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■ 4/7(金)FRICTION[RECK・中村達也] どえらいモンを見てしまった。4月7日、FRICTION[RECK・中村達也]@得三。FRICTIONにハマッてそろそろ20年になるが、その凄さにまたしてもヤラレてしまった。10年ぶりのFRICTION、「生きててよかった〜!」と思ってしまう程スゴかったのだ。RECKは床にエフェクターをズラリと並べ、「一体どーやってそんな音出してんの?」的サウンドマジックを繰り広げる。その音世界は「絶対的」で「リアル」。中村達也は豪快・縦横無尽でありつつ繊細にRECKとのアンサンブルを叩き出す。そんな2人の演奏にはこれ以上ない位の説得力があった。一曲観る毎に心臓をわしづかみにされ、グルグル引っ掻きまわされながら、「RECKがFRICTIONをやる」というのはこういう事なんだ、と改めて実感。メンバーが誰とか、もうそういう次元じゃないRECKの存在の間違いの無さに、脱帽!だったのでした。「いいライヴ」は年に何度か観る事ができるけど、「本当に凄いライヴ」は中々観る事ができない。そして、この日のFRICTIONは本当に「凄かった」。RECKがどれだけ「本物」かを見せつけられ、アンコールの「CRAZY DREAM」でトドメを刺され、完全に燃え尽きました・・・。それにしても、RECKカッコ良すぎ!56歳とは思えないイイ男っぷりに改めて惚れ直してしまったよ。(山田真由美) ■ 4/11(火)バンバンバザールクインテット 「良いライヴ」ってどんなライヴだと思います?それは、良い演奏であったり、自分にとって思い入れのある曲が聞けたり、客席が一体となって盛り上がったり、etcと、きっとこういった色んな要素を含んだライヴを指すんだと思います。そういった要素の中でも、メンバーが実に楽しそうにライヴをすると、観てる側も実に楽しくなる。この日のライヴは、まさにこれ!今回はバンバンバザールクインテットということでバンバンの3人+dr.はお馴染み平林さん。そしてtp.にレイバンがハマりすぎの(笑)下田さん。この方のtpでニューオーリンズの雰囲気満点。もう楽しくてたまらない。歌詞を忘れようが関係ない(笑)。1部最後にはb.黒川さんが歌うR&Rが大炸裂。2部はしっとりした感じで始まり、魔女の宅急便のテーマではg.富永さんのギターにうっとり。TOKUZOのようなハコだとメンバー同士のやりとりも分かる。曲順もその場の雰囲気でどんどん替えていくのも分かる。vo.福島さん曰く、「名古屋でも、こんなリラックスしたライヴができるようになって本当嬉しいです」と言っていたが、今回はメンバーが本当に楽しそうに演奏していたのが印象的だった。それにしても福島さん、あんなに歌ってんのに殆ど汗をかいてないの。なんで!?(浜 洋介/ザ・クラッツ) ■4/19(水)Unbeltipo Trio 昨年9月から約半年ぶりのunbeltipo Trio。眼鏡を忘れた佐野康夫さん(Ds)、譜面を忘れた・・のではなく、譜面をはずしたナスノミツルさん(B)、ニット帽がお似合い今堀恒雄(G)さん。よく目にする表現文で”リズムの伸縮に特化した●△□”。文字で読んでも「じゃあそれってどういうことさ?」こういうことなんだなあと。なかでもD.V.Bleachがすごかった。「この隙間によくこれだけ重なることができるんだ」と。ミルクレープというか、ハイパー餅つきというか。ふだんあまり興奮しないけれどちょっとこの日は大興奮。曲のアレンジでいろいろと変化があってもこの日のこの曲は特にすごかった。といっても、ただ単に私が「TOKUZOが落ち着くから」そう感じているだけの話かもしれない。ジモピーのかたよった感想?薬飲み過ぎて効かない体になる様に、聞けば聞くほど頭がおかしくなっていく。そして体がムズムズする。前回もこんなにムズムズしたかしら。これを解消するには、自分の中では”特殊カテゴリー”のunbeltipo Trio。次回は立ちの姿勢で、体内にアルコール注入して、特殊な波に乗っかろうと思う次第。きっと立っていた方が体が楽?メンバーの方々もそれぞれ多忙な様子。次がいつか分りませんが、それまでに足腰を鍛えておかねば。(ばば) ■4/21(金)「CRAZY FINGERS SPECIAL」 Dr.KyOn/リクオ/YANCY ゲスト:杉浦琢雄 とにかく楽し〜いLIVEだった、CRAZY FINGERS。フロアはこれから始まる時間にワクワクしているお客さんで満員。CRAZY FINGERSの代表曲でもあるリクオ氏が書いた「ピアノライダー」がBGMで流れるとお客さんの体が揺れている。子供からスーツ姿の会社帰り風の男性、キャッピキャピの女性、こんなにワクワク感が伝わってくるスタート前は久しぶりな空気。良い感じ。もちろん私も高鳴る心隠せず、さっさとビール買ってスタンバイ。なんてったってステージにはRolandとYAMAHAの鍵盤計4台がずら〜とセッティングされていて、しかもTOKUZO。指先まで見えてしまう距離で私が愛するピアニスト達の演奏が聴けるなんて、幸せ〜♪。ジェリー・リー・ルイスばりのびゅんびゅんグリッサンドとファンキーなフレーズ、ソロでも大活躍のリクオ氏歌う「ミラクルマン」はゴッキゲンな曲。これで聴くのは2度目のYANCY氏が歌う「EASTERN & WESTERN」、ラグタイムな音が旅に出たくなる。そして、Dr.kyOn氏の骨太なベースラインとダウンビートを叩く右手から始まる「HNMMER STREET」。最高にグルーヴィーな曲。めちゃくちゃかっこいい!曲々でメンバーが増えたり減ったりするのだが今日はクレフィンParty、ゲストの杉浦琢雄氏を加え、4台の88鍵ピアノの鍵盤が波打つ様子は圧巻。4人が歌い、鍵盤を叩き、踊る。吹き出しちゃうMC。そしてサインとビール。いや〜楽しかった!(加藤エレナ) ■4/26(水)エンケンバンド [遠藤賢司(vo.g)湯川トーベン(b)石塚俊明(ds)] 遠藤賢司は一人でステージに立った。半年前初めて観たときと同じだ。ギターを掻きむしる。ギターは力の限り大声を張り上げ、エンケンは負けじと叫ぶ。エフェクターをボディにガムテープで留められた異様なギターは、エンケンの手によって他のギターにはできない体験を味わわされる。フォークギターに持ち替えた指先からはさっきとは異なる次元の繊細な音楽が奏でられ、静かな歌がエンケンの小さく開けられた口から漏れる。ステージの端に移動したエンケンは、今度はピアノを悲しく歌わせる。振り幅のあまりの大きさに会場の温度が急激に変わる。再度ギターを手にしたと思いきや今度はハーモニカをブガブガ吸い吹きギターをぐわぐわ言わせながらドカドカとドラムを叩きまくる踏みまくる。やっとバンドメンバーが出てきた頃には場内の全てが芯からエンケン色に染まっていた。バンドは宇宙をどつきまわしていたが、残念な事にそこにはエンケン一人しか見えなかった。これはいかんともしがたい事だ。なぜならそこにはエンケンがいるのだから。アンコールを受け再び一人でステージに立ったエンケンは、最後の曲「夢よ叫べ」の途中からもどかしいとばかりにマイクを外れ、生声を伝え始めた。毛穴が開き血液がぞくりぞくりと音を立てて流れた。これがエンケンなのだ。(コバヤシゲヲ) |