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■4/13(金)BILL
HEID BAND 「あきちゃんこないだ“アレ”見に行ったらしいじゃん」(英)「あーハイハイ、ビル・ハイドでしょ、行った行った。実は、彼のサウンド聴いたこと無かったんだよ。最初『来たる!ハモンドオルガン!』ってな感じのチラシを見かけたのよ」(A)「へえーハモンドで来ちゃうか、なんかスゴそうだね。で?」(英)「いや〜来てた来てた。重量感たっぷりで、でぇ〜んと置いてあったよ。仏具にも似てるから何か親近感わくね。思わず手を合わせちゃった」(A)「そうそうオルガンもそうだけどレスリースピーカーも重いんだよねー・・って、コリャ、その重量感じゃなくてライブの感じが聞きたい訳よオレは」(英)「そうサウンドは、その重量感があったよ。ホンワカしてるようで太いようでシマってて浮遊してました。そんでもってB・H歌うたってたよ。これがよかった。“なんちゃらマリファナ〜”って、あれブルースなんかな?気持ち良さそうに歌ってた。ORGAN&歌、ものすごい聴きたくて、でも聴いたこと無かって、ホントよかったよ。やっぱ生で体感するのがいいね。あ〜気持ちよかった」(A)「そっか〜なんか結構楽しんだみたいだね。俺も行きたかったなー。ORGANに歌、そんでもってブルースなんかいったら、結構飲んじゃったでしょ」(英)「それがさー、財布を忘れて・・・」(A)「おみゃーはサザエさんかっ!」(英)(a-fank syndicate ■4/14(土)日本聖なる音楽祭プレイベント ダライラマ14世の呼び掛けのもと、6月に巌島神社にて催される、"世界聖なる音楽祭"のプレイベント。その総合プロデューサーである近藤等則氏と東京を拠点に活動するDJ SAHIB A.K.A. YAMAによるユニット、名古屋期待の現在進行形ジャズバンドJ's Bee、ダライラマ14世のインタビュー上映といった内容で構成され、若めの客層と古くからのファンが混じるという一種独特の雰囲気の中、J's Beeのライブで幕を開けた。生のグルーヴにサンプラー等を同期させた唯一無比の世界感は相変わらずで、夏以降に発売が予定されるアルバムにも期待である。ダライラマ14世のインタビュー上映をはさみ、近藤等則 & DJ SAHIBのライブ。多数のエフェクターが搭載されたラックの隣に近藤等則氏が現れ、左手でエフェクターをいじりながら演奏を始めると、ディレイをたっぷり効かせたDJ SAHIBのトランスフォマースクラッチが音の合間を埋めていった。近藤氏の"エレクトリックトランペット"はディジリドゥーのような轟音を響かせたかと思えばイルカの鳴き声を思わせる優しい音色を奏で、一つのトランペットで演奏しているとは思えない程多彩で、様々な表情をみせ、その容姿からは想像できない程のエネルギーとオーラを発し続けていた。圧巻。BILL LASWELL、JAH WOBBLE、THE ORB、等と共演する6月の宮島での期待は高まるばかりである。 (瀧健祐・DUBBINGSTORE) ■4/19(木)田辺マモル/柴山一幸 僕は普段音楽を聴くときあまり歌詞をしっかり聞かない人である。どちらかというと洋楽を聴くことが多いせいか、自分がサックスをやっているからかもしれない。歌もサウンドの一つと捉えてるふしがある。そんな僕にとってこの夜は実に新鮮なものだった。二人ともギターの弾き語りというシンプルなスタイルだったせいもあるだろう。まず最初の柴山一幸さんがメトロトロンレーベルのテイストで心地よく弾きだす。するとどうだろう、おどろくほどグイグイと歌詞が耳に入ってくる。「運転免許証もないからビデオも借りられない」「彼は持ち家じゃないから親の遺産もあてにしてない」などけっして力強いとは言えないような内容に引き込まれてしまった。ああこれはすごいリアリティーだ。「何をテーマに唄を造りそれがどれだけリアルであるか」絵空ごとのような唄が少なくない音楽シーンのなかで、新しい音楽との接っしかたを発見した僕自身が面白くて、そんなことを考えながら休憩時間をすごした。そして田辺マモルさんの登場である、ラジオでDJをやってたとは思えないMCをまじえてのステージからは明確なテーマとすさまじく力強いリアリティーが伝わってきた。この人はすさまじく力強く女の事しか考えてない!ワハハ!(鬼頭 哲) ■4/26(木)梅津和時こまっちゃクレズマー 黄緑色の衣装をまとったつるつる頭のおっちゃん。それはまるで湯がきたての空豆の様で思わず生つばをボクン、ビールが飲みたくなる。それが私が初めてみた梅津和時だった。メンバーがステージに上がった瞬間、何やろ?やけに貫禄がある。飛ばすギャグにも貫禄がある(寒ーくなるギリギリをせめている)。何気なく始まった一曲目から鼓動が沸き立つ。このおっちゃんら何者や??変拍子なのにからだがリズムをとってしまう。それでいて物悲しげなメロディーを、チューバをベースにクラリネット、サックスと管楽器独特な音色で歌う。そこにアコーディオンとバイオリンが絡み、東欧の民族色に染まってゆく。バルカン音楽、もしくはチンドン・・・いや、それだけでは物語れないジャンル、なによりもメンバーが出来上がる音楽を一番に楽しんでいる。お客さんはおこぼれをあずかりに来ている。メンバーそれぞれの個性的な具をステージの上で極上の包丁さばきで調理して、美味そうに食べている。客席には溢れんばかりの匂いが漂う。それをつまみに酒を飲む。これがこまっちゃクレズマーなのだ。そんな「匂いのする音楽」を聴きに、それを本気で楽しんでいるカッコイイおっちゃん達に会いに、是非十代、二十代の若者達に来て欲しいライブだった。(ふう・黒田奏) ■4/29(日)30(月)今池に春が来た2001 粋あり本気あり意欲あり健気あり満足あり都合あり理会あり。この祭には重大な欠陥がある。こっちの身体が3つ無いことだ。あれもこれも掛け持ちしたいが、一旦そこへ行くとどれもこれも腰を据えざるをえん。聴きたいのが、見たいのが、しかも普段お目に掛かれないのがいっぱいあったのに。移動の時も目と耳と心を塞いどかないと、誘惑の魔の手の多いこと。西から東から地元から、若?武者の揃い踏み。個人的には、俺のための祭じゃねーかと思ったね。もっぱら音楽方面に重点を置いて見て回ってたら、たいがい閉ざされた空間で聴いてる音が、みんなエレー開放的だわ。音楽ってこんなに楽しいもんなのか。老若男女プラス紙一重付近と、アッチ在住の人のほとんどが、しっかり楽しんだだろう。気の早い俺ナンザー来年はどーゆう事に成るのかテー期待がもう湧き起こってる。アッ、まだ今年の秋にもやるんだよな。告白すると、初日の雨で若干スケジュールが狂った時「シメタ!天皇賞、天皇賞」とその時だけは、浮気したけどそれ以外ズッーとくぎ付けだった。だいたいそう計ったように行ったら、「祭」で無くなってまう。以下は想像だが、打ち上げの後、スタッフの任を解かれた各々が個人に戻って「フゥ」と漏らした満足のため息が聞こえてきそうだった。旨い酒を飲んだんだろうな。(賊徒) |