年末に、大フェイバリットなカーティス・メイフィールドが死んじゃって、がっくりきていたら、20年以上飯を食わせてもらっていた今池「丸福」のオヤジや、アホでヤンチャな若造だった頃毎日の様に呑ませてくれた「梅田屋」のオモニが相次いで亡くなった。そして、僕より年下のどんとの訃報。今年こそ、どんとのライブを得三で、とコンタクトを取っていた矢先の出来事で、やりきれません。最近は、何とか不摂生のま100まで生きれないものか、と考えたりするが、どうかしらん。

 気をとりなおして、正月セッション。1/2はブルースのセット2つ、1/3はバレーボールズに、ペケ、酒井、石河、天之助という実力派Vo4人がゲスト、1/4はまりもにルース、お寿あやみ、あけちゃん、栗ちゃん、エレ浜、それにホーンセクション3人と女だらけのゲスト、という内容だったけど、3日共実に正月らしく楽しいライブ。二千円は安いな。来年もやるぞ!

 1/17の白井貴子さんは、僕と同世代だと思うけど、ホントにかわいらしくて感じのいい人だ。よっぱらっちゃあ、あっちこっちでホメちぎって、人にバカ扱いされているけど、お前ら会った事無いくせに!・・・また来てくんないかなぁ。

 翌18日の中村善郎さんは、ボサノバの弾き語り。声もバッチリボサノバ声で、ギターもうまい。名曲の数々の中にオリジナルも交えて本格的ボサノバナイトを満喫。若い頃、南米を一人旅した時、毎日の様に地元の呑み屋へ行き、そこで演奏している人達から、ギターや歌を習ったそうだ。しかし、あの独特のけだるい様ななつかしい様な感じが、ちゃんとあるもんなぁ。こういうの「サウダージが有る」って言うんですか?・・・又、ゼヒ聴かせて下さい。

 20日のゼニゲバは、名前だけは昔から知ってたけど初めて聴きました。非常にカッチリしたバンドでビックリ。ロックのオイシイフレーズが、矢継ぎ早につながっていて壮快! 意外にも、なんと名古屋初ライブなんだそうでビックリ。

 22日の入道+ワビスケ、名古屋ブルースセッションもバッチリ。「今回、色々廻ったけど、名古屋が一番濃い!」と入道。ワッハッハッ、メンツの人選はオレじゃ。シカゴ在住のワビスケによると、向こうのオッサン連中は、女を口説く時「ギブ・ミー・プッシー」と言うらしい。まったく、アキレた芸の無さである。

 25〜28日は台湾へ行ってまいりました。以前、香港にも行ったけど、結局一番うまいのは日本のラーメンじゃないのか?トリの内蔵はうまかったけどサ・・・。

 帰ってきて28日はマイク・ケネリーとヘンリー・カイザー。さすがザッパバンドのギタリストだけあって、ばっちり明るいヘンタイだ。アコースティックが多い事もあり、ギターを弾きまくるといった側面は薄かったけれど、ペラペラとジョークを言いながらの弾き語りは、きっと一緒に飲みに行ったらオモシロイ奴なんだろうなぁと思わせる。人間、ちょっとイジワルなくらいの奴の方が、本当の楽しさを知っています。しかし、この手の外タレを聴くと、いつも思うのは、コトバが判れば数倍も楽しめるだろうな、という事。どっかに、3日間で英語がペラペラになるクスリはないか。

 29日の斎藤誠もヨカッタ。喋りも笑えるし、ギターもウマイが、なんといっても曲がよい。アレンジのツボもよく知っていて、いい意味でポップスのオイシイ所満載だ。バンドのメンツが本当に楽しそうに演奏してるのも斎藤氏の才能と人格の為せるワザ。

 入稿ギリギリになって得三のオープンからのスタッフ、坂本二郎君がバイク事故で亡くなりました。主にキッチンで活躍していた小柄な青年です。24才でした。自分の、何も出来なかった24才の時のジレンマやイラ立ちの事を思い出し、彼のあった筈の、これからの人生を思うと、そのもったい無さの量というのははかり知れません。内装工事中から含めて19ヶ月、大変御苦労様でした、ありがとうございました。(森田)