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■8/2(水)バンバンバザール バンバンバザールのライヴを観るのは今回で5回目なのだが、面白いことにライヴごとにバンド編成が違う。今回もバンバンのメンバーに加えて、毎度お馴染みドラムの平林さん。そして、今回はピアノの小林さんがサポート。こう書けば当たり前なのだが、やはり今回も印象が違う。バンドの演奏に絡んでくるピアノ。単純にかっこいい。それに絡む富永さんのギター。僕はギタリストなので、富永さんのプレイに毎回「うーん」と唸っているのだが、やはり今回もそれだった。ピアノソロ時にはバックに徹しソロパートでガツン!と、かます。いやいや、こんな細かいコト書かなくてもいいな。この日、僕は随分酔っ払ってしまい終電を逃した。それくらいに楽しい時間を過ごしたのだ。メンバーはこの日22時半にはTOKUZOを出発して6時間かけて広島に向かったらしい。福島さん曰く「お金を稼ぐのは大変です!」その大変な分だけ、お客の僕らは楽しい時間を過ごしたのだ。次回TOKUZOにバンバンが現れる時にはnewアルバムを引っさげての公演か?(黒川さんが歌うロッケンロールナンバーも入るのかな?)そういえば!実は、僕はバンバンバザールのCDを1枚も持っていないノ。曲を知らなくても毎回毎回楽しんでおりますが、その内ちゃんとCD買います(笑)。(浜 洋介/ザ・クラッツ) ■8/7(月)是巨人 吉田達也(dr)、ナスノミツル(b)、鬼怒無月(g)による「是巨人」。今回は3rdアルバム「Jackson」のレコ発ツアー。来場者には「YES メドレー」のシングルを全員にプレゼントという嬉しいオマケ付き。「是巨人」とはTHIS HEATとGENTLE GIANTからインスパイアされたところからきているそうですが、私自身はどちらもほとんど聴いたことがないのでその辺をからめての話はできないのですが、CDで聴いていた複雑怪奇な変拍子でポリリズムなあの曲その曲が、ライブとして目の前で展開されていく様は圧巻。どうしてそんなところでビシッと3人がそろうの?さすがです。演奏中に鬼怒さんのギターの弦が切れるも演奏は続行、ナスノ・吉田デュオをバックに弦の張替え、そして何事もなかったかのように復活。こうゆうところもさすがです。そして本編最後はアルバムタイトル曲の「Jackson」。ここで鬼怒さんの提案で何故か客席側は手拍子。ステージから煽る鬼怒さん、盛り上がる客席(笑)。続くアンコールでは、おまけCDのYESメドレーをライブで再現。合計約2時間、きっとものすごく高度で複雑なコトが目の前で展開されていたのだと思いますが、意外にも(?)非常に楽しいライブでした。(内ト力ヤ) ■8/19(土)PANTA 「パンタぁあああ〜!」パンタのライブには、やっぱ男の嬌声が似合う!バンドサウンドが似合う!今回のバンドT不知火Uはなんと言っても、彼のバンドサウンド史上最もセンスのいい音を出していた中山努(Key.)氏も参加していると聞き、見る前から期待は高かった。その期待を裏切らない1曲目「ボウフラ」。セットリストは、ハードな曲が多めに配置され、グイグイと観客を乗せていく。パンタのステージアクションに、ハンドマイクのさばきに、もう目が釘付け!どこを、どう切っても、パンタはパンタ。ある人は「パンタには色気がある。華がある。」と評した。なるほどね、確かにそうだ。コアなファンのみならず、ロックが好きな人なら誰でもきっと引き込まれる、そのポップさ、そして、カッコ良さ、これに尽きる。途中のMCで、近くこれまでパンタの関わった提供曲/未発表曲を集めたアルバムをリリースする予定が発表された。以前からパンタは「フランス・ギャルが好き」と言っていたし、彼の魅力の本質にあるのは、過激さでも、政治色でもなく、TポップUなんだと思う。だからこそ、何年聴いてきても、飽きないし、楽しい。ぜひ、岩崎良美に提供したTVacanceUやT想い出RainbowUを入れてもらいたいなぁ。CD何枚組でも買うよぉ〜。パンタぁあああ〜!!!(黒ビール) ■8/26(土)青山陽一/田中拡邦 青山陽一と田中拡邦(MAMARAIDLAG)のアコースティックナイト、互いにギターと歌だけで勝負です。満席の会場は女子率高くどことなく華やかなムード。まずは田中さんから。弾き語りのライヴは久しぶりとのこと。超絶アレンジャー冨田恵一の「冨田ラボ」でもヴォーカリストに抜擢されたことのあるその素晴 らしい歌声に酔いしれる女子(男子も?)多数。そして青山さんの登場。複雑だけどなんとも気持ちいいツボをついてくるメロディとアレンジが魅力の楽曲を、ギター1本とは思えないほどのふくらみのある演奏で聴かせてくれました。大のドラ党の青山さん、TOKUZOからの差し入れの青いドラゴンズタオルで汗を拭い「ハンケチ王子(笑)」と終始リラックスムード。キリンジの堀込高樹によるユニークな歌詞の新曲もここ名古屋で初めてお披露目。ライヴの後半では2人のジョイントによる演奏もたっぷり。ポール・マッカートニー、大瀧詠一、鈴木茂、エリック・クラプトンなど「おっ、これがきたかぁー!」といちいち唸っちゃう選曲はさすが。お互いの歌を引き立たせるギタープレイも素敵でした。いい声、ギター、いいメロディ。とてもシンプルだけど、音楽の持つふくよかさを存分に味わうことができた夜でした。至福。(ミニマガジン SCHOP(A)) ■8/29(火)大友良英 produces さがゆき sings 「人は人と出遭うことでしか変れない」−その言葉を再認識させられるような素晴らしいLIVEだった。さがさんの唱声と廻りあってからどれくらいの月日が過ぎただろうか。私は彼女を知った当初から、そして今に至るまでずっと魅かれ続け、影響を受けてている。この日の得三のLIVEでも、八大さんの豊かな精神世界、それを、大友さん、そして素晴らしい方々の演奏に乗せて聴衆の語りかける。さがさんの息吹き、どちらにも完璧にマイってしまって、極端なこといえば、また「人生観を変えられてしまった」。途中何度も男泣きをした、それでいい。素晴らしい演奏を目の当たりにすれば、世間体とか常識とか、そんなものは関係ないのだから。さがさんの唱声ってのは透明なんだよね。この感覚を例えるならば、澄んだ湖に息をとめてどんどん潜っていって、一番底までたどり着いた時、ふと頭上を見上げたら、透明な水の向こうにやわらかい日差しを降り注いでいる太陽があったーそんな感じだ。さがさんの声、息遣いに対して僕の胸中にはそうゆう心象風景がある。この日のLIVEは「おだやかな真剣勝負」だった、静の中に動を感じる。胸のもっと深い部分に、言葉の波がゆるやかに、でも力強く押し寄せてくるイメージだった。 また、夢で逢いましょう。(豊田順) |