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あほ犬日記

2/7(水)

アルゼンチン音楽研究家の西村さん夫妻に誘われて、ファン・ファルー ギター リサイタルというのにスタッフのサキを誘って行った。アルゼンチンのギター弾き語りといえば、何と言ってもユパンキを思い出す。僕でもレコードを持っているほど有名。そのユパンキと並び称される名手にエドゥアルド・ファルーと言う人がいたらしい。ファン・ファルーは、その甥っ子とのこと。今や国宝級のギタリストなのだそうだ。そして会場は宗次ホール。宗次ホールは、みんな大好きCOCO壱カレーの社長が作ったクラシック専門のホールで、僕などにはなかなか縁がなく、初めて行くところである。クラシックのホールらしく、受付で席を指定されてから入場で、その受付には何人ものスタッフが対応しており、これで人件費とか成り立つのかなぁと、いらないことを考える同業者気取りの私。向こうは同業者とは思っていないだろうな。でも、ロビーの売店にはビールが売っていて、ちょっと嬉しいな。
 ホールに入ると、椅子が一個置いてあるだけで、一本もマイクが立っていない。そうか、クラシックの小ホールは全てが生音なんだなぁ。そういうことか。新鮮である。僕は、二階の前の方真ん中あたりに座ったが、ホール全体の音の響きで、ギターのすべての音が倍音まで全部聴こえてくるのは感動した。なるほど、ギターは、こう言う風に鳴っているのだね。僕は、前もってyoutubeでファン・ファルーと言う人を検索していて、その唄も素晴らしいなと思っていたのだが、歌に関しては、やっぱりマイクが欲しかったなぁ。マイクがあって成り立つように成熟してきた音楽なので、クラシックとは違うもんね。クラシックにあんなボソボソ歌う人はいない。でも多分このホールでマイク使っちゃうと、全体がうまくいかないのだと思う。そういう作りなのだね。
 ファン・ファルーには、腰が抜けた。デタラメにうまいし、圧倒的な説得力だ。何がどうとか、うまくは言えないが、世界にはいろんな音楽があり、それぞれにとんでもないマエストロがいるのである。ちょっと凄かったですわ。ノックダウンです。にもかかわらず、入場料3,500円だよっ!!一体どうなってんだろう????さっぱりわからん。

2/6(火)

~CD「へたジャズ!」発売記念~「昭和戦前インチキバンド博覧会トーク&ライブ」
毛利眞人/岡田崇/小川真一/保利透(ぐらもくらぶ)ライブ:"対話TAIWA”。戦前インチキバンドとか、へたジャズってどういう類のものかという話である。戦前のSP時代に、夜店で売っていたバッタものレコードというのが有ったらしい。酔っ払った客相手に、まがいもののインチキレコードを安価で売りつけるみたいな商売が存在したようなのだ。それ用に作られたマイナーレコード達が有って、まさか商品になるとは思われないような、どう考えても録り直しだろうというデタラメな演奏や、アレンジのものが、売り飛ばされていたというわけである。中には、そのデタラメさがデタラメを超えて突出してしまっている強烈な珍品が存在するわけで、それを探し求めている人たちのトークイベントなのでありました。アバンギャルド極まりない凄い音楽に口をあんぐり開けたまま立ち尽くすのでありました。

2/5(月)

昨夜の~ノリ・ダ・ファンキーシビレサス HEAT UP王座奪取おめでとう記念!トークショー~は、とても面白かったとみんなが言っていた。その場にいたかったなぁ。ノリ君は、何年プロレスやってるんだろう。始めたばかりで、毎週水曜日に地獄の練習をしていて、泣きを入れていたのが懐かしい。まさかベルト巻くまでになるとは、誰が想像しただろうか。たいした根性だと思う。
そして、本日は「故・後藤耕一さん追悼会」となる。後藤とは同級で40年以上の付き合い。お通夜も葬式も家族葬だったので、我々はお別れの機会がなくて、この日集まって飲み会をやることになったのだ。集めた写真を、当店の林がスライド資料にしてくれて、みんなで「あーでもない、こーでもない」と言いながら見たり、高校時代のバンド、シカゴウィッチの再編演奏があったり、一番最後のバンド、エクスタシーのメンバーが、後藤の曲を演奏したり、実に楽しかった。いろんなことを思い出し、発見もあった。店のスタッフは、後藤のことも、オープンハウス時代のことも、知らないのだが、とても面白く、うらやましかったと言っていた。我々の世代は、とても幸せな20代30代を送っていたのかもしれないな。後藤は、この後のこの世にはいないわけだが、僕たちはもっと充実したこの世を楽しまねばならない。その中で、後藤のことは時々思い出すのだろうと思う。癌になってから最後何年か、後藤と会っていろんなことを話せたのは、よかったな。強烈なバカであった。

2/4(日)

久しぶりに京都へ行く。前回と同じくハニーメイカーと対バンで、拾得45周年企画の一本である。今年TOKUZOは、20周年なのであるが、45周年というのはとんでもない事ですな。いったい、誰がそんなことを想像しただろう。テリーさんが70歳まで拾得をやるなんて。僕が、最初に拾得に出たときのことは、はっきり憶えている。人生で一番緊張したのが40年くらい前のその時だったかもしれない。この日も、その時のことを忘れぬよう精一杯演奏した。歳を重ねる楽しさは確実にあるってことだ。

2/3(土)

今度4/29に、塩次伸二さんの10回忌ライブをやることになった。一年くらい前から永井ホトケ隆さんにいただいていた話なのだが、もう10年経つのかとの思いが強い。先月の末から動き出して、大体の構成を考えた結果、メインセットの前に2セット組んで6時始まりの4時間ライブを決行しようとしている。今日はその一つのセットをまとめてもらうべくマド山本君と打ち合わせ。このイベントをきっかけに、今の中部地方のブルースマン達の集大成となるようなことをやりたいと思っているのが、伝わったかと思う。楽しみだ。

2/1(木)

ハモニカクリームズ/馬喰町バンド。初めての登場となるハモニカクリームズ。アイリッシュ音楽のことを知っているわけではないが、僕が聞く限り、アイリッシュミュージックの後半に出てくるダンスパートみたいなところで使われるようなメロディーを、ブルースハープで熱量を込めて吹き切るというのが、最大の特徴か。問題はその熱量の質なのだが、どう考えてもブルースチックな熱量のあり方なのである。僕には、そう聞こえるのであった。そう思って、ハモニカの清野美土さんと話をしていたら、TOKUZOを紹介したのが、blues the butcherのKOTEZだというし、フランス在住の清野さんは普段フランスのブルースバンドでもプレイしているという。やっぱり、ブルース上がりなのであったか!次回は、4月にワンマンで登場する。

1/30(火)

ショータ君に、「何かキツイ面白い事やってよ」といって頼んだのが今夜の渡辺ショータ・トリオ[渡辺ショータ(p.key)加藤雅史(b)橋本現輝(ds)]。この日の為に集まってくれたメンバーは、名古屋ジャズ界のベテラン加藤雅史(b)と、関西在住(たぶん)の若手ドラマー橋本現輝さん。昨今のジャズ界ニューカマーのように見える30歳前後の一団がいて、ショータも現輝さんもそんな人達だと思っていいのかな。ヒップッホップが当たり前に有って、クエスト・ラヴやクリス・デイヴ等が出てきた後のドラマーという事だと思う。かなり難しい楽曲をやっていて、前日にリハーサルをやったのだというが、加藤さんがいるのが面白いな。またお願いしよっと!

1/29(月)

ナタデココ[西慎嗣・岡本定義]は、初のTOKUZO。三宅伸治の30周年記念トリビュートアルバム、「ソングライター」の中で大竹しのぶが歌っている「涙のプリンセス」という曲を一緒にやっていたのがナタデココで、その演奏力と楽曲の咀嚼力に舌を巻いたのだった。西慎嗣さんは、全盛期のキャンディーズのバックをやっていたそうで、その後は、スペクトラム等で、抜群のプレイをみせていたギタリスト。岡本定義さんは、COILという宅録ユニットをやっていたのだそうだ。肩の力を抜いた、自宅で向かい合って演奏しているような雰囲気で、雑談しながら進行するステージ。西さんはギター一本で、実に的確なサウンドメイクをする。気になって歳を尋ねたら、なんと僕より年下でひっくり帰りそうになった。だって、キャンディーズだよ!そんな馬鹿なっ!と思ったら、16歳でデビューしたのだそうだ。はぁ~っ・・・・。

1/27(土)

深夜に永井ホトケ隆先輩と田中晴ちゃんがやってくる。日本のブルース界最高峰のギタリスト、塩次伸二さんが亡くなって、はや10年となる。10周忌で名古屋でも何かやりたいというのは、一年前から聞いていて、日程だけ押さえてあったのだが、この日はその相談。ホトケ先輩と、京都の塩次伸ちゃんの一番弟子のような、田中晴之のバンドがやってきて、伸ちゃんと交流の有った名古屋近辺のブルースマン達が集まって、故人に思いを馳せながらも、何か次のきっかけになるような事をやりたいな。直接伸ちゃんとは接触の無かった、20代の若手連中も是非一緒にっ!!

1/24(水)

ショローCLUB[芳垣安洋(ds)大友良英(g)不破大輔(b)]。一昨年の暮れに、名古屋のワッキーという女性が主導して結成された大物トリオの帰還ライブ。ゆるいトークとは裏腹の、覚悟と緊張感の音塊が店内に蔓延する。気持ちがいい。3人とも僕とは年が近いので、打ち上げでは話が弾むのだが、この日は二冊本をもらった。一冊は「僕はこんな音楽を聴いて育った」という大友氏の出した本。子供の頃からの思い出と、そのころ鳴っていた音楽のことを書いてあるようで、年が近いこともあり、楽しく読めそうな本。もう一冊は、最近芳垣氏がハマっている藤本義一の「女橋」という小説。これは、読んで面白かったから、くれたのだと思う。こっちも面白そう!!

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