時々ライブを開いていたのに、何故か名古屋は 素通り!まぁそんな訳で待望の!ko-ko-yaは、期待通りの!いや以前にも増して3人の演奏に磨きがかかっていて圧倒され、感動の嵐。ギター・ヴァイオリン・クラリネットの醸し出すメロディーは、それぞれが出しゃばり過ぎず、控えすぎず、バランスが絶妙。ヴァイオリンの江藤さんの、メロディーに陶酔するような表情や、音色にうっとりさせられたり、激しい曲目のエネルギッシュでパワフルな演奏に翻弄させられたりしてしまいました。また、クラリネットの黒川さんの底ぬけに明るく、ホンワカしたムードからは想像できないその力量に唖然!、高度なテクニックが必要な難しい曲を、苦しい表情を見せず、サラリと演奏。ギターの笹子さんは、まるで魔術師のような巧妙さといぶし銀の職人芸で、女性2人の演奏をがっちり支え、ko-ko-yaの円熟味を一層深めていました。でもやっぱり ko-ko-yaの1番の魅力は,三者三様のマイペースで個性あふれるまとまりのない話ぶりと、がっちりとまとまった演奏とのギャップかも・・。最高に楽しいひとときでした。次回の名古屋でのライブを心待ちにしています!(豆野雅代)
■1/22(月)OKI DUB AINU BAND
 アイヌ伝統楽器トンコリ奏者であるOKI、昨年リリースのアルバム『OKI DUB AINU BAND』参加メンバーからトンコリ奏者の居壁太、ベースにHirohisa、大人気ドラマー沼澤尚、そしてエンジニアに内田直之という編成でのツアー。立ち見で満員となった場内に漂いはじめているムードに、なにやらただならぬ予感がした。
MCでは観客をゆっくりとアジーテトするOKIが深いところへと誘う。単音という制限された楽器でもあるトンコリだがバンド形態によるアンサンブルで、アフリカ的なポリリズムを敷き詰め、時にはミリタント・ビートが打ちならされ、ボブ・マーレーの「waiting in vain」を下敷きにしたインプヴィゼーションや、アルバムからの楽曲を中心に実に挑戦的に演奏。トンコリのソロでは西アフリカのコラをも連想させる雅やかで宇宙的な響きだった。またOKIの無骨ともいえる歌声は確実に胸底に響いて届いてくる。それはメッセージという力なのだろう。かっては映画制作やレゲエに傾倒していた彼が、自身の“ルーツ”に出会ってから越境的に体験してきた様々な“ルート”を背景に、多彩な音楽的な要素が折り込まれていながらも、表層的では決してない有機的でマッシヴなサウンドを体現している。その姿勢はなにかを示唆していると思えるのだ。   (クアトロ・マイティ・マサチャン)
■1/25(木)おおはた雄一/塚本功/シノノメソラ
 「あまぁーい」ライブってこんな感じかもねん。一番手のシノノメソラは軽やかにシノノメソラワールドを、二番手の塚本功さんは緩やかの中に熱いロックを、トリの仕掛け人おーはたくんは訥々とあまぁい歌を届けてくれました。私、とことん楽器出来なくって小学校で習うハモニカ、リコーダーすらだめだった。そんな私がバイオリンって楽しそう♪やってみたぁいって、シノノメソラを見て思ったり、塚本さんやおーはたくんを見てはギターが弾けたら何かが変わるかもと考えたりしちゃう、やってる方々があまりにも自分ペースで楽しそうなのなんのって。この夢のローテーションはあと二回ある。次はクラムボンのミトさんがやって来るらしく、その次は・・・(うひひっ)。3ヶ月連続で見に行くとおーはたくんの追っかけみたいかなぁとか変な事考えながら楽しみにしていたりもする。一年やっちぇばよいのにねぇ。そうそうそうだぁ、らいぶを見ながらお酒も良いけどアイスカツを食べながらもおすすめだよん。。あまぁいライブにあまぁい食べ物。3ヶ月でこぶたチャンの出来上がりぃ。(手作り靴natalieいの)