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■7/5(月)Elliott
Sharp/Carl Stone/臼井康浩/KOJI ASANO もう10年も前になるだろうか?、エリオット・シャープがジーナ・パーキンスと共に来名したのは。その時彼は例のトレードマークだったギターとベースのダブルネックを抱え、足元にはエフェクターをいっぱい並べていた、そして出てきた音は、いわゆる普通の美しい楽器音とは異なるのだけど、美しい「ゆがんだ音」だった、しかし私が驚いたのは、その演奏のスタイル(やり方)だった。それは即興の良い面と作曲の良い面をみごとに融合させたように感じ、こんな人がいたこと自体ショックだった。前置きが長くなったが10年の時が過ぎた、それから彼も時代に平行して変化した。今回楽器はダブルネックではなく、ゴダンというメーカーのエレアコだった、しかもナイロン弦の楽器なのに、むりやりステール弦を張っている(笑!)、そしてエフェクター郡のかわりはラップトップPCであった。10年前に比べると、耳に聞こえてくる音色は確かに変化しているのだけど、美しく「ゆがんだ音」の印象は、確かに心に浸透してきた。わたしなりに彼のスタイルを解説するならば、二つのラインを自分で作りだし、そのライブ空間に漂わせるのである、それが総てと言っていいだろう、そこに出来る、「瞬間の縦の響き」こそが、たぶん彼の結論(音楽の確信)なのであろうと思う。(鈴木茂流) ■7/8(木)CO2 料理番組では、その料理をコメントする際、“うまい”“おいしい”だとかいう言葉を使わずに美味しさを表現しないといけないらしい。そんな時よく耳にするのが、“いやあ、言葉にならないです。”まさにそんな台詞が何度もでてしまうライヴでした。サックスのユニゾンでテーマが始まり、その後のソロ回し。スリリングな緊張感の連続にユーモアのスパイスが効いた演奏は、とびきりクールでヒップ!Asの林さんは、リードのコンディションがあまり良くなかったのか何度か交換する姿が。しかし、全然!切り裂くような音色、最高です。片山 (ts)さんは、もうとにかく吹きまくるという感じで、もはや誰にも止められません。そして、あれは狙いなのか、計算?なのか加藤 (g)さんのアドリブ攻め。なんといっても早川 (b)さんと芳垣 (ds)さんのガッチリしたリズム。ああ、これがプロのミュージシャンだと実感、そして脱帽。白熱ライヴに、もう、お酒の酔いも早くなるってもんです。何だか分からないけれど、“ごめんなさい!”って誤りたくなるくらいかっこいい。森田社長によると、ライヴ後、片山さんらは散々呑んだにも関わらず、翌日昼にはまた呑んでいたとか・・。真似できません。やっぱり色々文句を並びたてても最後はこうなっちゃいます。“う〜ん、美味いっ!”(サワ) ■7/19(月)Warehouse warehouse 2nd CD発売記念東海・関西ツアーの二日目。「Patrol Girl」、ジャケットも素敵。蒸し暑い日でした。お昼にはレコード店でインストア・ライブもあったりで、warehouse漬けな7月19日海の日でした。余談ながら、わたしは鬼怒さんが参加されてるユニットの中でwarehouseが一番すきです。「一番」と言い切るには、まだ見たことのないもの(bondagefruitとかその他?)もあるのだからおかしいけれど、なんとなく惹かれるものがある気がする..。ゆるい感じ..というと緊張感がないみたいないいまわしだけれど..「不思議な3人組」な魅力。ぴったりな日本語が思い浮かばないわ。演奏はもちろんながらmcも面白かった。鬼怒さんが支離滅裂?な事を言い出しても高良さんと大坪さんがまとめるまとめる。鬼怒さんがmcを曲名につなげよう(?)、と言い出し、でもつないでいるのは...。「不思議な3人組」。高良さんが使ってたゴムべらみたいなものでたたく楽器が面白かった。いろんな楽器がみれるのも魅力。またライブいきたいなあ。ライブもよかったけれど、トクゾーで食べたゴーヤ入りのピラフも美味しかった。いろいろと美味しい時間が過ごせてよかった。どうもありがとう all。(馬場博美) ■7/25(日)「中島らも全快祈願ライブ」騒音寺/貝がらMAX/大転卵 「酔っ払って階段から落ちて入院した」と聞いた時、不思議と驚きは無かった。「らもさん抜きのライブをやる」と聞いた時も、行くのをやめようとは思わなかった。会場には、次から次へとお客さんがやって来た。皆どうやら同じ気持ちらしい。はじめに、急遽大阪から駆けつけてくれた女の子パンクフォークデュオ大転卯が、緊迫したステージングでココロをえぐり、バトンを渡すと、ステージをありふれた日常に変える貝がらMAXが「純愛」を独自の解釈で歌いあげ、場内を沸かせる。トリは、唯一無二のロケンローバンド騒音寺。名曲「教訓」をきっちりと料理し、場内を躍らせるあたりは、もはや貫禄十分。いないはずの「中島らも」がバンド、観客、スタッフをひとつにする。終わってみれば大盛況。全快を祈願した素晴らしいライブの出来上がりだった。喜怒哀楽をつめこんだ記憶に残るライブだった。しかし、このライブを見届けるようにしてらもさんは亡くなった。享年52歳。僕は、またひとつ大切な教科書をなくした。ふと考える事がある。あの一連の出来事は、実はらもさんの演出だったのではないだろうか。もしそうだとしたら、またしても僕はらもさんにシテヤラレタことになる。「ふっふっふっー」あの笑い声。「悲しいときにこそ、笑うのだ」ひたすら悔しく、そして悲しい。合掌。(あさいするめ) ■7/30(金)栗コーダーカルテット ゲスト:春風亭昇太 CMやサントラなどでおなじみの栗Qの10周年記念ライブ。この日のゲストは春風亭昇太さん。会場は満席でこの日のために限定発売された、得三オリジナル栗Qマロンパイ(非公式の旗付き!)は、なんとライブ前に売り切れ!なぜか会場に拍手がわきあがる。そのほのぼのとした空気の中、メンバーが登場。なんだか男4人で風貌に似つかわしくなく、最初はリコーダー4本の曲から始まる。もともと違う楽器でそれぞれ活躍していた人達が集まったからか、それぞれのセンスが光る、味のある演奏でどんどん引きこまれていく。曲もいい曲書いてるなぁ。それに、なんとなく集まった4人なんて言ってたけど、実はリコーダーって音はすぐ出ても、システムが単純だからこそ、難しいはず。なのにあのテク!曲が進むにつれて、メンバーそれぞれがギター、ピアニカ、サックス、チューバ、パーカッションなど、どんどん器用に持ち替えていく。いや〜!どれもこれも、見て楽しい上にかなり聴かせる演奏でした!これはぜひ生で観て下さい。昇太さんとの共演も栗QらしくCMをネタにしていて絶妙で面白かった。帰りに、10周年記念に出た楽譜も買っちゃいました♪最近、他の楽器もやってやろうと日々たくらんでいる私にとって、と〜っても刺激的な夜でした。(シノノメソラ・岡林和歌) |