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まずは7日のリクオsolo。ベースをリングリングスもやってる松永孝義にするなら、ドラムも変えちゃって、もっとシンガー・ソング・ライター色の強いステージにしちゃえば・・・と思ったけど、やっぱし坂田学君は手放し難しと言うことか・・・。
7日のカンテーファンと8日の村田和人は、楽しみにしてたのだが聴けず終い。双方ともリビューでよろしくね。
12日SONS OF BLUES。イチロー君という人は、かなりキツめのリズムでエッジの強いエグいギターを弾く。あれはピッキングが強いのか?そして、ジョニー吉長のドラム。一種独特の"弾ね"があって、リズムがベタつかない。おうっ!江戸っ子だってねぇ・・・って感じのロックンロールで、気持ちいいんであーる。あっ、そうそう、このバンドジョニーさんの唄もかなり聴けちゃって得した感じだぜ。
翌13日も濃い先輩方の登場、CD発売記念ツアーのトリックバッグだ。3度めの得三だが、ぐっとバンドらしさを増して、今までで一番の出来。シャープでエグい小島(p)のリズム、最後に爆発した森園氏のサイケ・プログレ・ギター、でもってステージ上でおこるあらゆる事に対してタフな、"ホトケ"のステージマナーに脱帽です。
14日は「アート・アンサンブル・オブ・シカゴ」のジョセフ・ジャーマン、OPEN HOUSEへやって来たのは、ありゃ何年前だ。前回は、かなり儀式的なステージングだったわりにはカラッとして、ユーモアさえ感じさせたが、今回は特別儀式的な事をするわけでもないのに、「ナムアミダ〜〜」なんちゃったりして、なんだか神妙な感じ。やたら東洋的なフレーズも出てきて、仏教徒である自分を全面に出していた。「(昨年亡くなった)レスターボウイさんは、残念でしたね。」なんて言えない感じだったなぁ。まさか涅槃で待ってる訳では無いだろうけどさぁ・・・
15日は地球の裏側ボリビアからカヤワヤ。さすが現地のスター級ミュージシャンを集めただけあって、みごとな演奏、僕は特に唄の人にビックリした。よくとおる高い声で、かなり現代性を押し出した唄い方だ。聞けばサルサバンドなんかも演ってるみたいで、ありゃモテモテだろうなぁ。
26日は遠藤賢司。アコースティック弾き語りで、特筆すべきは、やっぱり「カレーライス」、じつに美しい緊張感を生み出すその声は健在です。何十年振りかで聴いたその曲の中「誰かがお腹を切っちゃったって〜」って歌詞で久し振りに三島由紀夫というひとがいた事を思い出す。最後はハチャメチャロックンロールで終わったエンケンさんに、「そう言えばプロレスファンでしたよねぇ?」と振ると、ドォォォッとプロレス話。故フリッツフォン・エリックが一番のお気に入りだそうです。なんとなく分かる気が・・・・
続く27日は、若手腕っこきミュージシャン達による当世R&Bバンド。ここ5年くらいのアメリカ黒人音楽が持つヤバくてクールな感じを、生演奏で演ってくれる。当然ドラムが重要なポイントを占めるが、アーミン君バッチリクールにきめてくれます。唄にもディアンジェロなんかのフレーズが・・・・頑張れ!
29日、今月二度目の登場となるリクオ、この日はthe Herzで。又クラブ度を増して全体的によりクールに・・・。バンドの連中が帰った後も、残っていたファンの人達と呑む。Herzのファンは本当に音楽好きな人が多く、プロのリスナーみたいな人達だ。色んな事を話して非常に楽しかったが、内容は秘密。・・・フッフッフッ、こんな人達相手にしてる彼等はタイヘンです。
〆切りギリギリになってソウルフラワーの英子ちゃんからtel。「アイリッシュミュージックの巨人、ドーナル・ラニィとアンディー・アーヴァインが遊びに来るんやけど得三でどうですか?」とのこと。突然でpick upには載せれませんでしたが、9月の目玉のひとつとなりました。ソウルフラワー・モノノケ・サミットもやって来ます。なんと!東京とばしのこの企画、お見逃しなく!
最後に良く無い知らせが2件。僕にとっては日本音楽史上最高にヒップなバンドだったブレイクダウンの初代ドラマー、小川俊英さんが7月17日、亡くなられました。そのショックも覚めぬうちに、得三でもズ太くうねるでかいグルーヴのベースを聴かせてくれた川端民生さんの訃報。共に膵臓癌、そして共に日本一のプレイヤーでした。二人とも幾つもの録音を残してはいるけれど、彼等の音楽は、決してそれだけでは判らない、現場にいる者だけが感じることが出来る匂いのようなものが有ったように思います。それはもう、聴けません。(森田)
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