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ライブレポート

2018年3/28(水)栗コーダー&フレンズ

栗コーダーカルテット/ビューティフルハミングバード/知久寿焼/吉澤実/ス・ザ・ザ/ゴ・チャ・ミ


あかりが暗くなってきて「お、はじまる…」と思い顔を上げると、栗コーダーカルテットのお三方登場。好きな人が突然現れたかの如く胸がドキドキ…密かにテンションマックスの中ライブスタート。“東南アジア音楽交流活動の締めくくりツアー”ということもあり、今夜のライブはゲストがたくさん。ビューティフルハミングバード、知久寿焼さんはおなじみだが、ここからがすごい。リコーダーの日本代表!吉澤実さん。ミャンマーのサウンガウ奏者ス・ザ・ザさん。ベトナムのダンバウ奏者ゴ・チャ・ミさん。なにが飛び出てくるのやら。序盤はポップに楽しく、ビューティブルハミングバード&知久寿焼さんの歌声が響いていた。中盤からはアジアンゲストの登場。お二人ともとってもチャーミング。気品漂う高貴な音色のサウンガウ、優しい音色で包み込むダンバウの響き、心にすっと馴染み東南アジアの世界へと引き込まれていく。その中から聴こえるリコーダーや鍵盤ハーモニカ・グロッケンは、可愛らしく顔をのぞかせ、栗コーダーサウンドは安定の健在、存在感高くちょこんとそこに座っていた。それぞれの楽器の存在を感じ、絡み合う音を聴き、音の流れに身を任せる、それがなんとも心地いい。至極の時、明日からまた頑張ろう。

(フライングドクターunoiyo)

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2018年3/26(月) UpRah-M/タナ・カミオとラックス/LOVE LETTERS

1.LOVE LETTERS
清々しいほどの王道ラブソングの数々。メンバーの皆さんそれぞれの得意な音楽ジャンルがうまーく混ざり合って心地よい。大人の唄うラブソングっていいなあ。

2.タナ・カミオとラックス
のびちゃんことタナ・カミオの新たな挑戦、ドラムボーカル、ギター、ベース、この日からキーボードコーラスも加入。二日酔いで臨んだ前日のライブを反省して、今日はまだ呑んでません!と言い放ち、最後までビシッと決めて、曲を追うごとに、ひゅーひゅーと歓声が。3回目のライブとは思えぬ一体感。なんか幸せすぎて泣きました。

3.UpRah-M
のっけから学さんが、今日はギター担いだまま鉄棒懸垂7回できました!のMCでドヤ顔。かわいい。ボーカルチカちゃんはステージで呑むの似合うな~。ドラムの、どしんっとしたリズムと繊細なシンバル捌きにもうっとり。真夏のような開放感で、チカちゃんの、踊れるものならどうぞ~。の誘いでミラーボールの下はダンスホールに。アンコールは出演者入り乱れて、UpRah-Mの曲を。あれ?今日って月曜の夜だよね?ってくらいのハッピー感。ブルーマンデーなんて何処へやら。そして、この日も得三は音のバランスが最高でした。バンドっていいなあ。大人って最高ー!って思える夜をありがとう!

(村田くるみ ex.浦林くるみ、theSing2YOU)

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2018年3/21(水) DIALOGUE OF THE DRUMS 2018

本田珠也・江藤良人/酒井美絵子・木全摩子

バトル(闘争)ではなくダイアログ(対話)によるドラム・デュオ。2/7~3/21の毎週水曜日、今池で「DIALOGUE OF THE DRUMS」というドラム祭りが開催された。日本でも珍しい、ドラム2人だけの即興によるライブ7発。[バレンタインドライブ・スペシャル] に続き、ファイナルである [Tokuzoスペシャル] には同企画の出演ドラマーたちを含む大勢の観客が押し寄せた。1stセットは名古屋を中心に活躍するドラマー、木全摩子さんと酒井美絵子さんのデュオ。2人の師匠である森山威男氏も見守る中、笑顔で手と手を鳴らし合い始める。そして摩子さんの強靭な、美絵子さんの優美な、ドラミングで卓越したインタープレイを放っていった。2ndセットは日本屈指のドラマー、本田珠也さんと江藤良人さんのデュオ。本田さんのグルーヴ+江藤さんのソロ、さらにその逆、2人でリズムのユニゾンなど、秀逸な音色で全体を構築していった。傑出した瞬間の連続だった。アンコールは4人で4台ドラムでインプロ・アンサンブル! 4人の音圧による迫力だけでなく、響きの重なり具合がまた極上だった。4台の横並びは抜群の美しさで、偶然か必然かシェルのカラーがグラデーションになっていて、見どころ満載。圧巻のサウンドとビジュアルだった。この企画、貴重な現象として永く残るだろう!

(野々山玲子)

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2018年3/9(金)カタブラ+ゲスト 加藤おりは/東海道スモッグブラス

スモッグブラスさんを初めて聴いた。音楽の世界から別に隠さない、取り繕う必要のない、そのままのひとの生々しさを感じた。ひとの匂いまでしてくる感じがした。自分の中で見たくないところ、だけどやってくるものを思い起こさせられた。普段見ないようにしてるところの世界に浸かってる感じがした。愚行権という権利を得たようで恍惚だった。音楽からこんな感情にさせられたのは初めてのことで自分もそのままの生き物としてあの時間いれた。いつもライブで聴くカタブラの演奏がすごい好き。都会の生活の中、自ら流れにのって役割を果たしていく日々に感じる刹那的な感情、その気持ちの中にある小さな夢の世界。その夢の世界が増幅していく。雑多な大都会で土着民族が酔い、こころのままに踊り、リズムを打ち、吹き鳴らしうたう。僕が好きなカタブラの曲ではいつもこんなふうに頭ん中がなる。アーバンなのに民族。ビルに囲まれたアスファルトにでかい木の棒を縦に打ち付けたくなるのです。僕が妄想しているこの世界にはじめからいたような踊り手さんが加藤おりはさんでした。敢えて吐き出してこなかった積もる感情が、おりはさんの踊りを体感し、音楽に身を任せているだけで昇華されていくのがわかった。聴き終わった後、あまり話したくなくて珍しくすぐに帰った。本当に感動した一夜だった。

(近藤幹夫)

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2018年3/3(土)Ty Segall/DMBQ/COUNT PHANTOM/TAWINGS

「USインディーファン待望の公演!」「西海岸のガレージ番長襲来!」などなど色々な煽り文句が頭に浮かぶほど、この来日が決まった事を喜んでる方々でギッシリと埋まったこの夜の得三。「アンタ、どんだけハイペースで作品出すの!どんだけプロジェクトやってんの!又、買わなアカンがー(満面の笑み)」「スゲー!ソールドアウトするほど、名古屋でも人気有るんだ!」「なに!フリーダムバンドって、FUZZ、the Moonhearts関連のミカル、チャールズとかがおるがー!まーかん、これ逃したら西海岸まで行かなかん!」と思った方、多いのでは?(そうでも無いですかね…)そんな期待ムンムンで始まったギグは、そりゃーもう抜群にカッコ良く、ビールがすすむ、すすむ…一体、何杯呑んだんだろう。お酒がススむって良い事だと思いません?(自分にフィットしないライブの時ってあんまりススまないんですよね、お酒が。個人の感想ですが。)ガレージ、パワーポップ、サイケ、フォーク、ブルース、ハードロックなどなど様々なテイストをいい塩梅でグルグルにかき混ぜたサウンドに持ってかれた濃厚な時間でした。招聘元に乾杯&リスペクト。PS:Ty Segallを何と読めば良いのか分からず、タイ・シーガルと呼んでいたのは私だけですかね?

(顎髭メガネ)

2018年2/21(水)金子マリ(vo)三宅伸治(vo.g)

ここ数年得三に色々な形で登場する三宅伸治!そしてなぜか気になって三宅伸治のライブを聴きに得三に足を運ぶ事が多くなり、何故なんだろうと・・? 考えて見ました。そうか!!オレは三宅伸治の屈託のないあの笑顔が見たいのだと、自分なりに納得をするのだった。新譜「ソングライター」からの鮎川誠 友部正人 三宅伸治の3キングスライブも最高だったけどそれから一ヶ月あまり、今度は金子マリさんとのデュエットときたもんだ、ほんとに驚きである。マリさんは何時も 5th element willでのバンドのイメージが自分なりに強かったのだが、今回はギターと2人きりでも完熟したロック魂は有るのだと暫し驚かされ、特に今回はシンプルな構成なのでマリさんの歌声がストレートに伝わり、どんな人の曲も金子流に昇華され、唄声に酔いしれるとはこの事かをまざまざと思い知らされる夜でした。そして三宅氏が作る曲はどれも歌詞がとても強く、サビのリフレインの作り方には特にやられてしまいます。
ミュージシャンとしての姿勢、立ち位置が明確な2人が触発され奏でる音やハーモニーはとても暖かくそして心地よく還暦の妻も三宅氏の時折見せる人の良さげな笑顔にますますノックアウトされ、RCのジャンプでは嬉しそうに客席でジャンプをくり返す一夜となりました。

(TAI-KOBO タケオ)

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2018年2/22(木)けものんくる

大好きな番組、TBSラジオ「菊地成孔の粋な夜電波」でお聴きして、ずっと気になっていた二つのバンド。けものさんとものんくるさん。二つのバンドが一緒に聴けちゃうということで、静岡の三島から新幹線に乗って名古屋のTOKUZOさんへ。けものんくるライブに行っちゃった。どちらのグループもその世界感に一瞬でひきこまれます。それぞれの音楽の色は全然違うのにどこか似ていて、調和がとれていて、一人で行ったのなんて関係ない程居心地がよかった。終わったあとちゃっかりお話してしまったよ、1時間ぐらい(長い)。名前も呼ばれちゃったよ。こんな小娘は浮いてたけど、皆さん本当に優しかった。私の周りには「粋な夜電波」を聴いている友人は一人もいないのでラジオの話は誰ともできなかったけど、お客さんから菊地成孔さんについていろいろ教えてもらっちゃった。ペペとかDCPRGとかもっと色んな表現の世界を知ってみたいし、表現の世界の素晴らしさに心を掴まれてそのまま振り回されて目が覚めた感じ。でもまだ夢見てる感じ。まさに夢中。初めての感覚。気持ちいい、とにかく嬉しい。けものさん、ものんくるさん、TOKUZOさん、素敵な夜と素敵な出会いをありがとうごさいました。…ところで余韻が抜けなくて。

(石川真世)

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2018年2/20(火)Three & Only[夢野カブ(vo.g)吉森信(pf)湊雅史(ds)]

この日、まず驚いたのが楽器の配置。客席とステージが入れ替わってる。ステージ真下、上手側にドラムセット、下手側にピアノが、ステージに背を向ける形でややトイレ向きに斜めに置いてある。向かい側にギターアンプとマイク。そうか、今日はこういう三角形舞台を、お客さんが取り囲む形か。そうするとどこから観るのがいい?と、各座席のメリットデメリットを考えているところで、ステージに着席されていた知り合いに声をかけられる。結局、斜め後ろから凄腕ドラマーのプレイをがっつり観れる機会はそうそうないぞ、とステージの上、自分も何度か立たせて頂いた、馴染みある下手側から湊さんのプレイをガン見させて頂くことにする。いや~面白かった。吉森さんと湊さんの手にかかると、あの曲やあの曲がこうなってしまうのか!しかも毎回変わるんだろう。二度と同じ演奏は聴けない、これぞ生モノ、LIVEの醍醐味!歌が中心に在り、それを音が、ぐるぐると渦まきながら包み込んでいく。音の隙間がまた、心地よい。鍵盤の上でどんどん踊る吉森さんのピアノ、煽り煽られ炸裂する湊さんのドラミング、それらを心底楽しみながら真ん中で指揮をとるカブちゃん。まるで三兄弟の真剣な遊びを親戚中で楽しく観てるような、そんな空気感でした。

(青酸カリ子)

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2018年2/14(水)アナログばか一代 TOKUZO編 ~恋盤あたりで~

湯浅学/森田裕/SP盤ゲスト:石橋ヒロキ/丹羽マナブ】
配信音源の普及・CDの低価格化などに伴い、どんな音楽にも手を出せる一方、じゃあ何を聴いたらいいのか? と迷う私に嬉しいライブイベント。レコードセレクト及び語り手に湯浅学さんを迎え、聞き手・合いの手は得三の森田さん。同年代らしいお二人のやりとりに笑いながら、ジャンルや年代の境目を超えた選曲・エピソードを堪能。「ファッツ・ドミノのビーマイゲストがスカ音楽の元になった」「ビートルズのインド盤はシタールの音が違う」といったマニアックな話題では、実際にレコードを聴きながら会場の皆で検証。休憩後の第2部では"蓄音機でSP盤を聴く会"のヒロキとマナブのお二人がゲスト出演、PAを通さない生音の蓄音機で聴くソウルミュージックもまた、格別でした。そして終盤、1曲毎に拍手と歓声があがる中でトリを務めたのは、遠藤賢司さんの”夢よ叫べ”。ご本人監修の下で音に拘ったというアナログ盤、絶唱と呼ぶに相応しい名演に拍手喝采を惜しまない会場の片隅で一人、それぞれ異なる趣味遍歴をもった人達が集まって、めいめい食べたり飲んだりしながら1枚の音楽を聴いて共有しあうことの楽しさを思い知った私でした。帰宅後、会場でメモした曲名・人名を調べながら、第2弾の開催が早くも待ち遠しく、つのる思いに身が細る私でした。

(いとしのみのむし)

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2018年2/1(木)ハモニカクリームズ×馬喰町バンド

"マジワリマシタ" 身も心も-。ハモニカクリームズ×馬喰町バンド  "オトノマジワリ"。マジワッテ、マジワッテ、一つに溶けたように感じたのは自分だけではないはず。馬喰町バンドから始まったライブ。ゆったりと語って奏でていく。自分の中の懐かしい何かが音に共鳴して再構築される、まさにマジワル。続くはハモニカクリームズ、国際ケルト音楽祭「フェスティバル・オルティゲイラ」のコンクールで優勝した時の映像を見て魅かれたバンド、毎朝CDを聞いていたから、頭の中に染み込んでいる音。”ケルト音楽とブルース・フィーリングの融合”をコンセプトにしたバンド、大好きなメロディー。さあ、美しい音色を鑑賞しましょう。一曲目が始まる。な、なんだこれは、CDと全く違うぞ。清野さんのハモニカに大渕さんのフィドルがマジワッテ、それを長尾さんのギターが受け止めるようにマジワッテいく、次の曲では全く違うマジワリ方、その上昇する螺旋が自分達にぐいぐい触手を伸ばしてくる。いいんですか?自分もマジワッテ。飛び込んだ、マジワッタ。身と心でマジワッタ。前のめりにマジワッタ。楽しくて、楽しくて、飲みすぎた。次回は、4月19日(木) ハモニカクリームズの新アルバム「ステレオタイプ」のレコ発ツアー、人も音もお酒もマジワリまくるライブに期待です。

(テク太郎)

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