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■ 2/6(日)「奄美シマ唄ライブ vol.9築地俊造・石岡春代」 奄美のシマウタは極めて唄者(唄い手)の個性が豊かに表れる。だから私のような奄美出身でなく方言が判らなくても声を楽しむということで充分惹かれるものがある。今回のライブは、その剛と柔の両極を楽しむことができた。築地さんの唄は、シマウタの第一人者たる自信に満ち溢れた張りのある声で、地声から裏声までよどみなく語り続け、かたや石岡さんは、やさしく包み込むような柔らかい声を響かせてくれた。築地さんが唄の由来についていろいろ説明しながら唄ってくれたのだが、こういうときは方言が理解できないのは非常に口惜しい気がする。(でも、最後の六調で踊れないほうがもっと惜しいのかも。)築地さんの特技に三味線とチヂン(太鼓)を同時に演奏しながら唄われるというのがあるが、今回もその神業を披露していただいた。あまりの激しさに三味線のコマが外れるというハプニングがあったが、そのくらい今回は唄にしろ三味線にしろ気迫がこもっていたような気がする。奄美にはまだたくさんの唄者がみえる。若い世代も続々と自分の個性を発揮している。今のメディアから流れている音楽に飽きてきたと言う方は、一度ライブに足を運んでいただきたい。きっと古くて新しいものに触れられると思う。(古田栄悦) ■ 2/7(月)BAN BAN BAZAR DELUXE バンバンバザールのステージに触れた日にはいつも、弾むような足取りで家路を辿ることができる。聞く人をそこはかとなく幸せな心持ちにする彼らの音楽はCDからでも十分に味わえるけれど、ライブなら尚更だ。リズムに合わせ体を動かす人、じっと静かに聞き入る人。楽しみ方は人それぞれでも、共通なのは、そこにある音楽が観客を包み込んでしまう不思議な感覚。そんな曖昧な「一体感」が客席とステージをしっかりとつないで離さない。挨拶代わりの「こんにちわ」から始まったこの日もそれは同じだった。少しかすれた福島さんの歌声、驚くほどに引き出しの多い富永さんのギター、静かにサウンドを支え、時に意外なキャラクターを発揮する黒川さんのベース。3人がそれぞれ三角形の頂点でバランスを取り、結果、何とも言えない暖かいサウンドが客席に届けられる。その上この日は「デラックス」だ。ドラムとラッパ隊のサポートを得て、いつもよりゴージャスで暖かく着飾った曲たちが僕らの耳に届けられる。それはきっと「バンバンバザールを聞けるという幸せ」に違いない。ウクレレトリオからホーンセクション入りの大編成まで、変幻自在の演奏スタイルでジャンルにとらわれない演奏を展開し、それでもなお、バンバンバザールはバンバンバザールであり続けている。このバンドの凄さは、そこにある。(まなぶ@名古屋) ■ 2/11(金)栗コーダーカルテット 前回の春風亭昇太を招いた10周年記念ライブを見逃してしまったため、ずっと栗!栗!と、いてもたってもいられなかったのだが、やっとTOKUZOへ来るってことで、栗コーダーカルテットを全く知らない初体験の友達も引っ張り込んで見に行った。最初から難易度の高い複雑な曲が続き栗コーダーのテクニックをかいま見る。本人たちにとっては恐ろしい緊張感であるはずの楽曲も、リスナーの耳にはなんとも言えないほのぼのした音楽となって聞くものを骨抜きにしてしまうのは、栗コーダーならではの魔力である。さっそく数曲を聞くうちに脳内で小人たちが踊り始める。程よい合間で、栗原さんのミーティングをしてるかのような絶妙のしゃべりが入り、会場はますます和やかな雰囲気に。リコーダーだけでなく近藤さんのギターや川口さんのサックスをフィーチャーした心地よい曲が続いた後、もちろんピタゴラスイッチのテーマ曲も演奏。心の中でプーピーと大合唱&思いっきりダンシング! 後半でのちょっとしたアイルランド民謡なども思わず小躍りしたくなる軽快さでトリップ。一緒に行った初体験の友達は後日「寝るときに聞くといいかも」と言っていたがそれは違う! このカルテットを聞きながら僕はどこまでも行進していくのだ。4人のリコーダーの音色に合わせて、永遠にステップを踏みながら。(温泉太郎) ■ 2/12(土)Ett 小学校の英語かなんかの授業のとき、武藤という奴が「数字の8を英語でなんというか?」との問いに「えーと・・・(eight)」と答えクラスが大爆笑。すごく腹がたった事を思いだした。えーと、先日のETTのレコ初ライブの件なんですが、実は1部のETTアコーステック観れなかったので感想書けません。だって人多すぎで開演時間になっても中に入れなかったんだもの。それはもうすごい人でした。でいきなり2部のカタリカタリですが、得三内「テンカラ」に合わせてカラフルな着物を纏った女の子が多い中、地味な普段着でステージにあらわれた二人。それがカタリの全てを語ってるような気がして、ますますファンになってしまいました。音もステージングも堂々したものです。カホンっていい楽器ですね。3部のEtt。この日は「テンカラ」に参加したミュージシャン全てがバックをつとめるという正に名古屋オールスターズ。人数のわりにはうるさくならずバンドとしてもとてもまとまっていたと思います。秀逸は「イネムリオヨギ」。僕はこの曲が好きで予想以上の演奏でニヤリとしましたよ>Keiさん。ライブでは久しぶりのドラムのノリスケの着物姿にほれぼれし、林さんのパーカッション+小道具さばきに興奮し、さゆりちゃんの姿と歌声にうっとりいたしました。(スミトモノリ@今池ハードコア) ■ 2/25(金)〜27(日)「いちごメロンSHOW vol.10」 「貴方、チョメチョメ好きですか〜♪」と我が社長の鼻歌のお陰?もあり、今だ頭の中がいちメロでグルグル状態。エロとポップが洪水のショー(なのか?)は10周年記念でさらにヒートアップ!中でも秀逸だったのが、“男女の営み”を自販機により擬人化したシーン。目からウロコ、「場末の自販機ガール、すげぇよっ!」と伝えると、「あれは、ボクがジュース買った時に缶ジュースって太くて硬いんだなあと思ったの。」とスンナリ浜ちゃん。彼にとってはあまりにも普通のコト。そんなこたぁどうでもいい!改めてガツンとやられてしまった。説明不能と人を連れて再度足を運ぶ方、いちメロマンに「OK〜!」とノリノリの一見サラリーマン風、R指定も吹っ飛ばす小学生のお嬢ちゃんと、いちメロエキスを注入されれば、誰もが口角上がりっぱなしと共に「愛しさ」のようなお土産をもらった気分に不思議とさせられてしまう。今池のココ得三だけでいちメロが成せるワザには、従業員として嬉しくもあり、羨ましい限りだ。日頃、落語やコントなどナマの笑いのライヴを企画したりという自分にとって、「なんじゃこりゃ!?」と混乱させられ正直、嫉妬感すら感じていた4年前が恥ずかしい。今ではどうやら、ワタシも愛しちゃってたみたい。秋口に再演のウワサありますよ!(得三のハヤシイズミ) |