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■ 11/1(土)feep/asana/club
phonicarte no.3 チェロの音色をいかした美しい音響を聴かせたclub phornicarte No.3に続いて、柔らかくスケールの大きなasanaの演奏が熱を帯びてくるころには場内かなりの人数となり、立ち見がでるまでになっていた。1stアルバム「the great curve」発表後の名阪ツアーとしてTOKUZOにやってきたfeepは、名古屋では初めてのライブとなる。ステージ上はフロントにサックスとトランペットが並び、右奥にリーダーでギターの大島が位置して後ろにドラムとベースとなる。ステージでのメンバー紹介ではもれてしまったが、客席後方のPAブースでは6人目のメンバーがミキサーを持ち込んでいて、ステージで発せられた音をラインで収録してダブミックスを施していた。演奏面でまず印象的であったのは強力なリズムセクションが織りなす太くうねるようなグルーヴであり、そのドラムとベースがリズムを刻む空間をトランペットとサックスとギターが交互に切り裂いていくかのようであった。11月下旬の東京でのライブにてfeepとしては活動休止するとの発表があった。今後はメンバー内でのデュオ・トリオ等の編成でライブを行い新たな方向性を探って行きたいとのことです。活動休止とは残念ですが、この日TOKUZOに足を運んだ人は、幸運にもfeepの5人編成での完成形を目撃したのかもしれません(森末潤一) ■ 11/4(火)Slickers/ギターパンダ パンダの着ぐるみでビックリ!そのままヤギヌマリョウさん(ds)とメンバー紹介の歌。一度聞いたら忘れられないとはこの事。今でもフッと口づさんづさんでしまいます。2人の“ROCK”は本当に心地良く、周りをみても泣いている人、大爆笑している人、自然と体が動き気持ちよさげにノッている人。演奏終了後、すかさずCDを手にする人(僕も買いました!)今池まつり他名古屋・今池を熱く盛り上げた2人は、この夜もみんなもボルテージを最高潮にっ!!そして興奮冷めぬ間に、Slickersだ〜!僕はCD“磔磔”でしか味わったことのない感動が、今、目の前で・・。各方面で自身の力をフルに発揮している6人。難しいことを抜きにして“音楽”と深く携わっている人達。この世に生まれ、Slickersを結成する事など分からずに巡り合ったメンバー。とにかく音楽を純粋に楽しむ6人を見て、本当に感激、かっこいい!京都“磔磔”、名古屋“得三”でのライヴを経て、又個々バラバラに活動。またいつの日か集結し、Slickersサウンドをみんなに聞かせて欲しいです。この2つのバンドを見て、さらに「やっぱLIVEだなっ!」って思いました。楽器が弾けなくても、1つの曲でみんなが1つになれる。この気持ちは、他に変えがたい物です。(ほりうち学) ■ 11/8(土)ROCK'N'ROLL GYPSIES 中学生の時に分かっちゃった。「どうしようもない恋の唄」がものすごい唄だって事。何の根拠もないけど確かに本物の唄だって事。歌詞と声とギターと全部ひっくるめて…。あれから年をとってオヤジになる間にも友達になったりするタイプの人とはこの唄についてよく語り合ったりしたものだなあ。 約20年ぶりに見る花田裕之をはじめ元ルースターズの面々。満員のトクゾー。オープニングは軽くウォーミングアップでインスト、なんだけどもうこの1曲で心もってかれちゃった。昔のライブよりも目の粗い音(グランジ以降の影響か…←古い表現ですいません)と感じたり、やっぱり変わっていないなあと感じたり。大江脱退後のライブで気になった花田のボーカルの弱さもあまり気にならなかった。オッ!!「どうしようもない〜」「ケース・オブ・インサニティ」って具合に昔、思い入れたっぷりで聞いていた曲がなんだか軽くストレートに入ってくる。それはたぶん花田に宿っているすがすがしさやドライな瞬発力。そんなものの影響の様な気がする。色々なバンドで活躍中のメンバーだけどやっぱりこの4人が揃うと違うんだろうな。ロックンロール、ブギー、ジャンプブルース何をやっても軽く決まっちゃう。ライブが終わってビール飲みながらみんなで話してた。「ルースターズって本当にいいバンドだったんだな」って。(石黒 賢) ■ 11/10(月)長見順 バンド/HOOKS 仕事を終え、急ぎ足で得三の扉を開けたならHOOKSが熱い!入った瞬間に濃厚で熱い空気がムンムン!さすが〜つわもの揃いのオヤジ達〜、余裕があって、真摯で熱い!この音に対する姿勢にあらためて大切なものを観たと思うのです。もうグッと来る!シビレルって、こういう事だ。◎★男臭く熱いテンションのまま一気に流れるのかと思いきや赤いギターを持った若い女性が一人、クインビー・ケイコさん。落ち着いてブルースをしっかり聴かせ、男っぽい場の空気を中和させてくれました。★客席に赤いコートの金髪美人、長見順登場!MCしょっぱな○○○嫌い〜毒っ気たっぷり〜(鼻にかかった可愛い声で)すごいメンバー従えて、踊りながら踊りながら親指ギターで自由に歌う!独特のエグイ音とスウィングするようなグルーヴの軽やかさ。〜オヤジ臭さと可愛い声〜、このギャップがいいんだなぁ〜。言わずとしれた片山さんのSAXにシビレまくり、上村さん岡地さんの確かなリズムセクション!いつもの事ながらドラムの岡地さん、シンバル壊してました。ヒットが凄い!(力まかせでは割れません)もう一音一音にシビレます。途中、女性ドラムグレースが岡地さんと代わり、もの凄いドラムの嵐〜エネルギッシュ!なぜか後半、脱力オヤジラップをやったりしてました。もう盛りだくさんの濃ゆい『オヤジ(CDタイトル)』な夜でした。(太朗) ■ 11/30(日)SATANICPORNOCULTSHOP ヲノサトル/YUKO NEXUS6/ホッピー神山 最初に登場したのはヲノサトル。中盤には彼が得意とするモンド的ラウンジ系快楽音楽を挟みながら、サイン波とホワイトノイズを主体とした音楽を聴かせる。とは言え、ありがちな音響系を想像してはいけない。抽象的なのは表面だけの話で、実際にはサービス精神に溢れた職人技で聴かせどころ満載。★ヤン・シュヴァンクマイエルのアニメーションを素材にパワフルな映像と音響を繰り広げたのがホッピー神山。ビデオ処理自体は単純だが、その操作がスト レートに音へと連動しており、卓越した力量によって圧巻のパフォーマンスを見せつける強靭な演奏と言える。ただし、その意味では後半のパルス的リズムは腑に落ちなかった。★Yuko Nexus6は、艶やかで可笑しげな歌をひとしきり歌い、それをサンプリング素材として、コンピュータの処理を聴かせる。古くから彼女が得意とするスタイルだが、洗練された処理も朴訥な処理も混在させて厭わない姿勢が、陳腐化を拒否している。途中から宇宙ビーム銃も加わり、最後は録音された歌を浮かび上がらせる起承転結構成。★最後は4人組SATANICPORNOCULTSHOP、気狂い系のアイテムを散りばめて、21世紀のTGを目指しているのかな。しかし、男性ボーカルは凶暴そうなアクションに反して、迫力のない歌が拍子抜け。一番普通っぽく奇麗なお姉さん系の女性ボーカルが、実は一番狂ってるのかも。(赤松正行) |