8/1(水)塩次伸二率いる「ブルース・アンボセリ」と、名古屋の木下和彦が中心となって組んだ「ブルースター・ブルース・バンド」。伸ちゃんが日本一のブルース・ギタリストなのは何度も言っているが、それを25年間敬愛し続ける木下もまたギター・マスターだ。終わった後、その二人に混じって色んな話をした。次回は名古屋で組んだセットに、伸ちゃんをゲストで呼ぼう!「いつでも呼んで!名古屋は近いよっ!」と京都に住む伸ちゃん。来年早々にでもどうですか!!ねぇ、木下君!!

8/3(金)3日〜4日と芝居が、昼夜二公演のため、早出である。店は変わらず5時までやっているのでかなりつらい。来週末の「いちごメロンSHOW」とあわせて今月は芝居が二本だ。深夜、安藤伸に「ブラック・リスト」の取材。楽屋で色々話していたのだが、おかしな事を考えている奴だ。彼と会ったのは20年以上前、彼はまだ二十歳で、今カメラマンをやっている山崎のりあき達とつるんで、あちこちを飛び回っていた。「Open House」のCDも、ラストのうんこDMも彼らと作った。勿論TOKUZOも、カウンターの棚、PA照明DJブース、も安藤伸。カワイイと評判の階段の抜き絵も彼の手によるものです。

8/4(土)三日間続いたACT-NETの公演も最終日。芝居ってのは一公演やるのに何ヶ月も準備をして、毎日のように稽古をするらしい。僕たちバンドマンには全くその気持ちが分からないのである。割が合わんじゃないかと思ってしまうのだ。そうやって出来た芝居がはねた後の開放感とはどんなものなのであろうか。楽日の今日、出演者達が朝5時まで残って呑んでいってくれた。お疲れさまでした。

8/5(日)明日は「現場DEオナニーズ」で、僕も出演する。今日はその練習で、焼山の「ソイビーン・スタジオ」ヘ行く。「現場DEオナニーズ」は3ヶ月かかってTOKUZOの内装工事をやったときのメンバーが、プレオープンの日に結成して、その場でやった宴会バンド、大工のマーボがバンマスである。今回、何をやろうか考えてなかったのだが、2日程前にマーボから電話があって「曲とシナリオはもう出来た」とのこと。シナリオォ?シナリオって何のことなんだぁ!!と思いつつスタジオへ。マーボは訳のわからん曲を5曲ほど用意してきている。僕はボブ・マーリーの替え歌「おっぱいの歌」というのを唄うことにする。

8/6(月)「現場DEオナニーズ」のリハーサルを終え、飯を食いに行こうとしたら、今池公園の脇のアパートから、また飛び降りようとして二の足を踏み、警察がやってきて引っ込みが付かなくなっているという光景をみた。割れたガラスの向こうでワァワァわめいているのが聞こえる。やれやれ、と飯に向かう。アホみたいな歌を全力で唄って、アクアボムに後をまかせる。アクアはステージングがタフでうまい。終わって呑んでいると、陶芸家の鯉江良二さんの娘だというお嬢さんが来ていた。色々話をしていて、20年くらい前僕が鯉江さんの家に泊めて貰ったとき、まだ子供だったお嬢さんと一緒に風呂に入ったのではないかということが判明、妙に親近感を持ってしまった。そこへ、P-CAN FADGEの張さんが来て、舞台芸術の研究をしているという若い韓国人の男の人を紹介してくれた。そのあと、綺麗な女の人がいるというので、近くの韓国飲み屋へ張さんとくりだす。真露をストレートでガブガブ呑んで、アもスもなくダウン!!俺はアホだぁ!!

8/7(火)今月は盆進行でなにかと締め切りが慌ただしいのだが、この日は、ちょっと早めにデザイナー青山さんにチラシの入稿。青山のやろう14日〜16日まで軽井沢でリゾート、17日〜18日と蒲郡で温泉らしい。仕事が無いんじゃなかったのか?金はどうするんだっ、青山ぁ!

8/8(水)いとうたかお氏のお誘いを受け、東京へ高田渡の出版記念パーティーへ。昼に名古屋駅で待ち合わせ、早めに行って吉祥寺の町でも散策しようとのこと。東京に着いたとたん、人の多さにやられて疲れがドッと出る。これは住んじゃえば慣れるものなのだろうか?吉祥寺まで行って、渡さんがしょっちゅう呑んでいるという、昼からやっている焼鳥屋「いせや」をのぞく。渡さんはいなかったが、なんとベースの橋本潤がいた。「わぁ!ジュンだ、ジュンだ!」といって近づいていくと、最初訳の分からない顔をしていたが、すぐにヤアヤアと飲み始める。6〜70年やっている木造の大きなみせで、ちょっと名古屋には無い感じです。通りに面して立ち飲みカウンター、中にもカウンターと椅子席。店の周りは焼き鳥の煙でもうもうとしていて、妙に落ち着いてしまうのでありました。こりゃ、今池にあったらヤバイ!!
 すでに酔っぱらってしまってから出版記念会場へ。どんどん集まってくる人達は、一癖有りそうな人達。いとうたかお氏は、久し振りに会う人も多いようで、楽しそうに話している。シバ、佐久間順平、中川五郎、等々フォークの古株は言うに及ばず、「おぉっ!大杉漣ではないか!テレビと一緒だぁ!」「出席者の名前の中に、三橋一夫や宇野亜喜良という名前が有るけど、どれがそうなんだぁ!か、顔がわからんぞぉ!」とか思いながらどんどん呑む。出過ぎて雰囲気を乱す奴とか、勘違いして自己顕示し出す奴とかが一人も居ない、みんなが渡さんのもとに集まったいいパーティーでした。みんなは二次会へ行くようだったけど、僕はタマの東京だし、久し振りに「STOMP」へでも顔を出そうと、ピアノの渋谷毅さんに挨拶をして、下北沢へ。
 「STOMP」は近藤房之助がオーナーの飲み屋である。僕も内装工事には来て煉瓦を積んだ。入っていくとカウンターで房之助氏が呑んでいて、「おぉ!お前よく来たなぁ。」僕はもうかなり酔っていて、やや傍若無人気味にガブガブと呑む。そこへ、房之助氏のおにいさんである、みっちゃんがやって来た。「おぉ、森田久し振りぃ!」みっちゃんは、ミチコ・ロンドンの社長になったのだそうだ。そして、一緒にいるのはコシノ・ミチコさんなのであった。ミチコさんは全然気取ったところの感じられない人で、気のいい酔っぱらいなのであった。と言ってる間に、今度は神戸「チキンジョージ」の、常々お世話になっている橋川氏が酔っぱらって登場!3時に「STOMP」が終わり、橋川氏も一緒にもう一軒行って、転がり込むようにサウナへ‥‥。東京は楽しいっちゃぁ楽しいが、やっぱり疲れるのであった。

8/9(木)昨日、東京へ行っていて聞き逃してしまった「山川のりお」はパンダの着ぐるみを着て登場したのだそうだ。観たかったなぁ。田辺マモルとの相性もよかったみたいで、紹介したかいがありました。よかったよかった。
 この日ライブだったバリの打楽器クンダン奏者、和田啓さんと話していて、最近のバリの変わり様に驚いた。僕が行ったのは7〜8年前なのだが、その時まだ静かな田舎町だったウブドゥの町は、今は不夜城と化していて、外国人が異常に多く、ケミカルなドラッグが日本以上に蔓延しているのだそうだ。ふぅ‥‥。
 溜まってしまった事務仕事を朝5時までかかってやっつける。酒が抜ける。家へ帰って、昨日買ってきた高田渡の半生記本を、チラチラと読んでみる。結局、面白くて全部読んでしまったのだが、中に渡さんはヨーロッパへよく行くという話があって、なにやらあまり似合ってないようで面白かった。途上国は、どうやら居心地が悪いらしい。共産党員の父に育てられた渡さんが、裕福な国から来た旅行者になれないというのは、実に誠実な話で、先ほどのバリの話とも相まって、過去の自分の観光旅行に後ろめたさを感じてしまうのであった。

8/10(金)今日から三日間「いちごメロンSHOW」である。今回は出演者が3人だけで、エレ浜夫婦の会話が主体となる。毎回出てくるアカペラの新曲で今回も笑う。何故何回聴いてもおかしいのか?それは、エレ浜が音痴だからなのだ!!

8/11(土)「いちごメロンSHOW」特筆すべきは11:30からの深夜公演だ。終わると午前一時を過ぎている。最初のときはあまりお客さんは来なかったと記憶するが、三回目の今回は、60人程のお客さん!!芝居関係者やTOKUZOの常連さん達等、客も強者がおおい。そして、当然ステージはよりコアなアドリブが出る。エレ浜自身は多分意識していないのだろうが、彼の本性の中にはかなり破壊的で、エグイ衝動が潜んでいる。それが、舞台の上でちらっとかいま見れる瞬間が、僕の至福の時なのだ。ふと、谷岡ヤスジを連想してしまうのですが、どうでしょう?
 この日見に来ていたB級遊撃隊の佃氏によると、芝居の深夜興行というのは、東京でもやっていないのだそうだ。うん、名物企画になってきたぞぉ!!お客さんは1:00だというのに終わっても帰ろうとしない。正しくどんどん呑む人達なのであった。エライッ!!

8/12(日)この日は「いちメロ」をさぼって、ダイアモンド・ホールの近藤房之助を聴きに行く。山木秀夫(ds)高水健司(b)今剛(g)という今を時めくリズムセクションを従えてのライブだ。とにかく山木さんに目がテン!きびしいタイトなリズムでグイグイ演奏を引っ張る。房之助先輩は、キレタようにギターを弾きまくり熱気とオーラをぶちまけていたのでありました。
 TOKUZOへ戻って来て「いちごメロンSHOW」と「近藤房之助バンド」、二つの打ち上げ。山木さんに「山木さんを観たのは二回目です。前は『近藤等則IMA・BAND』でした。」というと「あぁ、あのバンドもイッてたよねぇ!」だそうです。確かにイッてましたです、ハイッ!

8/13(月)「なにがDJイヴェントじゃぁ!俺たちゃレココンだぁ!」という合い言葉と共に行われる、「第二回TOKUZOレコード・コンサート」今回のテーマは「本物のブラック・ゴスペルを聴く!!」名古屋一のゴスペルフリーク、NET WORKの佐藤真介氏を中心に、昔「アップタイト」というソウルバンドの名シンガーだった酒井一衛、そして僕がホストを務め、ディープなゴスペルをバンバンかけながら説明を加えたり、思っていることを喋ったりする。客なんか来ねぇだろう、とタカをくくっていたら7:00頃にはぞろぞろと知らない人達が集まってきて、しまった!迂闊なことはいえないぞっ!!結局30人位のお客さんの前で、緊張気味にスタート。まずはじめに、スワンシルヴァートーンズの「MY ROCK」で驚かせてやろうとかけたら、会場から拍手が!おぉっ!いい感じではないですか!一通り色んなゴスペルのスタイルを説明しながらかけて、ちょうど来ていたルース竹内をステージに呼ぶ。ルースはサンフランシスコのゴスペル・クワイアに5年程在籍していて一曲だがそのCDで、リード・シンガーを務めたりしているのだ。彼女の実際のクワイアー話を聴いて、あとは怒濤のゴスペルアワーとなった。充実した2時間半、最後には酒井が「ゴスペルなんてものを日本人がいけしゃぁしゃぁとやる物ではない。」と昨今のゴスペルブームに苦言を呈し、佐藤が「ゴスペルとブルース、R&Bは一つのものの裏表だ」と締めくくった。とにかく最初からどんどん呑みながらやっているので、最後の方はみなさんよっぱらっておりました。この企画、色んな特集を組んでやりますので、皆さん聴きに来てね。入場無料・飲み物ALL100円引きですぞっ!!

8/14(火)TOKUZO二度目の「沖至ユニット」前回よりもみんなのびのびと演奏していた。藤井郷子(p)が音楽の幅を広げ、登敬三(ts)がグイグイと濃くしてゆく。沖さんはそれをコントロールする役。沖至という人は、きっと色んな所を一回りして今にたどり着いた人なのだろうと思う。そんな懐の大きさを感じます。

8/15(水)カセット・コンロズは東京のラテン・ジャイヴ・バンド。ドラムの福家君が名古屋をブラブラしていて、偶然TOKUZOに迷い込んできたところから今日の話が降ってわいた。無駄なメンバーのいない、とてもいいバンドでした。今度メジャー・デビューするらしいのでみなさんよろしくね!鬼頭哲ブラス・バンドはお世辞にもうまいとはいえないが、集団演奏の楽しみというか、大編成バンドならではの高揚感を味あわせてくれました。選曲いいしね。

8/16(木)遂にこの日がやって参りました。今日から二日間「高田渡・木村充揮、二人会」2DAYSである。
時間より早めに着いた木村さんに続いて、TOKUZOに入ってきた渡さんはことのほか元気そう。よかったよかった、と思っていると「ビールください」まぁビールくらいならいいかと出すと、15分後には「焼酎あったかな、ロックでね」大丈夫なんだろうかと思うが、逆らえません。リハが終了して、なんとか二人でやる曲も打ち合わせがすんで、二人は近所の焼鳥屋へ‥‥。7時が近づくと立ち見も含めてギッシリのお客さん、二人が戻ってくると、一斉に拍手がまきおこる。この日は最初に渡さん。声も張りがあり、どんどん唄う。喋りも好調で会場には笑いが絶えない、やはり怪物である。続いて登場の木村氏はやりづらそうだったが、粘って粘って渡さんを呼び込む。史上初のこの二人によるデュエットは超スローの「十九の春」で始まる二曲。
 二人の個性の違いがハッキリ出て、観ている方はやたらおかしかったのだが、木村氏はちょっとつらそう。渡さんは、どこ吹く風で呑んでいる。深夜までいやに調子がいいが、だいじょうぶか?
 さて、お楽しみは明日の二日目だぁ。木村氏どうでるか。そして、高田氏体がもつか!!

8/17(金)この日は昼間に「お父さんの旗日」という芝居を見に行く。東海テレビのプロデューサーである友人の竹下喜六が演出をし、プロジェクト・ナビの伊沢勉、小林正和、木村庄之助が出演し、バレーボールズの横山一明がギターを弾くというものだ。ずっと舞台袖で弾いていた横山が、最後に出てきて客に深々と礼をしているのが、やたら可笑しかった。楽しさの伝わるいい芝居でした。
 で、急いで帰ってきて昨日の二人である。リハも観れなかったし今日はどんなかなぁ。昨日の帰りに、もう一日見る、とチケットを買っていたお客さんが、友人に昨日の話をしている。飲み屋から帰ってくると、渡さんはすでにちょっとヤバそうだ。それでも、焼酎ロックをくれという。この日は木村氏が最初、きのうよりリラックスした表情でステージに上がると、客席からやんやの声が‥。虚構の世界を、実にリアリティーを持って表現できる人である。高田渡ファンも、その説得力にどんどん引き込まれていくのがわかる。そうなのだ。僕は、お互いのファンのこういう瞬間を見たかったのだ。途中、いとうたかおのヒットソング「あしたはきっと」を唄い、二日とも見に来ていた、いとうたかお本人をステージに呼び出すシーンも‥‥。最後まで、落ち着いて、自分の歌を唄いきった木村氏に続いて、高田渡登場!あきらかに酔っぱらっている。それでも、「え〜、たまにさっきやった曲を、また歌い始めてしまうこともありますねぇ‥」なんて、いつもの人を食ったような冗談を独り言のようにいいながら、何曲か。そうこうしているうちに客から勝手にリクエストがかかり出す。ちょっと機嫌が悪そうだなぁ、と思っていたら「自衛隊に入ろう」をやれ、という声がかかった瞬間に、本気で怒ってしまった。「あの曲は、あなたが思っているような意味合いで作ったわけではない!」ときっぱり。会場に緊張感が漂う。リクエストしたお客さんも、「自衛隊に入ろう」という曲のことは、ちゃんと知った上で言ったのだと思う。でも、知識として知っているということと、実際のその時代にその空気の中にいた、ということとは、全然違うことなのだ。きっと、そんなもどかしさが渡さんにはあったのだと思う。店内が重い雰囲気で包まれたその後、「どうもすいません。こんなことを言うつもりはなかったんですけどね」と言ってギターを弾きながら「え〜、こんな歌もありました‥」と、さっき唄ったばっかりの「トンネルの歌」をまた唄いだした。もう、店中が大爆笑の大喝采!!腹がブチブチにちぎれて飛んで行くのではないかと思うくらい笑いました。どこまでが計算で、どっからが偶然なのか、どこまで酔っぱらっていて、どこまで正気なのか、この人はさっぱり判りません。お手上げです!!アンコールの最後に、もうへとへとに酔っているのに「グッドナイト・アイリーン」の替え歌を即興で歌い、ひと笑いさせてThe End。堪能いたしました

8/18(土)この日出演のchain of foolsというバンドのギター奏者カズ君は、実は20年程前「OPEN HOUSE」の従業員だったことがある。当時はRolling Liveというバンドで結構人気があった。その頃、彼は今をときめく「吉野屋」でもバイトをしていて、一度彼が働く東片端店へ行ったことがあった。並を注文すると、卵はいらないかという。じゃぁ貰おうかというと、みそ汁はどうだ、漬け物はどうだ、とやけに仕事熱心である。こいつ、「吉野屋」へ人生を捧げるつもりなのかと思って、勘定を払おうとしたら、無料だった。吉野屋のみなさん、バンドマンはバイトに雇ってはいけません。

8/19(日)古橋栄二のソロパフォーマンス。前回もそうだったが、一時間くらいのパフォーマンスはかなりの運動量で体に無理を強いる。終わって楽屋へ行くと、疲労困憊の古橋君がソファーに座ってなにやら一人でムフムフ笑っている。気味の悪い奴だと思って、どうしたの?と尋ねると、「あれだけ色んな無理な体勢をしていて何ともなかったのに、今靴下を履こうとしたら足つっちゃったぁ」だって。

8/20(月)店の終わりがけにSMの女王様をやっている祥子がやってくる。僕たちは昔からガッチャンと呼んでいて、知っていたのだが、何年か前におおっぴらに自分がSMであることを公表し始め、今ではその芸名の祥子の方が色んな所で通りがいい。店はお終いなので、久し振りに「エンディー」へ行く。ガッチャンと「エンディー」の店主遠藤は僕が得三の前にやっていた店「ニュー今池」で顔見知りなのだが、「エンディー」には行ったことがないと言う。店にはいるとヤァヤァと機嫌の良さそうな遠藤。焼酎をガブガブと呑んでいると、遠藤が「俺はいじめられるのがすきなんだわぁ」とことのほか嬉しそうにゲヘゲヘ笑っている。ホントにやられちゃっても俺は知らんぞぉ!‥‥ま、7時になったので僕は帰って寝ます。

8/21(火)豊田道倫はパラダイス・ガラージというバンドで独自の世界を持っているひと。その彼には何人かスタッフらしき人達が付いてきていて、今日のライブを撮影したいという。いいですよ、と名刺を貰うと「カンパニー松尾」と書いて有るではないか!知っているかっ「カンパニー松尾」!有名AV監督である。「うわぁ!カンパニー松尾さんですか。どうもどうも!」とことのほか力強く握手をしてしまいました。「お客さんの顔は出しませんので、ここで撮影した映像をビデオでつかってもいいですか?」と言うので、全然OKです!「店の名前なんかも出してもかまいませんか?」もう、バンバンいっちゃってください。光栄です!ということで、来年くらいになると思いますが、我が「TOKUZO」はAVデビューをはたします。
 従業員の林いずみは、私も出たいとAV女優を志願したのですが、やさしいカンパニーさんは「そんな、軽々しく決めるものではない。結構大変なことなのだから、よく考えなさい」と、遠回しに拒否しておりました。林さん、女優は誰でもやれるものでは有りません、せめてオリンピックで準優勝くらいしてから言いなさい。

8/25(土)故神代辰巳監督の助監督を長年やっていた鴨田好史さんが95年に撮った映画「路上」の上映会に、「ふう」と「トリオ・ザ・ゲバゲバ」のライブが付いたイヴェント。60年代〜70年代を思わせる新宿の裏側の風景が、リアルな映像で映し出される。ライブは「ゲバゲバ・シスターズ」の女の子達が、若鶏の丸蒸しを引き裂くところで二日酔いの僕は吐きそうになった。‥‥っもう、さっきまではベビードールに鼻の下伸ばしてたのになぁ。
 終わってから9/26のマーシャル・クレンショウの主催者、伊藤さん達が来て打ち合わせが5分、そして馬鹿話で呑む。テーブルを移して「ゲバゲバ・シスターズ」のうら若き踊り子さん達とも呑む。さらに移して「ふう」の連中とも呑む。すごい久し振りに会うコーチン金城がやって来る。今は沖縄飲み屋をやっている奴で、島唄のシンガーでもある。とにかくクドイ男で、昔はよく喧嘩になったが、なんとなく嫌いになれないのである。「俺も丸くなっただろう」とあいかわらずクドクド言うので、またどんどん呑んで、死ぬ。

8/26(日)「A TEAM BIG BAND」は社会人のビッグバンド。お馴染みの曲を、西城秀樹や布施明のアレンジをやっていたひとが、アレンジし直して演奏する。前回はそのアレンジャーは来なかったのだが、今回は来て、一部でタクトを振った。そして、ゲストに30年前名古屋にあったジャズクラブ、「ラテン・クウォーター」でラッパを吹いていたおじさんと、ピアノを弾いていたおばさんが登場!演奏にも力が入った。終わって花束が贈られたとき、アレンジャーの人の時だけは司会の人が「あなたには花束ではなくて、あなたの好きなヤクです」と言っていて、PAの臼井と爆笑!「ヤク」って言い方が30年前のバンドマンらしくていいじゃぁないですか!ひょっとしてヒロポンかぁ!と思ってしまいました。楽屋でのゲストの人達の会話もプンプンと昔のバンドマンの匂いがして、楽しそうだった。きっと、毎日毎日が楽しく刹那的で、今から思えば充実した日々だったに違いない。そういえば僕は10代の終わり頃、ギリギリで「ラテンクウォーター」へ行ったことがあるんですよ。怖々「コ‥‥コークハイ下さい」なんて言ってました。あそこで演ってたんだなぁ。

8/27(月)Terrapinは久し振りに登場のギターの橋本じゅんとドラムの湊雅史達のバンド。終わってから散々に呑む。オープンハウスの昔話になり、店でカップルになって二人で帰ってゆく人には、レジでコンドームを渡すサービスがあったのを思い出す。随分な店だと思うが、客も客で次ぎ来たときに「失敗でした」と、コンドームを返したりしていた。それで友達になったりしたなぁ。

8/28(火)今月初めてのライブの無い日。オーディオ用のスピーカーをもう一対増やす。そのスピーカーは僕が19位の時、大須でキットを買ってきて組み立てたフォステックスです。小さいけれどなかなかちゃんと鳴りますぜ。BGMは4本のスピーカーで気持ちよく聴けるようになりました。
 それが終わって久々にタワーレコードへ。大物R&Bの新譜がたくさん出ていてあせる。その他あれもこれもと14枚ほど買ってしまったのだが、ロームの新譜だけが無い。タワーレコードは、あんなにたくさんCDが有るのに、一番欲しい物だけなかったりする。僕が一般的ではないということかしらん。そう言えば、アーリーヤが死んだんだったなぁ。来日公演を見に行った時アーリーヤはまだ17歳位だったと思う。スポーツブラで歌ってました。可愛かったのになぁ。

8/29(水)得三の店員でもあった千賀有花が東京へ行く。そんでもって、バレーボールズと共演です。前回のステージより全然リラックスしていた模様で、出てくるなり客席に手を振っていた。かわいかったなぁ。終わってから送迎会も兼ねて大々的に呑む。うんうん、元気でやるんだよと、おとうさんの様な気分になりながもセクハラ!従業員の岡田に証拠写真をスクープされてしまった。千賀っち、正月にまた一緒に演ろうっ!!

8/31(金)初CDを出したばかりの「J&B」。その事もあってか、170人の大入りだぁ!こうなると、テーブルは出せない。普段はテーブルを出して食事を取りながら観てくれている人が多いので、持って食べられるホットドッグを用意した。たっぷりキャベツが入って、僕がヤンキースタジアムで喰ったものの5倍はうまい!そして、J&Bの両ギター、梶原順とブッチャー浅野が組んだアコースティック・ユニットに、なんと角松敏生がゲストで入るというのが10月に予定されていて、この日はその発売日。限定150枚で、当然あっという間に売り切れです。買えなかった人も続出してるわけで、この後たくさん断らなければなりません。
 その後も「J&B」はどんどんやって来ます。12月にマキシシングルの発売でやって来て、来年2月にはヴォーカルに永井隆を加えての特別ユニット。そして様子を見てその次は2DAYSになるかもしれません。来年も宜しくお願いいたします。