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ライブレポート

2018年10/18(木)FLOOK

フルック10年振りの名古屋ライブは予想以上?の大盛況でした。実は10年前のTOKUZOライブの後メンバー間でいざこざがあり、そのまま一旦は解散してしまったという、正直ここTOKUZOさんは彼らにとってもいわくつきの場所だったのです。そんなことメンバーは覚えていたかどうかは知りませんが? 我々も若干の心配はしていましたが、しかしそんな過去の出来事など全く感じさせない10年前と同じ、いやそれ以上にパワフルで実に和気あいあいとしたチームワークばっちりのステージでした。結成当時と変わらぬメンバーそして、あくまでツインフルート(ホイッスル)ギター、バウロンという編成とインストにこだわり、それでなくてもワンパターン気味になりがちなこの手の音楽を、各自のテクニックとアイデアで唯一無二のサウンドを完成させたフルック ぜひとも次回は10年以上も出していないニューアルバム(今回のライブでも新曲がいくつかあった)を携えて来てほしいものだ。もちろんTOKUZOさんでね。最後にフルックのメンバーが「TOKUZOのサウンドがとても良かった。おかげで気持ち良く演奏できた」と言っていたことをお伝えします。TOKUZOさんありがとうございました。そして20周年おめでとうございます。

(今井日出男)

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2018年10/13(土)山本精一&名古屋

山本精一とは何か。嘘か真か幻か。未だにつかみ所のない存在である彼が、満を持して初個展「山本精一絵画展示即売会」を喫茶モノコトで開催。オープニングイベント「極私的・東洋絵画のオルタナティブな世界」~南画・文人画・浮世絵etc~ではその知識の深さと好奇心の広さにただただ圧倒された。絵画展は、会場一面に広がる色彩鮮やかな絵画、一筆書き、墨絵、金箔など、あらゆる「山本精一」の才で満ち溢れていた。作品は作ろうと思って作るのではなく、自身の感性と様々な視点で得たものとが自然と内から溢れ出てくる、それを書きとめる=表現するという事だと彼は言う。クロージングライブはTOKUZO20周年記念として「山本精一&名古屋」。メンバーを名古屋と名づけた事も彼らしい。最新アルバムからの曲などで展開され、本編ラストは羅針盤の「ソングライン」。1フレーズを繰り返しながらエンディングへと向かう迫力と演奏とがさらなる熱を増していき最後は…。会場中が息つく間もなく魅入り、いろんな感情を揺さぶられながら、いつのまにか涙が溢れていた。人生の歩みとこの先への力強さをあらためて実感したライブでした。現象か本質か。溢れ出てくるものを書き留める、演奏する、歌う…どんな手法で表現しても止まることはない。それが彼であり、そうあり続けていくのだ。

(わっきー)

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2018年10/12(金)BimBamBoom/ズクナシ

昨年の中津川ソーラーブドーカンで初めてBim Bam Boomのステージにふれ、体揺さぶられた時に「これは、得三ありだよな」の思いが浮かんだ。待つこと1年、得三20周年企画。おまけにズクナシとの2マンという願ってもない形で実現!『ギャルバンでダンパ』なる、こそばがゆいキャッチが笑えるライブはズクナシよりスタート。得三のお客さんにはもうお馴染み、~楽しくて、優しく、そしてちょっぴり切ない~ズクナシ・レヴュー。この夜も全開!ホットな余韻を残しつつ2部へ。さてBBB、アルバムでPigbagとMetersが同居していたようにオルタナ・ファンクという呼び名も一理。突っ走るドラムとパンキッシュなギターから「えっファンク?」とお思いの方も…。ギャルバン(?)ならではの自由さ、~シンゾウバクバクオッチョコチョ~イ~これもファンクです。そしてBBBのセット中盤、衣装替えしたズクナシがステージに向かえ入れられ『ギャルバンでダンパ』誰かさんの思惑どうりのコラボが。歌うは、~あのころは、ハッ!~アッコさんのアレ。ミラーボールも艶やかなロッキン・ファンク歌謡にわたくしも心でダンス(笑)。メンバーチェンジを経て進化の途、伸びしろあり!のBBB。またひとつ足を運びたくなるバンドが増えました。ズクナシは、すでに運んでますので…

(松井順一)

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2018年10/11(木)A.K.I. BLUES BAND [梅津和時(sax.vo)伊東ミキオ(p.vo)藤井一彦(g.vo)中條卓(b.vo)サンコンJr.(ds)]

『八代亜紀、ブルースバンド結成!』という記事を目にしたのが2016年の3月。メンバーは梅津和時(Sax)、伊東ミキオ(Key)、藤井一彦(G / THE GROOVERS)、中條卓(B / シアターブルック)、サンコンJr.(Dr / ウルフルズ)と、心ときめくミュージシャン揃い!「観てみたい…」と念じていたら、バンドだけが独立した「A.K.I.BLUES BAND」(with多田葉子)として、得三を皮切りに5か所ツアーが決定!ミキオさんボーカルの「IKO IKO」で始まった途端、待ち望んでいた音に客席がぱぁ~っと活気づく。メンバー全員が代わる代わるボーカルをとるスタイルで、ブルース、R&B中心に持ち歌や「舟唄」なども交えた選曲。見所満載であっという間に本編終了。アンコールは「Sweet Home Chicago」の八代ヴァージョン「Sweet Home Kumamoto」と「Sex&Drugs&Rock&Roll」で、惜しみなく持ち味を見せつけて華麗に終演。梅津さん筆頭にベテラン揃いのプロフェッショナルなバンドなのに、なんとも若々しさ瑞々しさを感じる。音楽を好きになった時のときめきを未だ持ち合わせているようだった。とっても贅沢な時間を堪能~。次回「A.K.I.BLUES BAND」を見つけたらお見逃しなく~!
(松井さくら)

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2018年10/9(火)クレイジーキャッツのクレイジーナイト

クレイジーキャッツ、1956年生まれの僕はリアルタイムで、そのコミックバンドとしての全盛期から最後にヒットしたギャグ「あっと驚く為五郎」までの栄枯盛衰を知っている。そして佐藤利明さんの軽快なトークと豊富な資料映像&音楽で、コミカルな芸のバックグラウンドにある、ミュージシャンとしての真の実力をも知ることとなった。僕には 小学生の頃にスーダラ節のフリを真似していた記憶がある。でもクレイジーキャッツは後に人気の出たドリフターズとは違い、子供に向けたコントはしなかった。クレイジーキャッツのギャグ、コント、コミックソングは大人のためにあった、それが結果的に子供に受けたとしても。それはミュージシャンの矜持だったのかも知れないし、子供の世界と大人の世界の境界線がしっかり引かれていた時代のエンタテインメントの自然な姿かもしれない。そこを佐藤さんはしっかりと教えてくれた。まるで、クレイジーキャッツと同じ時代を見てきたかのようにイキイキとした語り口で。いつも彼は昭和のエンタメと歌への強い愛情を感じるトークで楽しませてくれる。
今回もフルハウスの観客とその若い年齢層にビックリ! 彼らも「昭和」を身近に 感じてくれたことと思います。次回のトークショウも期待してますっ!次はいつかな?

(アナログ研究家/夏目英司)

2018年9/28(金)ザッハトルテ/ガレージシャンソンショー

ガレシャンの13~treize~にちなんだ13日の金曜日ではないが、9月末の金曜日にザッハとガレシャンのJoint Tourが得三にて開幕!お隣のWILD HONEYさんからザッハのデビューアルバムが流れ得三界隈にインチキヨーロッパの香りが漂い、心が躍る。楽しいに違いないと思ってたけど、その想像を遥かに超える超絶楽しい夜となったツアー初日☆いきなりjointでインストのザッハの曲『おへそと涙のパレード』に、長男晃士さんが歌詞をつけて歌う会場ドヨメキのスタート→ザッハの演奏にうっとり→ガレシャンの毒気と色気にズキュン→異父母5兄弟全員で次男がツアーの為に作った『異父母兄弟のブルース』演奏→アンコール、オトナのドコノコノキノコ♪→もうやるモノがない!というダブルアンコール(笑)まで終始熱かった。長男&次男のザッハへのパワハラ、世相を斬るガレシャンの歌、しなやかに鍵盤の上を動く次男の指に見惚れたこと、タイミング良く回る得三のミラーボールに絶妙なPA、伝えたいことが盛り沢山過ぎ!出会って10年夢の兄弟バンド仲良し全国ツアーは、初日から大盛況で千秋楽を迎える頃は、土産話も増えているはず。ぜひもう1周インチキヨーロッパツアー報告行脚をやって頂きたい!もうインチキヨーロッパ中毒だ。嗚呼また観たい。

(今池 みなみ)

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2018年9/25(火) 森山威男(ds)渡辺のりお(g)渡辺ショータ(key)加藤雅史(b)

森山威男さんは、ジャズを聞き始めてからの心の支えであり、板橋文夫さん在籍時の森山バンドに夢中になりました。そんな森山さんのTokuzoでのライブには行かないわけにはいけません。千葉さんが企画するライブはいつも素晴らしい。純粋にこの組み合わせのライブが見たいとの思いで企画をしている。それが各ミュージシャンの活躍の場を広げてもいる。こういう活動をしている人は東京にもいなくて、名古屋だけでのことです。当日は朝から楽しみにしていました。私は渡辺のりおさんのバラードの曲にやられてしまい不覚にも涙しました。いい曲だなぁーと。Tokuzoで森山さんが演奏していることがとても新鮮で、いつものドラムの嵐は健在で、森山さんの定番ライブより楽しげでした。私のビールの飲みも俄然と増していきます。今をトキメク若手のポープの渡辺ショータさんのピアノも才能を感じさせられました。the EROSでのセカンドCDが待たれる加藤雅史さんも素晴らしい演奏でこたえ、本当に大感動のライブでした。そして、来ているすべてのお客さんがとても楽しそうでした。ジャズのライブハウスにはない、Tokuzo独特のまったり感があり、皆の顔には笑顔で一杯。まるで吉田美奈子さんの「頬に夜の灯」の歌詞のようでした。こんなに楽しい夜をありがとうございました。

(kukulabel 惣野裕史)

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2018年9/21(金) Axel Dörner・ Simon Toldam,・Mark Solborg,・芳垣安洋/pd+柳川芳命

まずはpd+柳川芳命。pdの2人は流石の息の合った即興。デュオで一段落した頃、柳川氏登場。ピアノは打楽器だと改めて気付かされるようなダイナミクスのある即興が続く。そして終盤、pdの2人が合わせて打ち鳴らしこれで終わりかと思われたが、柳川氏はそのまま続行。ここからが演奏者の真価が問われるところ。三者三様に自分の音を紡ぎ再度盛り上がって終演。ダレること無く聴かせてくれた即興でした。続いてデンマークからピアノのSimonToldamとギターのMarkSolborg、ベルリンからトランペットのAxelDörner、そして日本からドラムの芳垣安洋氏のカルテット。「決して自分が率いている訳ではない」と芳垣氏のMCからの演奏スタート。今回初見だったSimonとMark、気負わず淡々と自分の音を出していく。変な低音が聞こえるな?と思ったらどうやらSimonがピアノ横に置いたシンセ(OP-1かな?)で出していたようだ。センスがいい。そしてAxelはエレクトリックセット。トランペットに取り付けられた手製コントローラーで、Max/MSPで作られたサンプラーを無線で操作しているという。パンニングする息のホワイトノイズ。それに呼応する芳垣氏のドラムとヴォイス。こちらもまた時間を感じさせない1時間弱の素晴らしい即興でした。

(古池寿浩/trombone)

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2018年9/3(月)「バクシーシ山下の社会科見学 in NAGOYA」

ゲスト:カンパニー松尾

クラレンス・ゲイトマウス・ブラウン、アール・キング・・・得三は沢山のレジェンドに会えた特別な場所。そこでまた貴重な体験ができました。バクシーシ山下、カンパニー松尾の両監督はまさにレジェンド。得三に着くと入口でカンパニー松尾監督と遭遇し、ツーショットで写真撮影と握手。この手、この指でこれまで何人の・・・感激と興奮とともに階段を上っていきました。店内はほぼ満席で静かな熱気に包まれていました。今回の作品はバクシーシ山下監督の「名器完成」。あるAV女優が名器に整形する事で再起を目指すドキュメンタリー。ドキュメンタリーだけどAVなので当然、絡みやモザイクもある。得三のステージ上にそれが映し出され、PAから喘ぎ声が流れる。それをみんなで鑑賞する。何とも不思議な光景であり、イベントのタイトルである「社会科見学」の意味が解った気がしました。作品はとても面白く、思わず笑ってしまう場面も。整形を行った医師、男優、スタッフなど登場人物が個性的で、掘り下げてみたい人ばかり。上映後の両監督のトークも面白くて、更に興味が湧きました。特に男優のキタさん。キタさんを追いかけた作品が観たい。観客の多くはそう感じたに違いありません。そして僕は、このような「社会科見学」ができる得三がまた好きになりました。(石橋ヒロキ)

2018年9/2(日)木村充揮3days guest:有山じゅんじ/三宅伸治

7月に得三で木村充揮さんみて感動していたところ、今回はスリーデイズとのこと。私の行ける日を確認すると、なんとその日は木村充揮、有山じゅんじ、三宅伸治の豪華メンバー!それぞれ長年やってこられたプロ中のプロ、個性の強い3人が一体どんなライヴをするのか興味津々、ライブ当日は少し早めに得三へ。すると、店の前で木村さんに遭遇。早くも“ガソリン”注入中!いいぞ!いいぞ!昔、たしか木村さんと有山さんは一緒にやってたことがあったなあ。それに三宅さんのギターか!と思いつつアルコールを口に運んでいると、いよいよライブスタート!久しぶりに聴く有山さんの歌。相変わらず癖のある歌い方、これっこれって感じ!そこへ入ってくる天使のハスキーボイス木村さん、う~ん最高!二人に少々押され気味?の三宅さん。いやいやさすがのギターの名手。大御所をリスペクトしつつ存在感のあるギター、さすがです。途中、じゃんけんで負けた奴が歌うというお遊びコーナー、アホな企画、しかしこれがまた引き込まれる!くせ者3人、器用なものです。三宅伸治の歌、やはり清志郎的な曲は泣けますなぁ…。最近の木村さん、ますます味が出てきたんじゃないかな。まだまだ健在のギターと歌の有山さん、意外とマッチングしていた3人のライブ。いやあ~おもしろかったです

(BAMBOCHE/冨士)

 

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