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■ 1/2(日)3(月)4(火)TOKUZO新春お年玉ライブ 成人式を控えた小川君を始め、若いエネルギー漲る幕開け。そしてお次は、分かっちゃいるけどトロトロにさせられてしまう石河サマに、う〜んスウィーティ!その中、「とりゃあ〜!!」とギター侍?昌山氏のソロにガツン!思わず「トヨシ〜ッ!」と叫ぶワタシ。さらに大トリ永井氏登場でこれぞブルースイズオールライト!!やれ糖尿や痛風やら老いも若きも入り乱れてのアンコールの「IKO.IKO」でお祭りムード全開!●2日目。のっけから客席に飛び出すは、「2006年おめでとう!」と1年先をいっちゃうSAXの良子嬢に、う〜ん潔い!初見のお客さんも多い中、天晴れなグルーヴ!赤門パワー炸裂の中、精魂尽き果て?「Cold Sweat」でシャウトしながらズッコケるモリタ氏とバレーボールズも負けずとフルスロットル!●the PARTY。「大昔から季節しか変わらない」などつい咀嚼したくなる歌詞の数々が胸を打つ。お次は噂のカタリカタリにトホホで胸キュン、もはや名人芸の域?ほろ酔い気味貝がらMAX改メ洗いたてのスニーカー?に笑ってと、男達のペーソス溢るる千秋楽。怒涛のライヴ始めは、これぞ照明冥利に尽きる!?と高い所で誰よりも楽しみつつ、「ああ呑みてぇ〜!」と新春メニューのブリ刺し・アラ煮にただ指をくわえておりました。(ハヤシイズミ) ■ 1/18(火)第十一回TOKUZOレコードコンサート 『韓国歌謡の源流に迫る!』 高速で回転するSP盤。ガーガー、ギギッ、という盤キズ音はその歌が好まれた歴史を伝える愛しい音だ。さて、この日のレコードコンサートはそんなぬくもりに満ちた、しかし近代植民地朝鮮で、どんな流行り歌が生まれていったのかを振り返ることができる、貴重な体験だった。案内人に朴燦鎬(パク・チャンホ)さん。韓国歌謡史の研究と音源のコレクターとして、日本はおろか韓国でも知る人ぞ知る斯界の第一人者である。彼の渾身の著書『韓国歌謡史』を手にしたあほ犬こと森田氏の「こんな分厚く、細かい活字のしかも二段組。こんな本読む気がおきん!」という変な誉め方からこの日は始まった。当の朴さん、イヤ実は、この本は1945年の朝鮮半島の解放前までのもの、解放後の歌について書いたものは数千枚に達していて、これを近い将来上梓したいとのたまわれ、あほ犬氏を軽く受け流すのであった。こんな感じで、朝鮮で最初のレコードから、朝鮮人軍人の戦死をたたえるグロテスクな朝鮮語の浪花節までを顧みた。歌は世につれ、人につれ、そこから見える時代に忘れてはならない歴史と人間の息吹がある。朴さんの訥々とした語りに会場がマッタリした頃、「センメッチュ(生ビール)」というグループのチャンゴ演奏があったが、その名にふさわしく泡のようにハカナい演奏は、ほんの覚醒剤であった。(泡) ■ 1/19(水)NEW PONTA BOX 村上秀一この人の魅力は勿論ドラマーとしての存在感だけで済ませては面白さに欠けてしまう。ライブ前から客席で出来上がっていて(笑)ステージに上がるなり今日は真面目にやりません。と!毒を吐くその次点でわくわくさせる人間身ってなんだろう?3バスに5タム、2スネアを操り決め事のごとく16刻みを入れ一つの音に魂の込められたビート。エロチックでダイナミクスなシンバル。一つの音を出して素直に人間身がでるって、聴いてライブを味わう楽しさがる。ハービーハンコックにユーミンや吉田美奈子も彼の毒舌の餌食に!“山下のたっちゃん”だけは言えね〜頼むからやめて〜っ(笑)すべての言葉がドラム叩いてる時と変わらない面白さだ。でも、きっとポンタ氏は毒舌ネタにするぐらい皆、大好きなんだろうね。彼の魅力はそこなのです。MCの時に、ちきしょう〜俺この曲一度も上手く叩いた事ね〜んだよな〜って、言っても叩くと、まるで小さなオーケストラでも聴いている様な空間に様変わり!今回のツアーは積極的に若手ミュージシャンを起用してのツアーだった事もり、未完成で荒削りながら今後の期待を想像させるライブだった感じ。最後にとても印象にのこった事があった。日本人は皆、歳とると音楽聞かなくなるんだよな〜外国じゃ考えられないよ!本当にみなさん音楽を聴いて下さいよ!その言葉を訴えている時、ポンタ氏の表情が一番悲しげに思えた。(Tie Corie:[Percussion若海英治) ■ 1/21(金)騒音寺/フラワーカンパニーズ この日は、騒音寺とフラワーカンパニーズのお祭りバンド対決でした。同じお祭りバンドでありながら、騒音寺は恥も外聞も明日の仕事も忘れる「踊らにゃ損損!」の祭り。一方のフラカンは終わるのが分かった上で最後の見せ場の打ち上げ花火で盛り上がってる祭り。どんな火花を散らすのやら?!と期待しておりました。まず最初は騒音寺。最初から飛ばす飛ばす。「魅せる」というコトに対してココまで真摯なバンドは、他にいない!と思わせる程のパフォーマンス・リズム・メロディ。怪訝そうに見ていたフラカン目当てのお客さんも、騒音寺のグルーヴにつられて、ついつい踊り出したりして…。そして次はフラカン。すごい疾走感でした。曲を重ねるにつれ、狂喜を含んだ観客を巻き込んで加速していく様は、正に平成の「ええじゃないか」。迫るものがありました。Pick Upでワタシが書いた、「流血バンドなんて言い方はちょっと適切でない。」というMCがあるも、ワタシの目にはやはり満身創痍のまま走り続ける、変わらないフラカンが映っていたのでした。お客さんはお目当てが決まって来ているにも関わらず、二つのバンドが相手の客を魅了しているところに、この対バンの意味があるような気がしました。特別メニューの「Tokuzo特製Rock'n Dog」も完売し、本当にいい夜でした!(福岡美咲) ■ 1/28(金)羅針盤/割礼 独特なうたい方の両ボーカル、対称的なようで、どこか似ている部分がある。ものすごくエモーショナルなところだろうか?でも、においがちがう。待ちに待ったこの日だった。私は山本精一さんが大好きです。見るたびに変化しているのを思います。サイケでフォーキーでとか、そんなコメントいらないと思うくらい、素直にいいって思えたライブでした。そして、いつも新鮮!いつも、私は少しぽろっと涙が出てしまいそうで、私の心をうるおわしてくれるのでした。曲はやさしいのに、根がつよくはっきりしていて、消えていかない。安心まで感じます。割礼のライブは、これで見るのが2回目になりますが、言葉は矛盾しているけど「ゆっくりではやい」という感じがする。何か一定のリズムの、ゆっくりうねうねした、乗り物に乗っている、そんな気分でした。宍戸さんのスローモーションのような詩は、べっとりと体に付着しそうに、TOKUZOの場内を飛び交っていました。まるで便器についた、流されずにいたうんこと同じくらいの、こびりつく強さで・・・。ねちっこさまで感じました。なちっこいといえば、ねちっこくひつこい男ほど最高と感じる女性がたまにいますが、それと似通うところはあるのでしょうか?実際にプレーヤーの方々の、プライベートなところが気になりました。(幸亜) |