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あほ犬日記

12/18

 思えば2020年の暮れから愛知県全体に時短要請がでて、これから一体どうなることかと大きな不安を抱えて迎えた正月だった。大晦日から三日間は家で呑むのだが、その間ストレスで寝ている間に歯ぎしりをしていたようで、両奥歯が使いものにならなくなり、流動食のようなものしか食えないような状態になってしまった。緊急事態だからといって、何もやらないのは絶対駄目だな、ろくな事が無いなと思ったのだった。時短だと言われようが、酒を売るなと言われようが、とにかく何かやっていようと動き続けた2021年、イレギュラーなことが多かったけれど、バタバタとそれなりに充実した一年だったと思う。なんとか年末にこぎ着けられてホッとしています。旧年中は、ありがとうございました。2022年は、ウィルスの弱体化と、治療薬の登場で、ずいぶん気が楽になるんじゃないかな、と思ってます。
 そんな中、新制立浪ドラゴンズの新人、ブライト健太選手が背番号42で入団した。子供の頃に観た、黒人初の大リーガー、ジャッキー・ロビンソンの自伝映画「42~世界を変えた男」に感銘を受け、その番号を選んだという。今でこそ大リーグではJ・ロビンソン・デーという、全選手が背番号42をつける日が有ったりして、日本でもその存在が知られているが、僕が子供の頃は、42番は「死に」番号だから日本人はつけないのだと教えられた。だから42は外国人がつける背番号なのだという話だったが、当時の外国人選手の中にも、その番号を誇りにしていた人がたくさんいたのであろう。
 ジャッキー・ロビンソンは、ブルックリン・ドジャースの選手だった。ドラゴンズのユニフォームは、元々ドジャースの真似をしていて、チーム名も筆記体でよく似ているし、チームカラーもほぼ同じである。ガーナ人の父と日本人の母を持つ肌の色が黒い背番号42番のブライト健太選手は、ジャッキー・ロビンソンとほとんど同じ姿でグラウンドを駆け回ることになるのだ。

11/16

 現在11月16日、幸いコロナ感染者の数は低空飛行を保っており、このまま収束を迎えることを願うばかりだが、はてさて・・・。
 アルコール自粛と時短営業が解除され一月ほど経つが、前回夏から秋にかけての解禁期間と比べると、お客さんも店側も多少安心感を持っているようで、覚悟していたよりはお客さんがやってきてくれている。ただ、みなさん体が戻らないようで、夜は早いですけどね。東京や関西のミュージシャン達も、そろそろツアーに出ようかという気分になってきているようで、出演オファーも少しずつ増えだした。
 久しぶりに会うミュージシャン達や、深夜に顔を見に来てくれるお客さん達と、毎日のように呑み、話をする楽しい時間が多く、肝臓以外はすこぶる快調だ。コロナ禍で人それぞれが色んな非日常生活を送っていて、色々話をすると、あらためて人の事情というものがいかに多彩で、自分の思いもよらなかった事が起こっていたのかを知る。「あぁ、そうだよなぁ、そうなるわなぁ。」と思うのだ。自分が、いかに自分のことだけでイッパイになってたのかを思い知ります。
 しかし、まだまだ気を抜けませんな。なにせ、世界規模の出来事なので、年明けに外国との行き来が戻ったときにどうなるかってことになると、まったく先が読めなくて、怖くて手が出せないことが多々あるのです。
 といううわけで、12月一杯は限定人数を、座りのみの100席まで増やしました。大丈夫だとふんでいます。今、ホール公演は、満席まで入れちゃってるようですが、ライブハウスはまだ、フルハウスの半分くらいの数字でやってるのが現状です。そして年末は、「おっかなびっくり」で、60人限定忘年会をやります。そして、年明けの事はまだ読めないので、まずは限定60人で予約をとっておいて、12月に入っていけそうなら徐々に増やしていこうと思ってます。なんだか、アタフタと煮え切らない印象になってしまいますが、宜しくお願いいたします。

10/13

 数学者・森田真生さんの新刊が送られてきた。「僕たちはどう生きるか/言葉と試行のエコロジカルな転回」という、今回はエッセイ。コロナ禍に入った昨年の春から、全国を講演して回っていた日常がガラッと変わり、まだ小学校に上がる前の子供達と家にこもる生活になって、最初は家庭菜園の感覚ではじめたことが、微生物によって作られる土になり、体内に宿る微生物に人間が作られているとなり、共生と依存の生命の仕組みになり、近隣の寺の境内を借りてジャングルを作りながら何かを学べないかと画策する。日記を交えて書かれているため、僕の日常との接点を確かめられるぶんわかりやすく感じた。思考を体の中に内包して体現しようとしているのが感じられて、明確には理解できないまでも説得力がある。
 8・8に始まった二度目の外食飲酒自粛が、ほぼ二ヶ月ぶりに10・1解禁された。酒を売って生業を立てている我々にしてみれば、スタッフ全員、湧き上がる開放感のようなものを感じてこの日を迎えたわけだ。森田さんのエッセイはまさにその初日に届けられて、贈呈サインの所に「Play」と一言。僕はさらに一人で嬉しくなって泥酔してしまう始末。
 「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか/鈴木忠平」という本もうれしかった。落合中日八年間を、当時の日刊スポーツ落合番記者が、かつての取材ノートと様々な人への取材で深層まで浮かび上がらせる。中日ファンなら、一体あのときのあれは何だったのかという謎がいくつか有ると思う。読んでなるほどと膝を打つことも、やっぱり判らないままのこともあるが、監督一年目開幕戦、まさかの川崎先発にはじまり、リーグ優勝を勝ち取った監督解任発表後の奇跡の快進撃の先鞭をつけた荒木のムササビのようなホームヘッドスライディングまで、一本の糸がピッシリと張りつめられているのを感じることが出来る。この出色のスポーツドキュメンタリーは、中日ファンじゃなくても、たぶん野球に詳しくない人でも十分面白いと思う。この八年間の中日を知っているドラゴンズファンであれば三回は泣く。オープンハウスに置いておくのでご一読を!

9/16

 マディー・ウォーターズの「ライブ・イン・ロスアンジェルス1954」というレコードが出た。これは、ブルースファンにとっては目玉が飛び出すような驚愕の出来事なのだ。
 まず、50年代のブルースのライブ録音というものを僕は他に知らない。当時の、お客さんを前にした演奏を初めて耳にするということになる。収録曲は5曲で、内「Hoochie Coochie Man」「I Just Want To Make Love To You」「I’m Ready」「Oh Yeah」の4曲は同年にレコーディングされている。つまり、後年ブルースの大スタンダードとなるこれらの曲が、発売ホヤホヤの新曲だったのだ。メンバーは、マディー31歳、ジミーロジャース(g)20歳、オーティス・スパン(p)30歳過ぎ、ジョージ・スミス(hca)30歳,エルジン・エバンス(ds)45歳くらいということか。ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムでのライブで、調べてみると6千人以上入る超大ホールなのだが、そんなことが起こりうるのであろうか?信じられない。付設する200人くらいの小ホールなんじゃないのかと疑いたくなる。アカデミー賞やグラミー賞の会場だったらしいが、当時そんなところに黒人が入れたのか。ひょっとしてお客は白人か?54年に白人がブルースを聴いていたとも思えない。マイクは歌に一本、ピアノのあたりに一本、もう一本全体を拾うのに有るか無いかといった感じで、ホールの音響用マイクから録音されたのではないか。当然歌が異様にでかい。黒い。太い。怖い。スピーカーからマディーのギトギト光った巨大な顔面がぬめり出てきそうな生々しさだ。「I Just Want To~」の後半部分で、扇情的に客の劣情を煽るところなどライブでしか味わえないリアルさだが、聞こえてくる客の反応は、やっぱり黒人達かなぁ??本当に大ホールだったとすれば、マディーはそんな経験は初めてだったであろう。ステージ上でに何を思っていたのだろうか。
 これらの曲は、レコーディングではハープがリトル・ウォルターで、ベースにウィリー・ディクソンがいる。もし、この演奏にウィリーがいたら、多分ウッドベースのあたりに一本マイクが立っていて、大きめの音で録音されたのではないか。あぁ、それ、聴いてみたいっ!

8/26(木)

 近隣でコロナ陽性者がちらほら出始めて、いよいよ近づいてきたなと思っていたら、なんとスタッフから陽性者が出てしまった。幸い、感染確認から一週間経つが、お客様、従業員等からその後の体調不良の報告はなく、感染者本人も熱は下がり、回復の兆しを見せている。店は18日に消毒を終え、従業員のPCR検査は全員陰性となった。多方面にご迷惑とご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
 8月日22現在で、名古屋市内で感染確認された数は2万8千強だとのこと。すでに人口の百人に一人以上が感染していることになる。検査数が多いということを踏まえても、かなりまん延していると言わざる終えない。こうなってくると、気をつけようにも限りが有るし、どこでかかっても不思議はないなと思ってしまうが、それでも我々は、許された範囲内でなんとか店を営業し、毎日ライブを重ねていかねば成り立たない。
 そんな中、ライブを観に来ようというお客さんは、やはり目に見えて減っている。しかし、それと同時に、それでも来てくれているお客さん達が、実に気をつけ合って、配慮しながら楽しんでくれている様子がわかって、その強制ではない自治感覚をとても頼もしく思う。ある程度お客さんの年齢層が高い得三だからかとも思ったが、オールスタンディングで、立ち位置に×印をつけただけのライブハウスでも、お客さんはその位置を動かず、距離を保って体を動かしているのだそうである。そのような規制をどこかで乗り越えてはみ出してしまう非日常性こそがライブの本質ではないかと言われれば全くその通りだが、今は胸の中、体の内だけでとどめて欲しい。
 ライブ会場に来れない人も数多いと思う。家族と同居している人はリスクを避けるだろうし、勤務先で禁止されている人等もいるだろう。配信で我慢しますとか、行けないけれど頑張って下さい等の声も、方々からいただく。そんな人達の思いもしっかり届いていて、来るべき完全再開に向けてとても心強く、感謝してます。
 ありがとう!

7/23

 高校野球野球鳥取予選で、第1シードの米子松蔭が、野球部と無関係の学校関係者1人がコロナに感染しただけで出場辞退になったと聞いたときは、さすがにやり過ぎなんじゃないかと思っていた。高野連の協議の末、一転、不戦敗は取り消され、延期して境高校との初戦が行われることになり、9回裏2アウト満塁からのさよなら逆転で、昨日米子松蔭は初戦を勝ち進んだ。米子松蔭の主将が、生まれたはじめ書いた「なんとか出場する道を模索していただけませんか?」というツイッターを、相手チーム境高校の選手達もみんなで拡散したのだという。勝ち負けを越えて、両チームに諸手を挙げて喝采を送りたくなるではないか。境高校は、阪急の米田投手の出身校とのこと。この一回戦敗退はずっと僕の記憶に残るだろう。
 明日オリンピックの開会式が行われる。何やら、次から次へと不甲斐ない事が立て続けにおこっているが、それでもスポーツは、勝者、敗者にかかわらず、僕の気持ちを熱く素直に高揚させてくれるにがいないと思っている。
 1964年の東京オリンピックでは、市川崑監督が見事な映像を残している。チャスラフスカさんの素晴らしく美しい平均台は、一体どうやって撮ったのか判らない。砲丸投げの名も知らぬ選手は、投げる前、指をなめてはゼッケンで拭き取る。何度も何度もそれを繰り返す。そこをまじまじと撮し続ける場面がなぜだか記憶に残っている。
 今回、無観客であるが故に可能なカメラの位置とかがあるんじゃないかと思ったりするのだ。歓声が無い分、アスリート達の足音や、鉄棒がきしむ音、あらゆる音が生々しく競技場に響くだろうとも思う。
 訳のわからぬお粗末この上ないグラウンドの外の事情や計算を一足飛びに蹴散らして、トップアスリート達の一生に一度の充足感を、是非とも観たいっ!この先、二度と無いかもしれない無観客オリンピック。各テレビ局、そして公式映画監督の河瀬直美さん、頑張ってくれっ!!
 予断ですが、元日産自動車のゴーンさんと、バッハ会長って、ちょっと顔が似てませんか・・・。どうでもいいですが。

6/18

 さようなら緊急事態、おかえりなさいマン防。今回のスケジュールは、マン防決定後に検討し直した時間になっておりますので、11日までは決定のはずです。なんとか20時まで営業は認められ、マン防期間中のすべての出演者が、ライブを決行してくれますので、得三は営業いたします。こんな状況下で、それでも来ていただけるお客様には本当に感謝以上の、一緒に何かをやっているような親愛感を勝手に感じています。今月も、宜しくお願いします!!
 これを書いてる時点でオリンピックがどうなるのか、いまだ決定してません。有観客か無観客か・・。得三で、一月あまり配信ライブをやってきて、やっぱりお客さんいないとね、みたいな事を先月のあほ犬日記に書きましたが、慣れてくると無観客なりの別の楽しさみたいなものが判ってきて、これはこれで演奏者同士の密な関係が見える充実した演奏になるのだなと思い直しております。オリンピックも、無観客で、一緒に戦った相手選手同士が、勝ち負けを越えてたたえ合う様なシーンが観れるとしたら、僕は純粋に感動するだろうな。それはそれで、見事なオリンピックなんじゃないかと思います。
 よく聞かれるのは、今年の今池祭りはどうなるのか、という話。まだ決定は出ていません。これを決めるのは、「今池お祭りコミッティー」という組織で、IOCと言います。ぼったくりたいのは山々ですが、まったくその気配もありません。今の状況でいくと、通常通りの祭りは無理だと思われますが、街の人達や参加してくれた人達が何年か後になって、あれは面白かったねぇと、記憶に残るような事がやれたらいいよねぇ。馬鹿馬鹿しくて楽しいことを思いついたら商店街メンバーに教えて下さいな。 
 ワクチンに関しては、今池素人理化学研究所が、画期的なのを開発中です。これは、驚異的な勢いで人に感染するワクチンで、今池人民はただ3密になってゲラゲラ笑っていれば、勝手にどんどん抵抗力が世の中に蔓延するというシロモノです。ただし、三日三晩得もしれぬ劣情感に襲われるという副反応が有るようで、どうしたものやら。

5/15

 「酒を出すなっ!」と言われてしまっては、遂に、手も足も出ないかっ!と思ったが、なんとかやれることはあるもんですね。オープンハウスの方は、さすがに閉めましたが、得三は配信中心で5月後半を驀進中の毎日です。
 僕自身が無観客配信演奏というものをやったことが無かったのだが、想像するに、ステージから誰もいない客席に向かってライブ演奏をするというのには、やっぱりなんか違和感があったのですよ。まぁ、カメラの向こうでは、お茶の間で(かどうかか知らんけど)聴いてる人がいるのでしょうが、こっちから見えてないんですからねぇ。カメラに向かってどんな心持ちでやればいいのかわからない。それで、客席フロアで、円陣を組んで練習スタジオみたいにやってみたのである。僕は歌を歌っているので、通常他のメンバーは振り返らないと見えないわけだが、これだと全員がよく見えて、いつもと違った感じの演奏になったような気がして、結構面白くやれました。まぁ、ドラムの唯我独尊カバ君が、実は演奏中全く前を見ていなかったということも判明したわけでありますが・・・。
 それはともかく、演奏はちゃんと本番ライブのように盛り上がり、充実感もあって、ジャァ~ンッ!とエンディングを迎えるんであるがしかし、問題は終わった後だ。「イェーイッ!」の声も、割れんばかりの拍手も全くなく、ただただシ~ンとしてしまうのですな。いやぁ、あれは、醒めます。「いい年こいて、熱くなったりして、馬鹿なんじゃねぇの?」と言われている気分になるわけです。
 オリンピックなんて、無観客でやりゃいいじゃんと思ってましたが、やっぱり観客いた方がいいんだねぇ。金メダルとったのにシ~ンとされてちゃ、やっぱり哀しいよ。一生に一度なんだぜ。今回、お客さんのありがたみが、改めて身に沁みますな。やっぱり普通にお客さんもがいて、目の前で反応してくれて、その日のうちにギャラが出て、その金でお客さんと酔っ払うってのが最高のライブだぁ!!

4/19

 おっとぉ!今度はマンボウがやってきた。8時閉店となると、7時スタートではライブにならないし、開始時間がそれより早いと、平日は仕事おわりのお客さんが来れないことになり、前回は平日店を閉めることが多かったのだが、今回個別に出演者さん達と相談した結果、申し合わせたように全員が時間を早めてでもやるという返事だった。いろんな人がいると思うのだが、ここまで足並みが揃うというのは面白い。去年は出来なかった「今池遊覧音楽祭」もやります!チラシには「気をつけて楽しみましょう」と載せようという話だったのだが、その文言はみんなもう聞き飽きていて効力も無いのではないかという意見もあり、「調子こかずに楽しみましょう」に変更した。
 先月号で紹介した歌集「ここでのこと」の中で見つけた、野口あや子さんの短歌「歩くたび入り組んでくる今池の誰とも呼べぬきみに会いたい」で、今池商店街のポスターを制作した。写真家のスミダカズキさんに今池の街を撮ってもらい、デザインを旧知のタナカマサコさん、印刷はいつもお世話になっている鬼頭印刷。みんなが気持ちの通った仕事をしてくれて、思い入れのあるいいポスターが出来上がったと思っている。
 商店街というのは、要するに、各商店から集めたお金でその土地に人を集める事をするのが仕事なのだ。ところが、昨今は「人を集めちゃいけません」という事になるのであって、商店街としてはどうにもこうにもやりようがないなと思っていた。そんななかで出会ったのが、野口さんの短歌「~誰とも呼べぬきみに会いたい」だった。今池に来る来ないではなく、会いたい。
これなら、(マスクをすれば)大きな声で言える言える偽らざる本心だよね。
 今年は今後も、このチームで何枚かポスターを作って今池の街に貼り巡らせたいなと思ってます。今池へお越しの際は、是非探してみてください!!

3/17

 またまた名古屋近辺で活動する人達の本が出た。なんだか、最近出版関係が多いな。
 まずは、「名古屋の富士山すべり台」。名古屋在住の方なら公園にある富士山型のコンクリート遊具を見たことがあると思う。あれ、実は名古屋発祥なのだそうだ。その富士山すべり台を長年追いかけて写真に撮り研究している人が、まさかというか、やっぱりというか、いたのである。牛田吉幸さん。その研究の成果を編集の大竹敏之と共に、余すところなくまとめたのがこの本。名古屋近辺に現存するすべての図鑑から、その歴史、制作者の声、そこから派生するいろんなバリエーション遊具、撮影指南、公園遊具の在り方考察などなど・・・。まぁ、知っていてどうなのか、と言われればそれまでだが、ちゃんと人々が精魂込めて作ったモノはとても楽しく、愛おしい。今度どこかで見つけたら絶対滑ってみよう!
 もう一冊、「ここでのこと」は、愛知県にゆかりのある9人の歌人が、それぞれの場所を思いながら作歌したオムニバスの歌集。東山にあるON READINGという本屋さんが作った本だ。贔屓目になっちゃうが、場所に今池を選んでくれた野口あや子さんに、やっぱり気持ちが傾きますな。すでに何冊も歌集を出し、今は小説やエッセイ等も発表している若き才能で、得三やオープンハウスで、何度かお会いしたこともある。全部で14首あるが、どれも今池の匂いのようなモノを放っていて嬉しくなります。もちろん他の人達の作品も興味深いので、是非とも御一読を。とてもいい装丁の出版元が、ELVIS PRESSというのもビビッときますな。
 この二冊の本の出版記念イベントが4月に得三で行われます。5(月)に「富士山すべり台」8(木)には「ここでのこと」、著者達によるトークイベントで、さらに面白い世界に突入してください。詳しくは、スケジュール欄でお確かめください。
P.S.実は、野口さんと今池商店街のコラボレーション企画も浮上しており、4月には展開してるかも。こちらもお楽しみに!!

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