■1/2(火)〜4(木)新春お年玉ライブ2001

2日:新年の幕開けはブルースセッション。普段なかなか他の場所へライブを観に行くことが出来ないのだけれど、少ない機会ながら去年一年間で目に付いた人達で組んでみました。それぞれ、気合いの入った演奏で楽しめたぞ!同業者で、なかなかライブに来れない深夜の常連客が見に来てくれて、「いや〜、面白いっすねぇ。毎年やってたら絶対お客さん増えますよ。」と言ってくれた。よしっ!来年もやるぞ!!★3日:我がバレーボールズに豪華ゲスト。天之助との一年振りのトリプル・ヴォーカル、今年は1ステージ出ずっぱり。そして、ゲストの酒井とルース。それぞれ楽しく、正月気分が盛り上がったところで最後に全員ステージに上がって、ベイビーフェイスの名曲「I CARE ABOUT YOU」!う〜ん、もうちょっと練習して来年もう一度お願いしますよ、酒井君。酒井もルースも天之助も毎年どうですか?★4日:最終日は「まりも」と豪華ゲストによる企画物。今年は懐かしの歌謡ショウと相成りました。KOIちゃんの布施明をはじめ、それぞれ面白かったけど、極めつけはエレガント浜田の干支にちなんだ「ガラガラヘビがやって来る」だ。舞台に立つエレ浜は本当にすごい!以前、ある名古屋のベテラン役者が言っていたのだが、「浜ちゃんは脇役で出てきても、全部もってっちゃうから演出する方はやりづらいんだよね。」なのだそうだ。ナルホド!(森田)


■1/7(日)矢野誠

矢野誠と言えば、“筒美京平&橋本淳に見出され業界デビュー”、“松本隆らとオリジナル・ムーンライダーズ結成”“矢野顕子との公私にわたるコラボレート”、“YMOよりも先にシンセバンド結成&海外録音”など、レジェンド多し。細野晴臣、鈴木慶一らと同じく、日本ロック界に喝を入れ続けてきた奇才である。その経歴にビビリつつも、最前列を陣取る。メンバーはコーラス隊も含め、総勢9名。髭を蓄え短髪の矢野氏は、星野敬太郎(ボクサー)みたいだ。新作「あむ〜Chorusing」収録曲からスタート。分厚いコーラスが波のように押し寄せ、心地よいトランス感覚に溺れる。その後、「あむ」('99)から、ボアダムスも真っ青、怒濤のピアノソロ・パフォーマンスヘ。イーノ+ザッパな感じか。「百和香」('94)の曲も交えつつ、「俳句ジャズ(矢野誠)です」と紹介された謎の曲や、美しい「愛の列車」など。計2時間以上に及んだ緊張感溢れるステージは、「僕はピアニストではなく、アレンジャーなんだ」という自身の発言を裏付けるのに十分な内容であった(もちろんピアノの腕前は言うまでもない)。今後、ウィーンでの活動の機会も増えるという矢野誠から、ますます目が離せない。(水谷友厚)


■1/12(金)DiVa

直感的に出掛けてみたライブで披露された音楽が、自分の心の琴線に触れる物だった時、それは音楽を愛する者にとって、とても幸せな瞬間ではないでしょうか。
DiVaは、高瀬麻里子(vo)、谷川賢作(p)、大坪寛彦(b)という非常にシンプルな構成のトリオながら、そのコンビネーションは抜群で、谷川俊太郎等の詩(この場合、朗読ではなく、歌詞となる)が、丹念に練られた独自のメロディーとアレンジに拠って奏でられてゆく。詩と音楽がリズムを崩すこと無く、自然に融合しており、これは正にDiVa(女神の意)に拠る魔法、と言った所だろうか?
驚いた事に、ライブで演奏された半分以上の曲が、CD未収録の曲で、レパートリーの多さが伺われる。故に、CDを聞き慣れた人であっても、ライブは常に新鮮な気持ちで彼等の音楽に接することが出来るだろう。とても優しく暖かな気持ちになる、数少ないライブの一つだった。
7月には、再び名古屋にやって来るという情報も有り、今回見逃してしまった方、又、このレビューを読んで興味を持たれた方は、要チェックです。(クマザワ)
当日の模様の詳細は→http://www.kuma.cc
★熊沢さんは去年一年で、なんと!46回TOKUZOでライブを観てくださった。勿論他の所へも出掛けているので、その本数はとんでもない数だ。是非一度彼のHPを覗いてみてください。


■1/19(金)北インド古典音楽

店に入ると漂ってくるお香のかおり。アンプの代わりに見慣れぬ楽器が置いてあるステージの上・・・。TOKUZOに来るのは大体がブルース系のライブの時だったので、今日のステージがどんな雰囲気になるのかすごく楽しみだった。シタールの井上氏とタブラの逆瀬川氏は名古屋では久々のライブだとのこと、加えて私が初めて聴いたインド古典音楽のCDが、逆瀬川氏の師匠であるマハプルシュ・ミシュラ氏のものだったということもあり、思い入れもひとしおだったのでした。★MCではダジャレ連発で何ともアットホームな感じだったが、一度演奏が始まるとその独特な世界に引き込まれていった。シタールのソロは決まったテンポがないため、まさにわき出る感情のまま流れる時に身を任せる。タブラは右手できっちりリズムを刻みながら左手で低くうねるように唄う。その手の動きの巧みさと表現の豊かさたるや他の生物を観ているようだった。シタールとタブラが掛け合いながら最高潮に達するとただただ圧倒されてしまうが、スピード感の中に残る少しこもったような音の響きが私は大好きだ。今回は古典音楽だったが、お2人ともそれにとどまらず、邦洋いろいろな楽器で、ジャンルを超えた新しい音楽を作り出しているとか。次はそういうライブが観てみたい。期待しています!(TOMO)

1/27(土)28(金)「Dark Side Material」
★「トリオ・ザ・ゲバゲバ with ゲバゲバシスターズ」:シニアピロレタリアートの三位一体地動説。痴・頭・屑・骨・満・珍・騒。高瀬川のほとりで見る夢は・・・遠い夏の淡い思い出と、ジジィの野望のエピタフ。★「コワレモノ」:名古屋初ベルリン行きの片道切符。回る、回る。エディプスクロスライン。信号の光。遠ざかる線路、闇の中、あのトンネルをぬけると・・・。★「ラヴレス」:あえて、変わらず。妥協せず。時をこえて、こんにちは。ロックの遺産ありがとう。オヤジの魂いつまでも・・・鞍馬天狗の希望の矢。フラッシュバック80's。★「moom」ウォー、ガォー、グォー、月にほえるオ・オ・オ〜。キャプテンビーフハートの遺伝子組み換え電動ヒツジ。ジャングルクルーズ、リメンバーソングブック。★「OVERHANG PARTY」:北の空、轟けギター、フィードバック。バスドラとふろあたむの大地のうねり。コードパルスのスワローテイル。脳天直撃、赤い閃光。高倉健だぜ!小林明。★「光速夜」:情、妖、努、ノイズの階段、お百度参り。猫目小僧の六腑のツブヤキ、問答無用。流れる影の光の中、松っちゃん、ドウ、ドウ、仁王立ち。得三商売ありがとう。(平居秀介)