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ライブレポート

2018年8/11(土)drunken fish ゲスト:林栄一・森田裕

猛暑で溶ろけてしまいそうな日が続いた今年の夏。昼間は外に出てられないくらいの暑さだけど、夜は少し過ごしやすくなる。そんな夜に出かけるのは嫌いじゃない。そしてこの日は久しぶりのdrunken  fishのライブ。楽しみでしょうがない。ライブが始まった瞬間、グッとdrunkenワールドに引き込まれていきます。私がこのバンドに出会った10年以上前から変わらないdrunken  fishらしいバンドサウンドがとても心地良い。一気にテンション上がります。そこに林栄一さんのサックスが加わり、より華やかに。一曲目から炸裂してました。ブルース12小節進行でとても単純なのだけど、メンバーの自由な表現力でどんどん発展していき、とてもカラフルな楽曲になる。その後もオリジナルナンバーが続くのだが、一音一音に説得力があって、音が踊っているみたい。どれも物語や情景が浮かぶ素敵な曲ばかりで終始心地良い。終盤にはゲストボーカリスト得三の森田さん登場で、会場がさらに盛り上がる。そして最後はsuper love song。名曲。いつ聞いても感動する、とてもパワーのある素敵な曲。大好きです。ライブの最初から最後まで、終始ニヤニヤが止まらない、素晴らしいライブでした。drunken fish 22周年おめでとうございます!!

(中村友美)

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2018年8/8(水)鈴木常吉/AZUMI/良元優作

「しゃぼんだま感謝祭」のチラシを初めて目にしたのは、ちょうど一年前の夏、高円寺のライブバーだった。インパクトのある、お三方の名前。その時点では、まだどなたも拝見した事が無かったが、勿論、お噂は兼ねがね、各所で耳にしていた。その後、良元優作氏は名古屋でライブを観る事になり、以来、その歌にすっかり引き付けられている。そんな中、今年の「しゃぼんだま感謝祭」は四都市での開催となり、幸運にも名古屋で、鈴木常吉氏、AZUMI氏の両巨匠も、ようやく拝見する機会を得た。一番手には、常吉氏。正に縦横無尽の、一人芝居のよう。ハレルヤが、余韻を残しながら、胸の奥底まで響き渡った。二番手に、優作氏。見る度に違う印象を持つ人ではあるが、この日は師を支える参謀のようでもあり、静かに、沸々と、熱を帯びて行く。そして取りは、AZUMI氏。どっしりと、懐の深さを感じながら、念願のAZUMI説法も拝聴。もう色々なものを超越すると、その凄さに笑いさえ起きてしまうという事を体感した。三者三様、誰にも似ていない、強すぎるほどのクセのある者同士で、一見ぶつかってしまいそうに思うけれど、お互いへの敬意と信頼、愛情に満ちた、温かさを感じる一夜だった。又の機会を、楽しみに待ちたいと思う。

(鉄元美紀)

2018年8/7(火)黒色すみれ

遠い昔に置いてきてしまったか、はたまた初めっから持ち合わせてなんかいないかの“をとめごごろ”をぐわっと鷲摑みな黒色すみれ!その耽美な世界ったらドストライクど真ん中に100球くらい打ち込まれた感じ。楽しかったり胸きゅんだったり懐かしかったり胸が痛かったりする楽曲は心の琴線に触れまくり!ぴっかぴかに輝く、絶対に切れない一本の絃のようなゆか隊長の聲と、綿菓子のようにふわふわしているかと思えば時に落雁だったりするさちどんのヴィオロンの音の融合っぷりったらもうもうもう!!
今回わたしのあるかないかの“をとめごごろ”を特に刺激したのは、新譜のタイトルでもある「ふたりのすみれ」と「在りし日の白昼夢のように」。「ふたり~」の、ゆか隊長とさちどんの愛情の歴史にちょっと泣きそうになっちゃうし、「在りし日~」の胸の奥がぎゅううっとなる曲調と詩の世界には完全ノックアウトだし!そして「六畳半ラプンツェル」!ソプラノの難曲であるモォツァルトの“夜の女王のアリア”の旋律を高らかに歌い上げるその様に毎回鳥肌が…。今回はなかったけれど、北原白秋とか谷崎潤一郎の小説を題材にした曲とかも凄まじすぎて死にそうになる。とにかく、聴くには命がいくつあっても足りない黒色すみれだけれど、何度でも蘇るからまた来てねきっと来てね絶対来てねっ!!

(おれさま)

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2018年7/30(月)林栄一(as)レオナ(tap)瀬尾高志(b)

~真夏の夜の夢~ あれから一週間が経過したが、今でも身体と心がまるで、別々の場所にあるような、これまで体験した事がない感覚に包まれている。「ジャズ」という音楽はそれほど詳しい訳でもないし、むしろ疎いくらいだが、林さんのお名前くらいは存じていた。ベースの瀬尾くんは寺田町さんを通じてもう10年近くのお付き合い。彼のパートナーでもあるレオナさんは昨年知り合った。ジャズ同様タップの世界なんてまったくの門外漢。タップダンスって芸人さんが幕間やCMでやる余興のようなもの、というイメージ。「彼女のタップを見たら概念が変わるよ」と聞いてはいたけれどまさにその通り!すぐに影響されてしまう私は数日後、amazonでタップシューズを買ってしまいました。サックス+ウッドベース+タップ。どんな音楽が産まれるのだろうか。なにせ初めての体験だから想像もつかない。余計な感情は持たぬよう、可能な限りフラットな状態で「音楽」を聴こう、楽しもう、と思った。実は最初の音が鳴ってから、この日の事はあまり覚えていない。決してもったいぶってる訳でもない。形容詞を並べれば並べるほど陳腐な文章になりそうだし、伝えたい本質からかなりかけ離れてしまいそうで。「誰にも言っちゃいけないぜ。あれは『真夏の夜の夢』。オレ達だけの秘密。」

(HOBOけいすけ)

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2018年7/25(水)SoulMates [仲井戸麗市(vo.g)梅津和時(sax.cl)早川岳晴(b)]

SoulMates。なんて痺れるグループ名‼︎なんて痺れるメンツなんだ。
オープニングは「Final Carve」~「Blues」そして「ブルース2011」へとなだれ込む。ここんとこ名古屋は記録的な猛暑日がつづいてた。MCで「何度も来るのをやめようかと思ったけど。やっぱり来てよかったよ名古屋~。」と仲井戸節が炸裂。中盤戦、期せずして時事ネタとなった…「アメリカン・フットボール」を歌った後はCHABOの真骨頂、Poetry Reading。景色や匂い、温度までも感じられるようなCHABOワールドに一気に引きずり込まれる。「君が僕を知ってる」「ボスしけてるぜ」RCのナンバーが続き、梅津さんのVoをフューチャーして「多摩蘭坂」。「やせっぽちのブルース」を激しく演奏した後、「ガルシアの風」で本編終了。アンコールもたっぷり。3人でヴォーカルをまわしながらの「いい事ばかりはありゃしない」早川さん渋い声。梅津さんの歌もいいが、やはりむせび泣くサックスがもう最高!ここで今夜、唯一CHABO、早川両氏がエレキを持っての「雨上がりの夜空に」やはりこの曲のイントロのギターを弾くCHABOは最高にカッコイイ‼そして︎最後は「ハレルヨ」。ブルースへの愛、RCへの愛、清志郎への愛、音楽への愛。CHABOの愛が溢れる最高の夜だった。

(the peg/加藤久貴)

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2018年7/13(金)百々和宏 with ウエノコウジ/佐々木亮介 with ウエノコウジ

今回、病気療養中である武藤昭平のピンチヒッターで二人のヴォーカリストMO 'SOME TONEBENDERの百々和弘とA food of circleの佐々木亮介の二人のイケメンを迎えてのステージ。ウエノコウジの「な~に~」(最近名古屋でやたら連発するこのワード)から一気に客席はゆるゆるモードに引きずりこまれ、いつものウエノトークがさえわたる~曲と曲の合間には「ビール下さ~い。」本日もやっぱり沢山飲んじゃいますねウエノさ~ん。前半は百々和弘のヴォーカルからはじまり、武藤ウエノのナンバーを新旧交えて唄っていく。おっ武藤さんの声に似せている~百々オリジナル曲の時の声とは明らかに違う!さすが皆の気持ちわかってくれてるねぇ~男の友情半端ない。後半戦の佐々木亮介、見た目がかなり甘めなヴィジュアルだが粗削りなヴォーカルでギターをかき鳴らす。客席には前半頑張った百々が原爆のエディさんと、はしゃいで踊っている。少々意外だったのが佐々木の「酒と泪と男と女」のカバーである、若さの力でさわやかに唄いあげた~何かドロドロしてないのがむしろ新鮮だ、男前は何をやらせても決まっちゃうんだね。今回のステージはマジでよかったんだけど、やっぱり二人揃って演ってるところを早く観たい~武藤さん得三で待ってるよ~

(今池浮遊物かよ)

2018年7/9(月)鎮座DOPENESS×環ROY×U-zhaan

NHKの子供番組で「KAKATO」(鎮座DOPENESS&環ROY)を知り衝撃を受け、その後いくつかのイベントで鎮座DOPENESSをかじり、今回のイベントにたどり着いた。今回は3人構成という豪華なシチュエーション!チケットはSOLDOUT!こういうスタイルをちゃんと見るのは初めてだし、ほとんど即興なんだろうし、どんなことが起こるのか未知の世界で、すべてが超楽しみで待ち遠しい日々を過ごしていた。そして、待ちに待った当日。U-zhaanのタブラのリズムに合わせて、鎮座&環が交互にラップを披露する。ラップは、お題があったりなかったり、思いつきだったり、雑談やMCの中で生まれたフレーズから始まったり、どんどんと言葉が出てくる!しかも面白い!釘付けです!!この流れから、そのフレーズが発想できる??って瞬間が何度もあって、“すごい!”を通り越して、“感心”しまくりです。そして、曲が終わる度にタブラを入れ替え新しい音で新しいリズムを刻むU-zhaan。乗りやすくて軽快なさまざまなリズム、時には早く時には遅く、きっと同じリズムは無かったんだと思う!それが鎮座&環のラップとMIXされて、一瞬たりとも聞き逃せない今ここにしか無い音楽。魅力的な一夜だった。またぜひ見たい!!

(サクラショック!山田七瀬)

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2018年7/2(月)TOKUZO's DRAGONS Links

ドラゴンズファンの為の映像とトーク「TOKUZO's DRAGONS Links」
~2018年のドラゴンズに期待する自分達をけしかける!!~


毎年正月に行われている『DRAGONS Links』がシーズン中にも関わらず開催される!すでにドラゴンズは下位爆走中(!?)で意気消沈しかけている自らをけしかけるためにも、これは馳せ参じなければ!特別ゲストとして元中日ドラゴンズのスカウトの法元英明さんが登場!スカウト時代の苦労話や、担当した選手の当時の映像を交えての思い出話など懐かしくて深イイ話が満載。中でも興味深かったのは“成功する選手の条件”。氏曰く「親とその関係」。親が常識人でしっかりした人であること。そしてその親と良好な関係で、親に対して尊敬の念がない選手はいくら野球が上手くてもダメと一刀両断。さすがは球界の父と慕われたレジェンド!例としてかつてのドラフト1位指名の選手の名前を挙げていました。一軍の監督以外はすべてやったという御年83歳の穏やかながら、野球愛、ドラゴンズ愛溢れるお話はもっともっと聞いていたかった!また、新メンバーでスパイク・リーに似ているからということでTOKUZOの森田さんに命名されたスパイク水野くんのドラゴンズ愛ぶりは半端ない!さらに来場していた「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で落合のモノマネで有名な牧田さんも登場し、思ってもみないオマケまでついてアッという間の楽しいひと時でした!

(森裕介/アメカル映画祭)

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2018年6/28(木)渡辺隆雄(tp)早川岳晴(b)DUO/テルキーミサキー

音とは至極簡単に言ってしまえば、空気の振動、揺らぎである。あなたもわたしもその空気を全身にまとっているからには、耳だけで音を聞くのは間違い、と言うかもったいないと思うのだ。そもそも耳は脳に近いので理屈っぽくなりやすい。いい曲だとかうまい演奏だとか。例えばトランペットの音は肌で聞いてみたらいい。ガンッと強い音が放たれれば、その衝撃で空気は激しく歪む。逆にフワリとした柔らかな音なら、穏やかに空気は波打つ。その揺らぎを捉えることができるのは、耳よりまず肌だ。すると肌の下を流れる血管に揺らぎは染み渡り、五臓六腑で音を聞くことができる。コントラバスはもっと大胆だ。楽器の振動はエンドピンを媒介に床や柱に伝わり、得三のハコそのものを揺らす。それを真っ先に感じるのは尾骶骨だ。だからコントラバスという楽器の凄さや魅力を一番よく知っているのはオシリなのである。いい曲だとかうまい演奏だとか、ましてやこの曲の意味はどんなだとか、そんなことより何より、あなたとわたしが今吸っているこの空気を震わせて、ライブな現在を届けるという、音楽の、生演奏の基本を強く感じた夜でしたので、こんな風に書きました。もちろん揺れる、っていうのはスイングする、ってことでもあります。

(野口フルスイング浩成)

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2018年6/25(月)渋さ知らズオーケストラ"名古渋"

さえない毎日がこのライブを観たら変わるかもしれない(笑)。そんなことをぼんやり考えながら、得三では2年ぶりとなる渋さ知らズオーケストラ「名古渋」を観に行った。会場はオールスタンディングの満員。さすがの人気だ。名古屋メンバーと全国から参加している気鋭のミュージシャンたちが所狭しと舞台に並んでいる。中央で「ダンドリスト」不破大輔氏のタバコの煙が揺れる。やがて始まる演奏。個々のパートが不破氏の指示で徐々に大きなうねりとなっていく。気がつくとひたすら気持ちいいグルーヴに揺れながらビールも飲まずに放心していた。メロディの間に個々の即興が組み込まれた曲の構成は、流動的に変化して大きな有機体となる。「人間臭い」と思った。渋さの魅力は、このどうしようもない人間味にある。ステージのみんなが楽しそうで、自然とこちらも笑顔になる。やがて、舞台に得三の森田氏が登場。渋さのキラーチューン『We are a Fisherman Band』を歌いまくる。途中で歌詞は「エンヤトットッ!!エンヤトットッ!!」となって、場内大盛り上がり。みんなが一体となった。僕にはそれが「人間らしくなれ」と唄っているように思えた。感動した。「それでいいんだ」と言われた気がした。自由に生きろ「エンヤトットッ!!」

(温泉太郎)

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