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生ピアノを入れると、その分ステージが狭くなってしまうしなぁ・・・・いやいや、前に来た渋谷毅さんだって、南博さんだって「あ>生ピがあったらなぁ」と悔やんだではないか。・・・・と、スッタモンダしましたが、遂にTOKUZOは、アップライトでは有りますが、生ピアノを入れました。そして、その初日12/3日にナント! 板橋文夫さんにガンガン魂を吹き込んでもらったんであります。お兄様をつい先日亡くされた事を告げ「子供の頃、二人で遊んだ川の曲です」と紹介してのピアノソロ「ワタラセ」! 体全体から、まだ弾きたい、まだ弾きたい、と溢れてくる音、音、音。あ>オンガクだぁ、と落涙です。我が家のピアノは、素晴らしい産声をあげさせてもらいました。感謝。
5日は、店をまかせて磔磔へ、ダン・ペンとスプーナー・オールダムのデュオである。聴き慣れたR&Bの名曲達を、縁側で将棋でもうってるかの様な、あったかい作者自身のデュオで、聴く。なかなかに贅沢な気分で得したカンジ。この人達は何年こうやって唄い続けているのだろう。若い頃は、やっぱり同時に一人の女を好きになってギクシャクしたりしたんじゃないか、とか思わせる二人でありました。そして、その会場で、三宅伸治さんとバッタリ、やっぱりちゃんと来てるんだ、と妙に納得。
7日は、リハから本番、楽屋と、終始ゴキゲンの御大、高田渡さん。「死んだ妹とカキ氷をシャリシャリ食べる唄が好きなんですよ」と話すと「あの曲、評判いいんですよ」と渡さん。「ブラザー軒」という曲です。ゼヒ御一聴あれ。トツトツと、でも強く心に踏み込んでくる渡さんの唄は、ガッチリ健在です。
いとうたかお氏の唄の師匠は高田渡、ギターの師匠は中川イサトさんだとの事ですが、9日は、そのイサトさんといとうさん。こんなに頭の上がらないペケを続けて見れる事はめったに有りません。この日は、イサトさんの、実直で誠意のこもった唄が、なかなかグッとくるのを発見。もっと唄えばいいのに・・・・。
12日はフラメンコ。踊りの人とかギターの人とかはよく聞くけど、歌をやってる日本人ってのもちゃんといるんだなぁ。高岸さんという人、結構若そうなんですが、ちゃんとフラメンコの声でフラメンコの節回しです。グッと胸に来るし、びっくりしました。素人にほめられてもあんまし嬉しくないでしょうけど、ホント、失礼しました。
13日の友部正人には、バンバンバザールが乱入。2ステージ目はバンド演奏となるオマケ付きでした。最後に名曲「一本道」を演ったので、「今でも、やっぱりやるんですね」と訊くと「やらない、と決めてる曲はありません」との答え。
14日はピーター・バラカン氏も観に来てくれたケリー・ジョー・フェルプス。一体、どうなっているんだか、キツネにバカされた様な超絶ラップスライドギターに、とにかく全員、目がテン。思ったより音色が太いのもサスガ。ブルースというより、シンガーソングライターの臭いが強いが、全く新しいタイプの様な気がする。いるんだなぁ、こんな人が・・・・。
続く15日は三宅伸治&THE TRAMP。ステージで昔のオープンハウスの話をたくさんしてくれて、僕はすごく嬉しかったです。
16日、2度目のモンゴル国立民族歌舞団は、前回とは別の歌手の人が来たんだけど、これまたスゴイ。聴いた事の無い発声です。
その後も結構楽しめるのが有りましたが紙面切れ。忘年会も爆笑だったけれど、皆の呑む酒の量にはビックリ。君達はアホかね。(森田) |