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■6/5(月)THE
BLUES POWER この日の得三はいつもと違っていた。ステージには楽器ではなくテーブルが、客席中央にはドラムやギターアンプなどがセッティングされている!そして前回見た時と違い、ベース松原さんの姿はなく、ギター二人とドラム一人のベースレスでの演奏だった。客席での演奏なので、普段は目にする事の出来ないそれぞれの姿がある。例えば、演奏時ドラム沼澤さんの後ろ姿!ファンにはたまらないショットが目と鼻の先で見れてプレイを体感できる。実際に男の僕ですら完全に惚れ腰砕け状態でしたよ!距離が近い分、またベースがいない分、三人の緊張感やそれによって生まれるムードがビリビリと伝わり、会場全体がブルース一色に染るステージングとなっていました。一曲目インストのSan-Ho-Zayで即、演奏のレベルの高さを感じ、進むにつれてホトケさんの歌に吸い込まれ、浅野さんのギターに絶叫し、沼澤さんのリズムで体が勝手に揺れ、時にホトケさんが会場を出て音だけ残し一人路上でギターソロを弾くパフォーマンスにより、さらに酒が進む!もう、成されるがまま!!ブルースの自由さ、また自由が為の不自由さがみえたすばらしいライブでした!とにかく、すっんごいかっこよかったです!!THE BLUES POWERまさにその通りでした。(堀内 学) ■6/11(日)吾妻光良Nagoya Jump Meeting 昼間、OTIS'の横さん夫婦と僕ら夫婦でリトルワールドへ、キューバサーカスを見に行く名目でビールを飲みに行った。待ち合わせに遅刻したせいで、ビール飲みながら広い館内を速歩きで回るという、酔い回りの早い僕にとっては致命的な行為に及ぶ事となった。明らかに達人と思われるキューバ人コンビ(ドラム・コンガ)を横さんとスゲーッと言って観てワインを飲み、得三入店で瓶ビール。ライブ開始、ビール飲むと昏睡する悪癖に加え昼間の蛮行がたたり・・・。今はまだ前半か?しばらくしてやっと開いた半眼にステージ、緩いジャイブに揺れるDr.岡地さんの頭が映った。4管有るとやっぱり違うよねという内容の話を吾妻さんがしていて、気持ちよさそうだなぁ、歌とギターの音暖かいなぁ、おっこの音、あっ優しい、あっ、おっ。醒めかけの脳はよく知覚するようで、耳に当たった音波が、あ、とかお、とかいう記号に変わる直前の何かをはっきり捉えている、ような気がした。知らなかったが吾妻さんはピアノもやるらしい。スピーカーの向こうを覗くとピアノを弾き語りしていた。時折グルッとこちらを見てニヤッと笑うのだが、結構悪人っぽい。僕のカミさんはかなり御機嫌で、目の前に座り込んで吾妻さんを激写していた。相当飲んでいたよなぁ。まや次回一緒に見に行こう。あっそれから小野さん、カッコ良かったっす。(森野圭一郎) ■6/12(月)大川興業プレゼンツ お笑い裁判の歩き方 大川豊×阿曽山大噴火 毎回楽しみにしているパシリッツ企画。今回はホームレスにして裁判ウォッチャーなる怪人『阿曽山大噴火』。店内は、W杯日本代表初戦よりも得三を選んだ人々で一杯だ。本当はドイツに行くハズだったと言う大川前総裁の仕切りで阿曽さんの口から繰り出されるとっておきの話。ビラ配りロボット、お控えなすっての手鏡教授、一訊くと百答える女、最高教祖の最高ライブ・・・ 報道されないトンデモナイ話が次々に飛び出す。時には傍聴メモを確認し、法廷スケッチも見せつつ語られる法廷での真実。そんなやり取りが裁判所では日常真顔で交わされているのか?! 笑った。呆れた。驚いた。江川紹子はエラかった。あっという間の2時間余り。まだいくらでも話せそうだが予定時間オーバーでは仕方ない。終演後の著書即売には行列が。そりゃあんな話を聴かされたらもっと知りたくなる。納得の完売!(買えなかった私は翌日書店にて注文)もっと聴きたい。第二弾希望!(それもいいけど、自分も名古屋地裁に傍聴に行ってみよう) あの日以来、ニュースで法廷の映像が流れると、つい傍聴席に緑の髪の後頭部を探してしまう。それにしても、世の中はまだまだ未知なる笑いがいっぱいだぁ。 ハヤシさん、次はどんなの? (小川真五) ■6/17(土)灰野敬二/JOJO広重/中山双葉 ノイズギター界の二大巨頭である両氏のほとんど対決のようなこの夜のライブ。最前列で拝むように体感しました。のっけから鋭く叩き付けるJOJO氏ソロ。これは歌モノなんだと気付かされたのは数分の後。切り込むように言葉が浴びせかけられる。いつも思うけどまるで死ぬか生きるかの選択を迫られてるような歌だ。そんなギリギリの線からの言霊。社長、強烈です!続く灰野さんのソロはテルミンらしき機器、ドラムマシン、絶叫、ギターといろいろなツールを切り替えプレイ。そのどれもが超高性能な切れ味。特にギターパートは聴衆の期待を完全に凌駕するマジギレ轟音プレイ。最後には両氏ステージに上がり、なんと名古屋限定だとゆうセッション!しかも史上初なんだそうです。とんでもないことが起きそうだとゆう期待がいやがおうにも高まり、実際わたしもゾクゾクして妙〜なニヤつきがおさまりませんでした。これがほとんど剣の達人同士のような間合いで、促され先に始めたのはJOJOさんでしたが、ループ音が重なるにつれ次第に灰野ワールドが支配。その後、上になり下になりの斬り合い。辺りは血の海といったところでしょうか。いろんな意味で誰にも(店にも)止められないセッション。強力な組み合わせでした。これを見に来れなかったノイズキッズ達、泣いて悔しがってちょうだい!!!!!(小野浩輝) ■6/19(月)ジョゼ・ピニェイロ & BOTO 名古屋に吟遊詩人がやって来ました。その名はジョゼ・ピニェイロ。日本語を流暢に話すこの愛嬌溢れるアーティストは、BOTOという国内最強のブラジル音楽集団の「喜び」という言葉を音に変えたような素晴らしい演奏をバックに、ブラジルの豊かな自然と、そこに住む清らかでたくましい民衆の姿を歌い上げます。病める国ニッポンの歪んだ世相によって、或いはライヴ前日にW杯でクロアチアと無念の引き分けに終わった日本代表の試合によって傷つき荒みきった私たち聴衆の心に、ジョゼの歌はたちどころに癒しの水を与えてくれました。アコースティックサウンドと軽妙かつ力感みなぎる打楽器のうねり。おお、ブラジル音楽の神様に愛でられし七人(注:当店調べ)が放つ音の、その包容力、その生命力よ!ハコが感動にうち震え、無垢の涙で洗われてゆきます。ううむ、ここ得三でもお馴染みの鬼弾きガットギタリスト・笹子重治がこれほどまでに目立たぬユニットもある意味おそろしい。かくして場内は愛と平和に満ちたサンバの大合唱で大団円。ブラジル音楽ファンは言うに及ばず、美しい音楽を愛するリスナーの方々に何がなんでも一聴してほしい、それはそれは幸せなショウであったことをひときわ声を大にしてアピールさせていただく次第です。次回の来日時には、皆様も是非。(SAMBATOWN・ゼジ) |