■5/3(月)Zi:LiE-YA

 「日本(ニッポン)IS BURNING」この国には何かとうんざりする事が多い。憲法記念の日、ボクはTOKUZOにいた。まずは「chain of fools」。クール&スマートな演奏できっちりと場内を暖めるところは流石。そしていよいよ「Zi:LiE-YA(児雷也)」がやってきた!ミラクル・マッハで飛んできた!!骨太なリズム隊、踊るツインギター、妖艶なボーカル。すげー音だ、がっつりがっつりやってくる。ババババーン、次から次へと飛んでくる。腰に頭にココロに突き刺さる。電光石火、とてもかわせない。サンハウス、ルースターズも吹き飛ばし、Zi:LiE-YAの現在(いま)がやってくる。記録じゃなくてリアル。とても座ってなんかいられない。アドレナリンがとまらない。TRIP、TRIP、TRIP!!こんなヤバい感覚、ガキになんかわかってたまるか。大人になるのも悪くない。おいみんなこれがROCKだ覚えとけ。すっかり打ちのめされたボクに、柴山(菊)氏が書いてくれたサインには「日本LOVE」って書いてあった。日本もまんざら捨てたもんじゃない。さあZi:LiE-YA、「この国の憂い」をブチコワセ!「この国の迷い」をブットバセ!ボクのココロに寝癖をつけ、「うれしい気持ち」にさせたすけこまし、また来てね。良か良か。(あさいするめ)
■5/13(木)羅針盤 opening act:6EYES

  先日行われた鶴ロックで強烈なステージを魅せてくれた6アイズと羅針盤のライブとあっては観ないわけにはいかないだろうということで得三に出かけてみた。まずは6アイズ。うーん曲がいいなあ。座って観るのは始めてだったのだが改めてじっくり聴くと曲の良さに驚かされる。しかしながら、じわじわとあがるメンバーや楽曲のテンションにやっぱり6アイズはスタンディングでかぶりつきで観たい!と思った。そして羅針盤。ベースが抜けたと友人に聞いていたので少々不安になっているとゆったり山本精一さんの登場。今日は舞台の真ん中ではなく左端での演奏。やはりギターを中心とした曲が多い。同じ曲でもベースがあるのとないのではこうも違うものなのか。気のせいかライブも淡々とすすんでいったように見えた。それでもそこに山本さんの声が入るとやっぱり羅針盤なのである。本人は自分の声があまり好きじゃないらしいのだが僕はとてもいい声だと思う。★余談:終演後、友人と「きも善」にて酒を飲む。23:00帰宅しようと思って自転車を走らすとこの時間開いているはずのない店がやっているのを見つけてしまう。なんでも大雨警報が出ているので早めに店を開けたとのこと。なんのこっちゃ。★教訓:得三にいったあと大丸に行くとライブ評の依頼がくる。(スミトモノリ)
■5/19(水)MAVIS STAPLES

 「Sha-Na-Boom]で、まずは会場の空気を暖めると、すかさず「I'll Take You There」に似たミディアムナンバーへ。声が出ていなくて、最初は少し戸惑ったが、当の本人は、そんなこと全く意に介さない様子で、一語一句、客に語りかけるように歌っていく。一挙手一動が、すべてファンキーなグルーヴを放つ。クールな中で、ここぞとばかりのシャウトが、胸をわしづかみにする。もうたまりません。3曲目「Do It Again」が始まる頃には、すでに顔中がびしゃびしゃになってしまっていたのでした。喉も徐々に温まり始め、荒れたままだが声はどんどん出てくる。ステイプル・シンガーズ時代のブルージーなフォーク・ゴスペルでは、ドラマーが、おやじさんを彷彿とさせるフニャフニャボーカルを披露し、ブルース好きの若いギタリストもちゃんと配置されていて問題なし。「THe Weight」や新曲のマイナーバラードでは、みごとに表情豊かな歌唱をじっくりと聴かせてくれた。キング牧師や公民権運動と実際深く関わっていた話の後に、その時代のメッセージソング「Why 」。あとは「Respect Your Self」「I'll Take You There」と大満足で、さすが、さすがと思っていたら、その後のアンコールが凄まじかった!後半のプリーチで、嵐のようなスクリーミン・シャウト!!だから、ホンモノは違うって言ったでしょっ!!(森田)
■5/27(木)遠藤賢司 ゲスト:鈴木茂

 ステージには誰も居ないのに、照明が落ちるとエレキ・ギターの音が響き出し、舞台の袖からアンプを背負ったエンケンが登場。「純音楽の道」での始まりに、店内大拍手。背中のアンプの横腹には“笑っていいとも”のステッカー(だいぶ前に出演してたね)。時折後ろ向きになってアンプの音を客席にもっと聴かせようとしたり、最初から飛ばしてくれるエンケン。2曲目からは座って「カレーライス」から「東京ワッショイ」までマーチンD35とD28、それにウクレレを巧みに操り怒涛のような“純音楽の世界”。30年以上(結構間があいたりしているけど)遠藤賢司を聴き続けてきてるけど、エンケンはいつもエンケン。初期の頃の「ほんとだよ」「夜汽車のブルース」、近年の「純音楽の道」「夢よ叫べ」まで、いつも目一杯、真っ正直に真っ向勝負のエンケンの唄声には、またまた元気をいっぱいもらって最高(エンケンは天才!)そうして、ゲストの鈴木茂がまた良かった。こういう形で観るのは初めてだったけど、その貫禄と音楽性といい、驚きと共に再認識、ウクレレでのリードギター(?)にも感動。ただ、エンケンのどんな話にも呟きにも過剰に反応してホホホッホホホッと笑う女性客にエンケン、結構ムッとしてたけど“悪気はないってわかってるヨ!”って笑ってた。(ゆきやす)
■5/31(月)cjammbon

 こんなライブを観たのははじめてのことだ。基本的にライブを観るということがあまり好きなほうではないので、そんなに数多く観てきたわけではないんだけど、2時間そこらのライブをずっとあきずに観続けてられたというのがはじめてのことだった。ベースのみとさんが「今日はなんにも決まってません」みたいなこといってたけど、長い間いっしょにやってきたメンバー同士なんだから、この人があー弾いたらこのひとががこう弾いて〜みたいなある意味予定調和的なとこがあったりするに決まってるじゃんなんて思ったりして、ちょっとさめてたとこがあったんだけど、でも、いったんはじまったら、いつのまにか自分もいっしょになってライブをしている気分になってた。そして、またいつものように自分がそうゆう偏屈な音楽の聞き方をしようとしていたことに気づいて、自分の小ささを痛感しつつも、そういった考えをふっとばされるぐらいの力をもったすばらしー音楽に出会うたびに、音楽ってほんとやめらんねーぜーって思うのでした。で、結局なにが言いたいかっていったら、そんだけクジャムボンのライブがよかったってことなんですけどね。だって筆無精の自分が手挙げてまでレビュー書きたいっていったぐらいなんだからー!といいつつ、入稿日にまに合わなくてすみません。(Arrows:山内)