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ライブレポート

2018年5/28(月)「47年目のopen house」★復活!澤村屋★

得三に着くとA4用紙に書かれた系譜図をもらった。open houseは私が11歳の時に閉店。人づてに話を聞き、お祭りのような日々だったのではと想像してはopen houseやその時代への憧れが増した。「澤村屋」の料理を食べながら当時の写真やチラシを元に話が進む。パネラー側のうろ覚えも客席にいる「常連客」から訂正の声が飛び交い、同窓会のようで賑やかだった。ここ数年、新栄や今池に来始めた私にも昔の写真を見ては「あの人だ!」と楽しめる、それはすごいことだと思う。3、40年も同じ仲間が近くにいて、たとえ一時離れていても集まれる場所があるのは素晴らしいと思った。一方open house開店時のマスターは20代、私30代…うかうかしてられないと焦る気持ちも出てきた夜だった。15年程前、まだ20代前半だった私は知り合いに誘われ、カウンターがU字型の薄暗いお店に行った。えらい大人びたところに来たもんだ、とその時は思い、一体あそこはどこだったのだろう?とたまに思い出していた。そこが移転する前のOTIS'だと最近になって知った。嬉しかった。マスターに会っていたかもしれないと思うと嬉しかった。1人きりの思い出じゃない。まだまだ、それぞれの思い出の写真や話があるはず。澤村屋がまた復活しますように!

(白井あずさ)

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2018年5/23(水)Konono No.1 Guest : ALKDO

Konono No.1 Guest : ALKDO/GIANT STEPS DJ : 刃頭(OBRIGARRD)/YANOMIX(OBRIGARRD)

扉を開けるとそこは「クラブ得三」でした。YANOMIXのDJのおかげです。実にイイ感じの音楽が流れてて、踊ってる人やそこかしこで行われてる乾杯で、フロアがゆったり揺れている。楽しい宴の始まりです。先ずはビールを。そしてALKDO登場。フォーキーなパンクで一気にヒートアップ。「心の盃を~」乾杯の音頭取り。いつ聞いても心に染みます。ああビール美味しい。続いて刃頭のベリーアンドナイスでスムースなプレイと共に燃料補給(ビール)。で、コノノNo.1。反復するリズムと、アンプを通したラウドな2台の親指ピアノに体がじっとしていられない。踊れ!エフェクトなし、電気に通しただけでこんなに凶暴なサウンドになるのかと驚く。メロディーもあるにはあるけどリズムを刻む役割のほうが多いように思う。プラス、打楽器とメンバーの声のシンプルな構成。歌というよりも語りやかけ声のような印象。伝統的なアフリカ中部の音楽みたいだなって思う。喉渇いた。ビール!おおっと、GIANT STEPSの人たちが骸骨のような大きな人形を動かしてフロアに、ステージに繰り出したぞ~コノノの人たちもびっくりしてるぞ~だけど音楽はやまないしダンスも止まらないぞ~!ビールだ~!最高~!

(東馬高子)

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2018年5/21(月)佐藤利明のザッツ・ニッポン・エンタテインメント!

ぐらもくらぶ主催のイベントを観るのはこれで三度目。〼今回は第二次世界大戦前・戦中の音楽映画からモダン・トーキョーへ、佐藤利明さんの圧倒的な情報がつめこまれた語りに乗ってタイムスリップ。〼おなじく登壇した小川真一さんが解説を書かれている「ロスト・ミュージック・オブ・アメリカーナ(副題略)」(鈴木カツ著/リットーミュージック)によれば、昭和初期というのは本格的にアメリカの音楽が輸入され、SPレコードは日米同時発売もされていた時代とのことで、今回は映画までもが公開からわずか一か月後に日本にて同じ演出で制作されていることも知り、その文化のレベルの高さにおどろく。〼特筆すべきは映像で当時の都市のようすがわかったこと。〼いまのご時世だから夢みることができるのだが、都市文化のピークのひとつであったはずの当時のにぎわいが、戦争で中断・破壊されることなく続いていたらどうなったのだろう。〼そういう並行宇宙の小説を書いてみたいし、そして名古屋市も天守閣を復元する予算のいくぶんかを現在のVR技術に注いで歴史的町並みを各年代ごとに再現して観光に用いてもいいのではないか、などと戦前の大須の歌舞伎座(御園座とはまた別)の内部写真のポストカードをみながら想像するのだった。

(半田哲也)

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2018年5/9(水)カルメンマキ&AS

わぉ満員!いつもより年齢層高め。2年前の新宿PITINNでの一夜限りの共演からツアーが決まり歓喜。マキOZの歴史も知らぬまま、マキASに来ている私はたじろいだ。OZ時代の曲を40年ぶりに当時のキーで歌う!という期待感で溢れていた。そしてツアーのサブタイトルは「死んで貰います」怖い。。そんな緊張感の中、マキさんが携帯をなくされて、その辺に落ちてませんか?と始まり和やかに。詩の朗読からアルペジオが重なっていく。素敵!マキさんは時おり子供のような表情をみせる。「私は風」では超絶アルタード流で大興奮!後半はより激しく変拍子の嵐!内橋さんの爆裂ギターに、芳垣さんドラムの流石な表現力、間を縫うようなナスノさんベース。最後の「閉ざされた街」は、クリムゾン!?プログレッシヴでグラムロックのような壮大さ。美しい!果敢に曲を崩しては歌に寄り添う演奏は、29年の信頼関係がなせる技。改めてバンドだな~と思った。その波を抜群の歌唱力、表現力でマキさんが乗りこなしていく。アンコールは「Over the Rainbow」涙。終演後はマキさんのファンの方と「ASのファンなの?初めて聴いたけどすごいね~。今日のライブ良い!」と大盛り上がり!この熱が冷めないうちにマキAS再び!またはALTERED STATES待っています!

(筒井響子/NARCO)

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2018年5/2(水)金子マリ presents 5th element will

金子マリという波は得三を遥か彼方へと連れて行き、最終的に優しく最初の場所へ帰してくれた。多分そう言ったであろう「私の歌を聞いて、少しでも多くの人の心が鮮やかになれば、私は幸せです。」というMCは本当にぐっときた。半世紀、歌に向かい、歌と戦ってきた大歌手からのその言葉は、何にも変えがたいメッセージだった。ちょっとうつむき加減のマリさんは言った。ライブの本編が始まる前に新作CDの特典のDVD上映があって、MCでは素っ頓狂で北京一さんとの掛け合いは漫才よろしく今回も凄かった。海の様な演奏で支えるのは5th Element Willの面々で、エレキギター2本とキーボードとリズムだ。たっぷりしたリズムは盤石で自由に動く波がやがて歌に変わっていく様だ。オリジナルやカバーを織り交ぜた2ステージはあっという間だった。そして私は酒を浴びましたよ。財布の残金はたった40円。困ったがマナカデビューしてたおかげでしなやかに家路につくことができましたよ。すいません逸れましたが、一つの事を半世紀やり続けるという事、さらには今尚謙虚にそれに向き合っている姿をステージで見れるというは奇跡の様なものだと思う。もし金子マリに興味がある人は是非ライブ会場に足を運んでほしいです。

(角田健太/金山ブラジルコーヒー)

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2018年4/29(日)「The Blues is Alright」~10年経っても、塩次伸二~

塩次さんのNew Orleans Sessionの映像上映中、後ろ髪引かれる思いで退散、4時間超えの至福の宴はまだまだ続く…。4/29 シオツグの日 名古屋初開催。喧騒と笑顔!自分のなかで近くて遠かった、この地のブルース・シーンの充実ぶりの体感!まさにBlues Is Alrightな夜。この上なく楽しい時間を提供してくれた得三に感謝です。全てのセットが充実した演奏を聴かせてくれたのは言うまでもないのですが、自分にとってこの夜のハイライトは、1部後半に登場した伊藤、海付両君。ひとくせもふたくせもある先輩たちの中でのびのびとプレイする姿に楽しく高揚!このイベントを上から眺めていたであろう塩次さんも同じ思いであったのでは、自分のスピリットが「継承」されていることに、目を細めていたことと思う。それは、もちろんミゲル、村上両君 、そしてシーンを牽引してきた先輩プレイヤー達にも。プレイヤー、リスナーの違いはありますが、自分もかつて音楽を売るという場で常々心がけていたのが「継承」。自分の時代だけにこだわる意固地な音楽親爺を多々見かけますが、やっぱ「伝えようよ!」そんな思いも強くした夜でした。
PS:永井氏、入道氏による塩次さんの隠れエピソードはとても楽しかったです。

(松井順一)

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2018年4/26(木)OSAKA ROOTS feat. Carlos Johnson/Rockin' Five

いや~強烈でした。本場シカゴ屈指のブルースマン、カルロス・ジョンソン。これでもかと感情むき出しに魂を込めるボーカルとギター。究極なスクィ−ズギターに繊細且つ表現 豊かなフレーズはもう鳥肌もの。時には涙をもさそうオーティス・ラッシュスタイルのサウスポーギタリストである。そんなカルロスを鉄壁に支えたのは、今ノリに乗っているOSAKA ROOTS。名古屋でも人気のこれまたスクィーズ系、久米はるきのギターと、アルバムMI SAXYも好評な南あやこのサックスがカルロスのギターに絡めば、リズム隊と共に最高潮に。グルーヴ感は流石である。満員の会場は本物のブルースに揺れていた。お客の反応も実に良く、それが演者の気分を高め会場が一体となっていた。オープニングアクトは若いメンバーながら最近勢いのあるブルースバンド、Rockin‘Fiveがしっかりステージを温めた。それを客席隣りでカルロスは気持ち良くリズムに乗り、楽しそうに写真を撮っていた事を伝えておこう。ブルースが若い人にもしっかり根付いている事に喜びを感じたことであろう。堂々とした演奏にこれからも期待大である。また是非観たい。貴重なリアルブルースに触れる機会を大切に、これからもずっと応援していきたいものです。ありがとうカルロス・ジョンソン

(マド山本)

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2018年4/25(水)渡辺のりおトリオ guest:ミゲル(g)

名古屋が誇るスーパージャズギタリスト、渡辺のりおさん率いるトリオ。彼を支えるリズム隊は赤門などのバンドで長年息を合わせてきた村上聡志(b)と鳥居亮太(ds)の鉄壁コンビ!間違いなく上質な音楽が聴けるだろうと楽しみにしていました。のりおさんのオリジナルインスト曲から、ジャズ曲のカバーまで様々。どっしりとしたリズムの上で、のりおさんの変幻自在なギターが遊ぶ遊ぶ。複雑なメロディーをいとも軽快にするすると手が動くので、つい見惚れてしまう。ひと筋縄ではいかない難解な曲たちだけど、トリオの演奏のグルーヴが心地よくって、気づくとすっかり引き込まれている。10分くらいある曲が一瞬で終わって、なんだか夢を見ていたような気分。セットの終盤、前曲からがらりと変わった様子で、ファンクのセッションが始まる。テンションあがるぅ~!するとここでこの日のスペシャルゲスト、ミゲル(g)が登場!!ブルースのライブなどで何度か彼の演奏を聴いたことがあるけど、とにかくかっこいいギタリスト。今回も爆発してましたよ!ギュイーン。2人違ったタイプのギタリストがお互いの個性を引き出し合う熱い演奏でした。あっという間の2セットだったなぁ。平日の夜にこんなにも極上で、胸が熱くなるライブが見れて幸せ。

(鈴村まどか)

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2018年4/15(日)tio/Guest:韻シストBAND

tioが毎回ゲストアーティストを招き対バンする企画『NUMBER』4回目のゲストは、かねてから「大好きでいつか一緒にやりたいな」と思っていたという、『韻シストBAND』。言わずと知れたHIP-HOPバンド『韻シスト』のバックトラックを演奏するメンバー3人によるインストバンド。開演後すぐにギターのTAKUさんがコールアンドレスポンスで会場の空気を一気に引き寄せる…さすがのMC!関西のノリを感じずにはいられない(笑) 終盤にはベースのShyouさんが大切な人を想って歌う「Dear」も。甘い歌声にうっとり。ジャジーだったりメロウだったり、オトナなグルーヴが心地よく自然と体が揺れるあっという間の60分間でした。続いてお待ちかねのtio!ライブ中盤から新曲を立て続けに。その中の『FILM』は、メンバーが「将来自分の子どもにも聴いてもらいたい曲」と、温かなとてもtioらしい印象の曲。アンコール曲は『KUNG-FU!!』。もっとたくさん聴きたかった~!見る度に力強さやしなやかさが増していてライブで見るのが本当に楽しみなバンド。インストという歌詞のない音楽を奏でる彼ら。でも歌詞が無くたって伝えられる世界観があるって事を気づかせてくれます。ライブ後の幸せな余韻に包まれて帰る帰り道はいつもよりカラフルな感じがした。(夜ですが!)

(りょうこ)

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2018年4/6(金)ふーちんギド/さえずりな夜

「ふーちんギド」は、以前チューバ祭りで対バンさせてもらっていて物凄い衝撃を受けたから今回もかなりな期待をもって臨んだが、期待を裏切らないどころかますます興奮なライブ。ふーちんのドラム、ギデオンのチューバ、さらに両手両足でエフェクターやピアニカも操りながら二人とは思えないサウンドを生み出す。あの二人の身体の中のリズムはどんな風に刻まれているのか、そしてそれがどうしてあんな風にぴったりと心地よく合ってしまうのかが未だにほんと不思議!まだ未体験のみなさま是非!!そして後半、「さえずりな夜」は大学の同級生で20年来ずっと一緒にやらせてもらっている黒田かなでの初のソロアルバム、そしてスチールパンの山村誠一のアルバムのダブルレコ発でもあり、さえずりな夜では誠一さん、かなでのオリジナルがメインで演奏された。色々な景色が見えるような素敵な演奏。個人的には初めて聴くピアノの鶴来さんの宇宙的な世界感にも驚く。得三でのかなでとの思い出は数知れず。私の音楽と人生についても彼女無しでは語れないほどの大きな影響を受けてきた。そしてここでまた彼女の音楽家として人間としての大きさを改めて感じるような内面から紡ぎ出される音にホロリと涙が溢れる。本当に嬉しい夜だった。かなでちゃんおめでとう!これからもよろしくね!

(岡林和歌)

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