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■7/2(水)国本武春 浪曲といえば、古めかしいとか難しいと思うだろう。だが、ある縁で誘われ、それにすぐに飛びついたおかげで、彼の音に出会えた。こんないいかげんな性格がプラスに働くとは!それはさておきライブ。三味線とシーケンサーだけで何が起るの?何が出来るの?と不思議だった。しかし始まるや否や、「声」がガツンと頭に響くほど激しく、素晴らしく、そんな心配は杞憂だった。三味線をギター、いや魔法のように扱い、声で観客を引き込み、皆と一緒にステージを作る、この雰囲気に酔いしれてしまった。合いの手の型を守るのも、もちろん破るのも両方とも楽しめ、観客全員が「いよっ、日本一」と叫ぶ。ロックバンドの定番の掛け声よりもっと強く、自分も演じ手の一部になれることが何よりも新鮮だ。今回は恥ずかしがってうまく掛け声を出せなかった自分が悔やまれる。後日「頭山」を見た。驚きながらも、懐かしい、そしてライブがはっきり思い出されると同時に、しばらく見られないのだと思い、少し寂しくなった。声のイイ人に会いたいな、そう思いつつも。(大野有加) ■7/11(金)12(土)仲井戸麗市 2曲目「飲んだくれジョニー」で、目の前の女性のTシャツが気になったのか、チャボいきなり脱線。アッ!何かライヴっぽい(?)ここでまず最初の来てよかった。実はライヴに足を運ぶのは、5,6年振り。得三もこれがお初!チャボに至っては10年振りぐらいか。それにしても変らないチャボは、愛すべきカラ元気も健在、イイ感じである。そして、この後、来てよかったが何回も続く。チャボ流和訳が印象的なCCRのカバー「雨を止めるのは誰」、新機軸(?)まじめ君をバックに「アメリカンフットボール」、レインメーカーなる楽器を奏でながらの「オータムレイン」と「ガルシアの風」後半での夏木マリに負けるな!ポエトリーリーディング、自分のR&Rは?と自問しながら聞いた「My R&R」、9.11対イラク戦争へのチャボの想い「悲惨な戦争」、そして大大大好きな「ティーン・エイジャー」。終わってみれば3時間を越えるライヴ。楽しいMCも含めて、堪能しました。MCといえば、16才の少年が自分のライヴに来てくれたことをうれしそうに語っていたのが印象に残っているのだが、確かに今回も若い子は少なかった。チャボの唄は10代の少年にも十分有効だと思うのだが、届いていないのだろうか?その辺、ちょっと残念。次回はギブソン340を弾きまくるチャボを得三で是非!(K&K 松井) ■7/16(水)板橋文夫(p)・竹澤悦子(箏) special guest:おおたか静流 板橋さんのピアノとの出逢いは2年半くらい前の「ハシケンのフルスイングセッション」だった。「うわぉ!こんなピアノ初めて!!」衝撃的な出逢いだった。ライヴは今回がまだ5回目〜の新参者なのであるが、板橋さんは私にじゃーずの扉を開いてくれた大切な人である。今回のライヴを知って「えっ〜!筝とのセッションってどんなんや?おおたか静流さんのヴォイス!!なんか想像もつかへん世界やし・・」なんて期待で胸を膨らませながら得三への道を急いだのであった。(ちょっと“こわいもんみたさ”みたいな・・・!?)おおたか静流さんの類まれなる自由で前衛的でそして力のあるvoice、竹澤悦子さんの「これはギターか、ベースかぁ?」と耳を疑うほどエキサイティングでパワフルな十七弦とまさにじゃーずな筝の音色。そして、絶妙のバランスで板橋さんのピアノが♪TOKUZOの夜〜♪に我々を誘ってくれるのであった。何とも摩訶不思議な夜だった。アンコールでの美しく切ない名曲「for you」と共に今回、鳥肌が立ち、背中に電流が走るくらいにやられたのが、三味線で地唄とピアノそれとヴォーカルが加わったセッション。♪G線上のアリア♪だ。バッハと地唄!?「なんなの〜これは!!」胸がキューんとなってなぜだか私は泣いていた。音楽ってすごいな。何でも有り!だな。既成の概念を打ち破るとってもじゃーずなトリオだった。また来てね♪(CHIKA) ■7/28(月)原マスミ 去年のライブでは『海の蓋』にて大号泣。ど真ん中かぶり付に居て、涙ばかりか鼻水も止まらず大変困った。宇宙のヒミツの仕組をサラリと解き明かし、「イトオシさ」と、この世で唯一絶対である「死」を両の脇に夫々置いて、何の衒いもなく歌にしてしまう。原マスミ式錬金術(動力は独特の首振り奏法?)で煌めく、昭和が平成になっても変わらず、いや年号のない頃から未来へも続く、イツの日かの「キミ」と「ボク」の姿。 その歌は至極易々と、一等タイセツな、イマいちばん傍に居て欲しい人のコトを思い出させる。それは大概、もうこの星の上では二度と出逢うことのないカタチなのだけれど・・・・・・所詮ユメ、虚像と知りつつ、それでも願わずにいられない彼岸のモノとの甘やかな逢瀬。醒めれば、慈悲深くも残酷に過ぎゆく時間、怖ろしい程の孤独。会者定離というけれど、無くなってくコトより「どうしたってココにあってしまう」コトの方が、ズイブン面倒でリアルに切ないのだ。あ〜ダメ、『夢ならば簡単』でまたもや落涙。今年は後ろの方でヨカッタよ、全く。 今夜も眠る前こっそり、宇宙のキネティックに祈ろう。ヴェガとアルタイルの如く、年に一度でいい。巡り来る七月の宵、きっと名古屋で逢えますように。そしてまた、瑞々しくヒカル果実のような、原さんの歌がたくさん聴けますように、って。(江藤莅夏) ■7/30(水)あらかじめ決められた恋人たちへ/スティーブジャクソン <スティーブジャクソン> 意外と甘い声で歌うモモジくん(新栄「カノーヴァン」のスタッフ)とひたすら色々な楽器を弾くステキなヒジリさん(ザ・シロップというバンドのメンバーでもある)のユニット。私見ですが、スティーブジャクソンの面白さを一言でいうと「モモジ君やばい!!」とにかくモモジ君の人柄を知っていて聴くとより面白い。それは美空ひばりの人生を知った上で彼女の歌を聴くのに似ている。メロディはさわやか。e.x.「一見普通そうなのに。。」 <あらかじめ決められた恋人達へ>大阪の「ベアーズ」という特殊ライブハウスからやってきたアーティスト。パフォーマンスも音も面白かった。暗闇でヘッドライトを付けてかけまわったり、ピアニカを弾いたり。何か見入ってしまう独特の空気感だった。あと大阪の空気を感じた。曲の方は例えて言えば、ハードボイルド探偵と美人の恋人が必死で悪者から逃げている映画のシーンとかに流れそうと思った(ノスタルジック)。あと、ライブ中いきなりヒジリさんのフルートとセッションした時も驚いた(リハでいきなり決めたらしい)。「思い付かない組合せだ!!」「あまりにも雰囲気の違う2人。。」という皆のつぶやきが聞こえるようだった。。(勝手な思い込み?) あー得三のキールという酒はうまいなあ。。あと、もしかして、あらかじめ決められた変人達へなのでは?ワラビモチ万歳!!(すみません、酔っぱらいなので気にせぬよう。。)(PHIRIP) |