■2/3(日)Rough Brunch/Freylekh Jamboree


 バルカンナイト。そう聞いただけでいきなり気になる・・・。もちろんラフブランチの演奏を聴けるといえばそれは、楽しみ。そして、私にとって初めてのフレイレフジャンボリー、関西出身のクレズマーバンドである。クレズマーとはユダヤ音楽の事であると書いてはあったけれど、さてどんな音達なのか。TOKUZOに向かう行き道から想像だけでハイテンションになっていた。ライブはまず、フレイレフから始まった。ステージいっぱいの人達から奏でられる音、私はそのおしよせるパワーにわくわくするばかり。ジプシーブラスのスタイルにお客達はのりにのっていた。曲の素晴らしさだけではなくその息のあったパフォーマンスに私は感動したりもして、とにかく楽しかった。一方ラフブランチはといえば、新曲に加えて、男性ボーカルの登場、フィドル演奏者があやしい笛を担当するなどなど、いつもと違うラフブランチに驚かされた。加えて謎めいた美しい声のボーカルの歌も心地よかった。またしても?異国に連れて行かれたのであります。それにしても、なんだか新しく更に素晴らしくなったラフブランチの演奏を聴けて幸せ。そして、クライマックスには、な、なんとラフブランチとフレイレフの共演!こんな楽しいバルカンナイトって。ライブ最高!音楽最高!そう感じた一日でした。(capo森)

■2/9(土)J&B with 永井“ホトケ”隆 


 昨年の出演回数を見ても、TOKUZOで最も勢いのあるライブといえばJ&Bでしょう。今回はスペシャルゲストとして永井“ホトケ”隆を迎えてのJ&Bブルース編です。のっけからズドーッとブルースでしたが、そこはJ&Bの面々、タイトで力強い演奏でした。期待通り沼澤尚のドラムが良く、シンプルなドラムセットから繰り出すグルーブ感は絶品です。このライブはギターまるけではなく、永井を前面に押し出したもので、さすがベテラン永井のボーカルと自然体なMCにも味があり、なにかホッとするものを感じました。後半にはいると御馴染みバレーボールズのリーダーであり、TOKUZOの社長でもある森田氏が乱入して数曲を歌いました。そこへ永井が加わってツインボーカルとなるニクイ演出もあり、盛り上がりも頂点に達しました。今回強く感じたことは、良いライブを作り出す条件として、メンバー同士の技量と意志疎通がとられているということは言うまでもなく、ライブハウス側とメンバーの関係もとても大切だということです。この点からもJ&Bのライブは必見ですよ。もうこうなったら6月の2daysも行くしかないじゃないか!!
 連絡事項:友人の麦田君へ。6月のJ&Bのライブ必ず来るように。以上(惣野)
■2/15(金)16(土)「これぞ三味線ライブ!!」 


これが三味線ライブ??少し遅れて階段を上るとそこかしこにいい男、いい女が一杯。ほろ酔い気分で音を待っている様子がムンムン。そこに登場三味線やそすけ。ドクロマークのTシャツにニット帽"なんだこれ?"と思う間もなく三本の糸が鳴る。口上、弾き語り、見た目と違い、日本の音、日本人のDNAの奥の何かを引き出してくれる、古典、歌舞伎のひとコマや長唄端唄、現代曲をたっぷり聴かせてくれました。続いて三四郎さん登場。男性と思いきや、ピチピチパンツにピカピカメイクの若い女性。本手替手の二重奏、これが又面白い音とリズム。"へえー三味線って、こんなに楽しいのネ。手拍子、笑い絶え間なく、最後に出ました宇宙人六九家さん。七色に光るバチと三味線で、TOKUZOに侵入しやそすけと丁々発止の競演。大大満足の二時間半。帰り道でも興奮さめやらず大はしゃぎ。"一万円分位聞いたネー"と友人も。次の日は、じょんからDAY。ラフなスタイルの神谷さんとのぶ代さん。激しい音とつややかな声。可愛らしいお弟子さん達の初々しい紋付袴晴着姿で奏でるじょんからは若々しくて気持ちのよいステージ。神谷さんの奥さんの手踊りも可愛らしく、じょんからが若い人に受け入れられているなーと思いました。二日間、素晴らしい三味線の音の中にいられて最高でした。(中村恵里子)
■2/22(金)〜24(日)We Kick The Blues 3DAYS


TOKUZOブルース3日間、昨年よりも動員も増え盛り上がりました。Lou & The Bar Fly Band。これが素晴らしかった。あのレパートリーをこなせるバンドって日本にもそうないはず。Elevator Boogie の妖気もばっちり。塩次伸二さん。何回も一緒にプレイしているだけあって、さすがにコンビネーションはばっちり。流れ出るギターのアイディアはさすが!2日目は大人数バンドの対決。ホット・ハニー・バニー・ストンパーズは、前に観たときより随分うまくなっているのに関心しました。腕は充分です。Old Southern Jug Blowers は、戦前のジャグ・バンドを再現したバンド。少し間違えばゲテモノとみられかねない。でも、本質を突いたヴォードヴィル路線で楽しい演奏でした。3日目。前半はバレーボールズだけでの演奏。もちろんこの日もアンサンブルばっちり、サウンドばっちり。今回はのりおさんが特に印象に残りました。いよいよ松竹谷清さんが加わる。10年ぶりの名古屋というが、お客さんからは大歓声。そしてこれが!凄い!圧倒的な存在感!フロントに立つ人はこうでなくっちゃ。20年ぶりに唄うというダスト・マイ・ブルームもというおまけも飛び出しました。最終日にふさわしい演奏でした。(NETWORK 佐藤)
■2/27(水)寒空はだか


 うなる口三味線・炸裂する真空ギター・歌うスタンダップコミック・寒空はだか氏、おもろかった。 ステージには譜面台とマイク一本だけ。目が痛くなるような色のジャケット、レンズ無しの黒ブチメガネ(そういえば正月の大須演芸場ではレンズ無しメガネ、子供にバカウケしていたなぁ)。さっそうと現れたはだか氏。大入りでイレコミ気味の客に、開口一番「最初からとばすと疲れますよ」とさらりといさめ、いつも通り「ま〜るは〜だ〜か〜!デンドンデンドンデン、デケデケデン、ピカーン!」とマイペースに始まったソロリサイタル。はだか歴は浅い私だけれど、想像していた以上に冷静で大人(?)だし、シュール・ブラックなネタも持ってんのね、はだか氏って。大須演芸場で見られたような舟木一夫なんかの演芸モードのネタは少なく、痴漢ネタやら電車に飛び込む赤いネタやら…。あ、ブルージーな「できるかな」も良かったなぁ。オンエアバトルなんかではあのおもろさは分かるまい。次回は名曲「東京タワーの歌」完全バージョンを聴きたいものです。それから、回を重ねる毎に巧くなっていく、プリントごっこにて作成してるらしい葉書のダイレクトメールもへなちょこで好き。駄洒落炸裂。見るべし。手作りで1000枚刷ってるらしい。すごいというかなんというか。(はち)