10/1(月)今日は月見なんだそうだ。深夜に味仙の前を歩いていたら、味仙の奥さんと隣の石原さんの奥さん、それに豚ちゃんの梅田屋のおばさんが、空を見上げていた。「お月見ですかぁ?」と僕も一緒に見上げると、屋根と屋根の間からキレイな月が見える。空気が澄んでいるのかいつもより明るく、くっきりと見えるその月に、ウワ〜ァッ!!なんとなく気分が良くなったのでした。

10/3(水)「どろろんPOP SHOW」は楽しめた。「バケラッタ」というバンドをやっていた永井君の企画で、自身の新しいユニット、19歳の女の子をヴォーカルに据えた「ぶどうグレープ」と元「バケラッタ」の
キーボーディスト「ヤマダミドリ」のひとりユニット。さらにゲストで関西から「SPIN」という顔ぶれで、ベテランらしい安定した三者三様のピコピコ・ポップを聴かせてくれた。しかし、最近の若者は体が立派に育っている。日本の食生活は、東京オリンピックを境にだんだんと欧米並の肉食に移行してきたらしいのだが、すっかり肉食化した後に生まれた日本人である19歳のヴォーカルの女の子は、あきれるほど自信満々にスクスクと育っていて、おじさんは、なんとなく気圧されちゃうのでありました。
 この日店に出てくると、札幌の梶原さんから宅急便が届いている。開けてみると、ドヒャ〜ッ!!メチャメチャでかいタラバ蟹ではないですか!甲羅の大きさだけでも30センチ位有る。両足を広げるととんでもないでかさだぁ!翌日予定されていたキューバの歌姫ハイラ・モンピエのライブが、テロの影響で中止になってしまったのだが、その招聘者である梶原さんが、気を遣って送ってくれたのだ。梶原さんは明日名古屋に来るはずなのだが、これは、一緒に食べようと言うことなのか?う〜ん。どうしたものか一瞬悩んだが、ええいっ!食べちゃえぃ!!深夜3:30になったところで、集まった人達で、ワサワサと蟹を食う。うまいっ!!偶然居合わせた、ダイアモンド・ホールのモモちゃんと「ライブ中止はいやだねぇ」なんつって話していたのだが、ダイアモンド・ホールでは、チャーリー・ワッツのライブが中止になったことがあって、なんとそれ一本のために、はるばるアメリカから見に来たマニアがいたらしい。これは、きびしいです。中止を告げるこちら側も辛いが、当の本人は一生に一度有るか無いかのめちゃめちゃである。パカァッっと顎がはずれてましたよぅ、と言ってましたが、人ごとではない。明日、そんなきびしい人が来ないといいなぁ‥‥。

10/4(木)この日予定されていたキューバの歌姫ハイラ・モンピエ。テロの影響で中止になってしまったのだが、招聘者である梶原さんがわざわざ札幌からやって来てくれた。大学時代を札幌で過ごした、共通の友人平田君も一緒に、店で当日券で見に来てくれた人を待つ。前もって、結構連絡が行き届いていたのもあって、有ると思って来た人は数人。事情が事情だけに、すぐに納得してくれありがたい。7:30位まで待って、そろそろ大丈夫だろうと、チケットを預かってくれていたサルサのかかっている居酒屋「吉衛門」へ。サルサのライブというと東京だろうが、どこだろうが飛んでいってしまうママの佐藤さんは料理も美味しく、パッカンパッカン飲んでしまう。いい加減、飲んで喰っていい感じになってきたところで、日本産のラムみたいなお酒を出してくれる。酔っているのと、喉ごしがいいのとで、よせばいいのにストレートをグビグビ飲んでしまう。ヒエ〜ッと思いながら、もう一軒チケットを預かってくれていたサルサクラブ「エル・ココ」へ。入っていくと、ダンス・レッスンのあった日らしく、カウンター以外はフロア状態になっている。ナントカいうラムのカクテルを飲みながら店主の杉本君と話していると、梶原さんがレッスンを終えて残っていた女の子と踊り出した。僕と平田は、まるでダンスに縁がく、観ながら飲んでいたのだが、「すぐにできるから踊ろう踊ろう」と言われて、おそるおそるステップを教えて貰う。どじょうすくいの出来損ないみたいになって、踊っているときに気が付いた、こりゃちょっと酔っぱらっているぞっ!梶原さんが、これからどこか行くと楽しい所を知らないか、と杉本に訊くと、コロンビア人がやっている、深夜になると出稼ぎ南米人が集まるクラブが有るという。コ‥‥コロンビア人のおねぇちゃんっ!!俄然、イケイケな私である。一瞬でさらに酔いがグルンときて、気が付いたらコロンビアの店だったのだが、なんだかよく憶えていないのであった。ただ、おねぇちゃんは、すごくおっぱいが大きかったような‥‥。へろへろで店へ帰って潰れてしまったのであった。

10/5(金)深夜、飲んでいたらOtis'の横山がやってきた。色々話していると、横山が「お前、コロンビア人のお姉ちゃんはどうだったんだ?」と言う。何故横山がそのことを知っているのだと、不思議がっていると「お前、昨日Otis'に来たのを憶えてないのか?」と言う。えっ!俺はいつOtis'に行ったのだぁ。「来てコロンビア、コロンビアとご機嫌ではしゃいだ後、一杯だけで店を出て行ったぞ」う〜ん。お‥‥憶えてない。そうだったのか、かなり酔っていたということか。と、そこへクワットの加藤がやって来て、来るなり「昨日はどこで飲んできたんですか?」と訊く。えっ!俺ってクワットにも行ったわけぇ?「やっぱり憶えてませんか。よぼよぼと、ハナをたらしながら入ってきて、ティッシュを出すとビーッとハナをかんで、そのまま何も飲まずに帰っていきましたよ。」‥‥‥。俺は知らない。そうすると、バイトの仙藤が「ひょっとして、帰ってきて私にサルサ・ダンスを教えてやる、とかいって無理矢理一緒に踊らせたのも憶えてないですねぇっ!」一体俺は何をやっていたのだぁ。そういえば、ポケットには訳のわからん外人の名刺が何枚か入っていたぞ!

10/7(日)バレーボールズ、京都の拾得でライブ。リハーサルを終わって店主のテリーさんと狂牛病の話になったら、テリーさんが「若い人は大変やけど、僕らは潜伏期間中に死んでしまうから喰っても喰わなくても一緒だ」と言っていた。そ‥‥そういう問題かぁ?それにだいたい僕らってのは、僕も入ってるのか?冗談ではない、僕は最低70歳までは生きるつもりなのだ。
 ライブを終えて、マリちゃん達と中華料理屋へ、とてもおいしくて安い。正解正解、と紹興酒を飲みながらテレビに目をやると、遂にアフガン爆撃が始まったという。映像はテレビが遠いうえに、夜の攻撃で暗いので様子がよく判らない。湾岸戦争の時は、戦争の実況中継などというものに、えらい衝撃を受けたものだったが、今回はもう慣れっこだ。

10/10(水)爆撃が始まってから抗議デモのニュースが消えた気がする。反政府的コメンテーターやコラムニストがテレビを下ろされたり連載中止のなったり‥‥あきれるほどの情報操作。CNN発表では、90パーセントがアフガン攻撃を支持してるんだって。もう、あほらしゅうてやってれまへん。

10/11(木)夜、名古屋の堵場で食肉検査をやっている川口が来る。ピアニストの佐山雅弘さん達と一緒だったのだが、僕たちは3階で狂牛病の話で盛り上がる。なにしろ、現場も現場堵場の堵場である。色々話をしていて、次回ゆっくりと話を聞いて「あほ犬狂牛病レポート」を発表することにする。なにしろいい加減な政府の発表と、危険性を煽るばかりのうわさ話しか無いからだ。ホントのところを聞いて、まとめますので期待してね!そして、川口の持ってきた肉を使って牛肉フェアーをやるのだ。帰り際、佐山さんに「牛肉フェアー、やるからねっ!」と言うと、「おーっ!やったれやったれぇっ!」と言っていた。

10/12(金)Day&Taxiはスイスのチューリッヒからやって来た3人組。かなり入り組んだ譜面と、インプロが入り交じったクールな演奏をする。リーダーのクリストフ・ガリオは実は12年前「オープンハウス」に来ている。その時一緒に演奏した「ディスロケーション」の岡崎君(実は、うちのホームページは彼のデザインです)が来ていて、12年前の写真を持ってきた。クリストフはとっても若い自分の写真を笑いながら見て、旧交を温めていた。

10/13(土)ついに来た!「詩のボクシング愛知県大会」。予選を勝ち抜いた16人のリーダーたちは、この日、一人に絞られ全国大会への切符を手にする。ステージにはちゃんとリングらしきものが作られ、ジャッジの中には、元キックボクシングの全日本チャンピオンまでいる。2回戦からはラウンドガールに扮した得三のスタッフ、林いずみが、バドガールもどきの格好でステージに現れて失笑を買う。お客さんはなんと180人を超す大入りっ!!このイベントがいかに今の時代に興味を持たれているかがわかる。結果はかなり面白かった。来た人達は大部分が満足して帰ったであろうと思う。そして、このイベントについて、いろんな場所でいろんな話が出るのであろう。僕自身も終わった夜に随分話した。出てきた人達の、質であるとか、それが詩であったかどうかとか、みんながいろんな話をして、そこから次が出てくるのであろうと思う。そんな予感のする一日であった。180人の客のなかの100人は、ひっそりと自分で詩を書いている人達ではないかと睨んでいる。実は、詩なんてものは、それを人前に出したところから、自分が楽しくなっていくんじゃないかと思った。

10/14(日)HOOKSで、新しくできた「アランプーサン」という店に出演。実はこの店は今まで「カフェ・プー」として週末にライブをやっていた店が、場所を変わって本格的にライブハウスとして始めた店。さっそく得三を作ったスタッフが多数参加しての内装を、チェックッ!!ほうほう、なるほどこうしましたか。おっ!ここは業者を入れましたね。とかなんとか‥‥。音の方は、今はちょっと中音が散漫になってしまう気がするけど、たぶんどんどん良くなってくでしょう、と思いました。頑張れっ!
 店に帰ってくると、この日は山川のりおのギターパンダと京都の騒音寺、ロカ・コンボの日。磔磔の社長の水島氏がくっついてきている。ロカ・コンボのヴォーカルの奴がすっとぼけた奴で、出川哲朗がダブる。爆笑しました。水島氏は去年の暮れに病気をしてから飲んでいないが、となりでどんどん飲む僕に付き合って何時までも居続ける。「お前、二日酔いがないゆう快感を知らんやろ。」と言っていた。う〜ん、た‥‥確かにそれはうらやましい。

10/16(火)京都出身のキセル、名古屋で初のワンマン・ライブ。先月来たハラッパ・カラッパ、ミニスカにも共通する歌の世界は、これ今の若い京都のセンスなんすかねぇ?僕はわりと好きである。

10/18(木)梅津和時、鬼努無月、早川岳晴、新井田耕三の4人からなるKIKI BAND。鬼努と早川は台風でCOILが来れなかった、雪辱戦である。噂に違わず、一曲目からハードにガンガン来る。早川の作った「空飛ぶ首」という曲は、その名のとうり空を縦横無尽に生首がビュンビュン飛び回っているような曲だった。吾妻光良の首だったようなきがするぞっ!京都で僕たちが深夜までよく飲んだ店に「そばや」と呼ばれた店があった。居酒屋なのだが、おやじの機嫌がいいと、深夜にうまい打ちたてのそばを食べさせてくれる。そのおやじが、亡くなったのは知っていた。梅津がその店を書いた曲「出雲屋」はドラマチックなバラード。グッときたが、店自体はそんなにドラマチックだったかしらん?そういえば「そばや」には、密かにアトムとレオが並んで走っている手塚治虫の色紙が有ったのを思い出した。KIKI BANDラストの曲はイアン・デューリーに捧げた「ファッキン・アイダ」で感動的なフィナーレ!!こぼれそうになる涙を抑えて、ガツンガツンと飲みに入る!

10/19(金)昨日のKIKI BANDの面々が荷物の積み込みに店へ来ると、中にはもう今日出番のポカスカジャンがいる。梅津さんが「いつもテレビで見てます。」恐縮するポカスカの玉ちゃん。新井田さんは面識があるのだそうだ。そう言えばポカスカは世代的にRCサクセションだよなぁ。
 今回のポカスカはビートルズネタ!3人ともバンドマン出身だけあって、お笑いネタとしてはかなりマニアックなところもあった。ジョン役の玉ちゃんが「俺はせいうちじゃねぇ!」ったって、そりゃ判りづらいぞっ!わたしの今回のお気に入りは、後半で怒濤のようになだれ込んだ「ビートルズ下ネタ宴会芸」。「おっかちゃんの赤貝、ジェラスガイ〜ッ!」

10/20(土)ネタの9割5分がテレビで演れないポカスカジャン2DAYSの二日目。やっぱり昨日のヒロポンのり下ネタ宴会芸で爆笑した後、ぴあの演劇担当小島さんと飲んでいたら、近藤房之助が自転車を持って店に入ってきた。移動日で名古屋にいるらしい。もうベロンチョで話にならない状態で一杯も飲み干せずに帰っていった。まんまとセクハラにあったスタッフの石田は「社長の方がまだマシだぁ」と言っていた。さらに深夜、エレクトリック・レディー・ランドの茂ちゃん久々の登場。酔っぱらっちゃったぁ!

10/21(日)バレーボールズ。演奏を終え、1月13日にやる、カクテルパーティーの打ち合わせ。パーキー・パットという女子大小路のバーの加藤君が企画したパーティーで、イタリアンのシェフと何人かのバーテンがやる飲み食い放題のパーティーだ。ステージの出し物もあるらしい。時間は夕方6:00〜8:00。この時間からガツガツ、カクテル飲むとつらいぞっ!8:00から普通営業に突入するのだが、たぶん客は全員酔っぱらいきっている。店は大丈夫か?後で考えると、加藤にちょっとハメられたかもしれない。

10/22(火)18日に話を聞いた狂牛病についてのレポートを書く。本人に一度原稿を送って、GOサインが出たら、あほ犬特別レポートとしてホームページで発表しま〜す。

10/23(水)昼に11月号のチラシを配って、帰り道今回から広告を出してくれている「Cafe・Dufi」へ。古い民家をオープンカフェ風に改装してあって、うまくてやすい!お昼から夜12:00までやってるそうです。今度暇をみつけて夜酒をのみにこようっ!

10/24(水)年に一回演ってきてくれる「モンゴル国立民族歌舞団」ハスバートル君はもう顔なじみで「どうも」と言うと「久し振りぃ」。今回は以前一度来て、すばらしいオルティンドーを聴かせてくれたシャルフーヒンさん。なんでも、モンゴルに二人しかいないオルティンドーの名手とされる国宝のような人だそうだ。聴いたことのない発声で、素朴で力のある歌をうたう。シャルフーヒンさんもそうなのだが、モンゴルの人達はみんなシャイでおくゆかしい。彼らが来ると、僕はすごくホッとするのでありました。
 夜、商店街の人達と飲んでいると、今池にあるジャズ酒場「イグジット」の話題に。なんと店主であるギタリストの森田利久さんは、今度蕎麦屋をやるらしい!聞くと以前から蕎麦を打つのが趣味で、やたら詳しかったらしい。すごいっ!これはきっと美味いに違いない。場所はらくだ書房の一本南。絶対喰いにいくぞっ!

10/25(木)遠藤賢司バンドの日は、カレーを作れと指令を出したら、キッチンのスタッフ、the ARROWSのベーシスト、マサ君が3日くらいかけてつくりました。小麦粉を炒めて作る英国風で、ごはんはアーモンド型に盛りつけました。ライブ後、エンケンさんが「僕にもカレーをください」おそるおそる出してみると「懐かしい味だぁ。子供の頃おかあさんが小麦粉炒めて作ってくれたんだよね」とエンケンさん。ドラムの石塚俊明さんとビートルズを見に行った時の話をしていて、話は過去に共演した人の自慢話に‥‥。エンケンさんは、なんと「じゅんとねね」と一緒に公録番組に出たことがあるらしい。「そ‥‥それはすごいなぁ!」とベースの湯川トーベンさん。

10/26(金)劇団「紅い月」、ギター一本で音楽を付けるのはうちのピアノ調律をやってくれている小久保公一郎さんなのだが、舞台を観るとか演奏を聴くとか、そんな次元では無いのである。とにかく、お客さんがめちゃめちゃ喰う、飲む、おかわりをする、また呑む、喰う、注文をする!!芝居なので、あまりガチャガチャと音を出してはいけないし、気を付けながら脇目もふらずにドリンクを作る。相撲部屋御一行様が来てるみたいな騒ぎで、終わったらバァ〜ッと帰っていきました。ドワ〜ッとかたずけものをしてスタッフ一同、いったい何だったんだ!と白日夢を観たかのよう。おもしろかったなぁ〜っ!一息ついて、出来上がってきたホームページの来年度スケジュール・フォーマットに情報をアップ!お待たせしました、3月までの決まっているスケジュールが今日から観れます。

10/28(日)JとBとK。J&Bの梶原順さんとブッチャー浅野さんに角松敏生さんが入るというアコースティック・ユニットです。直前になって沼澤タカさんも来る事になって、お客さんは大喜び。テーブル無しでやったので、普段J&Bに来てくれているお客さん達は、食事がとれずにすみませんでした。終わってからテーブルを出すのを待って、残ってくれたお客さん達が、堰を切ったようによく飲み、食べてくれてうれしかったです。頑張って冬用のメニューを考えなくちゃっ!!リクエスト有りますぅ?

10/29(月)大阪の夕凪と名古屋のアロウズ、リバーヴス。3バンドとも終わってから狂ったように飲み倒す。夕凪のドラムはファンダンゴのスタッフ、ヴォーカルはハードレインのスタッフで、僕も一緒になってどんどん呑む。リバーヴスのヴォーカルは今池では「課長」と呼ばれていて、体が大きく何処にいても目立つのだが、なにかしら花がないのである。でも、酔っぱらって話すと、やたら面白い。みんな、どこかで見つけたら声をかけてみよう、きっと得するぞっ!

10/30(火)昨日飲み過ぎて、朝起きたら気分がめちゃめちゃである。でも、外を見るとバッチリ天気がいいではないか。「イグジット」の森田利久さんが蕎麦屋を始めたことを思い出して、酒を抜きがてら出かけることにする。大久手から東に入って「らくだ書店」の手前を右に曲がる所で、うんちがしたくなってしまった。はやく店を探そうとするが、あせってなかなか見つからない。ああっ!もう「らくだ書店」でしよう!と便所に駆け込んだのだが、誰かが入っている。もう待てないので、ええいっ!と女子便所へ。結構、モリッとちびってしまったのでした。泣きそうになりながら外へ出てくると、蕎麦屋は「らくだ書店」の手前を入ってすぐ右側「可楽」という名前で、月、火、休み。閉まっておりました‥‥。
 敗北の味を噛みしめてシャワーを浴びて、夕方店へ。仕事を済ませて、さぁ!待ちに待ったベイビーフェイスのコンサートに出かけたのであります。開演が30分も遅れてしまい、隣の席の“俺はコンサート通だぜっ!”風の男が彼女に「こんなに開演が押すコンサートは、いつも時間が短いんだよな」と、したり顔で言っている。お前!今の一言よく憶えとけよっ!と言いそうになるのをこらえて、いざ開演!ドラム・ベース・ギターが二人(一人はサックスに持ち替えたりする)・キーボードが3人・トランペット・トロンボーン・サックス・コーラスが男女2人づつ計4人・ダンサーのおねぇちゃんが6人。めくるめくソウル・ショーだ。古い曲、最新のヒット、他人に書いた名曲の数々!次から次ぎへと繰り出される珠玉のナンバー!演奏は当たり前のようにめちゃめちゃうまい!ドラムの奴なんか、いったい何なんだ、と思うくらいかっこいい!バスドラのヘッドにリッキーと書いてあったので、すわっ!リッキー・ウェルマンかと思いきや、ちょっと違う気が‥‥。後でOTIS'で横山に聞いたら、メイズの奴じゃないかと言っていた。なるほど、可能性としてはその方が高いなぁ。さて、肝心のベビちゃんだが、もう最初から手抜き無しでギターを弾き歌いまくる。唄自体は、やっぱり大したことはないんであるが、別にすばらしくディープな唄など期待しちゃぁいない。僕とほぼ同じ歳のベビちゃんは80年代からはじまり、現在もなお絶頂を極めるそのキャリアを、惜しげもなくステージで全開してみせるのであった。バラードのエンディングで最前列にいた女の子の手を握りしめ、最後にキスしてみせるわ、舞台の真ん中に女の子座らせといて、一曲たっぷりかけて花束は渡すわ、人に書いた曲メドレーでは次から次へとヘロヘロになるような曲が飛び出すわ、気が付きゃたっぷり2時間強っ!僕は誇らしげに隣の、しったかぶりバカ男を見返してやったのでありました。お前っ!世界一競争率の高いアメリカ黒人音楽超一流のショウ・ビジネスをナメンてんじゃネェぞっ!9000円は安いっ!!!

10/31(水)俺は今日こそ蕎麦を食うぞっ!と、昨日痛恨の思いをした「可楽」へ。ちょっと前にピアノの納谷さんが食べに来ていたらしい。はじめて食べた「ひたし豆」というのがやたらうまい。うっかり酒を頼みそうになってしまうが、自制する。出てきた蕎麦は細めの更科蕎麦で、うまい。一枚600円二枚で1000円、二枚で腹一杯になる。また来ようっ!