★ 5/2(金)小川美潮・ウズマキマズウ

 一度きくだけで、不可思議な呪文でもかけられたかのように虜になっちゃう。美潮ちゃんの歌声には、ウレシイコト、カナシイコト、全部ひっくるめて、あったくてじゅわわーんとしたエネルギーに変えてしまう力が備わっているのだ。天真爛漫でパワーに満ちた歌を、生で、しかもバンドで楽しめちゃうのが、ウズマキマズウのライブ。メンバーのスゴい顔ぶれを見れば、熱くて、ブ厚い音になるのは瞭然。そうそうこの春発売されたばかりのCD「宇宙人」はライブ会場でしか手にとれないとのこと。とくれば、行かなきゃっ、なのだ。(小瀬木いづみ)

★5/4(日)瀬川洋 & Travelin' Ocean Bluebirds

 グループサウンズ・ブーム時の、骨太で黒っぽい本格派バンドとして名高い「ザ・ダイナマイツ」を率いた瀬川洋は、米軍キャンプからの体験を積んだ人にしか表せない、濃厚なロックンロールの香りを醸し出せる、日本では数少ない一人だと思う。そして、彼は、実にさりげなく「今」に足を付けてバンドを続けている。森園勝敏(g)須川光(key)シゲ(b)上原裕(ds)といった、名うてのミュージシャン達との、自然体の演奏は、はったりもこけおどしも無い、ロックンロールの持つ、本来の楽しさを満喫できます。普段着でお越しください。(森田)

★5/6(火)山口洋(HEAT WAVE)/リクオ

 ファンの間で話題沸騰中?のHOBO JUNGLE TOUR。このツアーのきっかけとなったイベントで、リクオが山口洋の柔らかな面を引き出そうとし、山口洋は一直線にリクオに向い、柔らかく見せかけたリクオの頑さを引っぱりだそうとする。「ええかっこしい」同志の、磁石がぐるぐる回るような駆け引き、緊張と緩和がアンバランスな熱のあるライブだった。これを味を占めた懲りない2人は、ロッケンロールは続くよどこまでも、とばかりにツアーを発進しはじめて半年、名古屋に登場。長い夜になりそうだ。(まる)

★5/11(月)大槻ケンヂと高橋竜 with NARASAKI

 もうバカ映像の頭出しはいやだ!という訳で、オ−ケンが遂に「のほほん学校」の休校を決定しました。「のほほん学校」とは、大槻ケンヂが繰り広げる、歌あり、ゲストあり、そして自ら編集したバカ映像を観ながらのトークあり、という超人気企画で、新宿ロフトプラスワンで数十回開催されてきました。その「のほほん学校」ファイナルは「終わり名古屋は城でもつ」ってことで、特撮の高橋竜とNARASAKIと共に、名古屋TOKUZOでの休校旅行おまけ編です。君もラスト目撃者になれ!

★5/13(火)Chris Hilman & Herve Pedersen

 実は「すぐ後にジェフ・マルダー来るしパスかなー」なんて思っていたのです。そんなところにコメントをのお願い。もちろん名前は知ってるし、在籍したのがバーズに始まりフライング・ブリトウ・ブラザーズにマナサスともうキラ星が輝くがごとき経歴です。だがいかんせん目立たんのです。でもでも調べてみるとこの人はいずれのグループも乞われて参加しているんですね。ロジャー・マッギンやスティーヴン・スティルスからお願いされるんですよ。そして裏方に徹する。カントリーロック誕生の隠れた要なんですね。この立ち位置、憧れるなあ!(新見)

★5/14(水)Washing Machine
[橋本じゅん・野口新・BAKI・湊雅史]

 2006年 7月7日、ピンクフロイドの結成メンバーでありバンドの中心人物としてその才能を高く評価されメンバーから絶大なる信頼をうけながらも精神を病み、やがて狂人と陥ち音楽界から消えていったシド・バレットが他界した。そしてシドの霊魂に促されたのか「シドバレットを唄う会」が2007年、ベースにBAKIを加え更に勢力的にWashing Machineとして活動を再開した。いつもは骨太のパワーロックでゴリゴリ鳴らしている野郎達が繊細で脆く危ないシドに魅せられてその音を再現しようとする。天国にいるシドの心に触れるため・・あなたも!(G子)

★5/26(月)ボブログ3世/ハッチハッチェル・バンド
徳重ハイ/ハウルTHEブラザーズ

2月の公演をキャンセルした爆裂ヘルメット野郎、満を持しての仕切り直し公演!!電話の受話器の付いたヘルメットを被り、バスドラを鳴らしながら、強烈なスライドギターとヴォーカルを決めるという奇妙キテレツなスタイルで音楽の枠を飛び越してその魅力を増殖し続けるボブログ。女の子を両ひざの上に乗せて演奏したり、オッパイ・パチンパチン、オッパイ・スコッチなど訳のわからない荒技をもつ彼であるが、今回、久々の来日公演に際し、新たにおしめ取替えの新技も習得したとの情報をキャッチ!!パワーアップした、超ド級の馬鹿っぷりを是非ともお試しあれ。(ダイアモンドホール加藤)

★5/30(金)ジェフ・マルダー

 彼が取り上げる曲は、古いヒルビリー・ソングや賛美歌、黒人のブルースやゴスペルが多い。それはある意味、アメリカ社会の底辺もしくは風下で生き、そして支えて来た人々が、育み愛してきた音楽なのだと思える。彼の唄声と演奏を耳にするとき、アメリカン・ルーツ・ミュージックの良心を伝承しているのだと感じることがある。老年に達し、自らそれを意識しているかのように、最近はアコースティック・ギターの弾き語りで世界中を旅している。この機会、ジェフ・マルダーの生の唄とギターと魂に、とっぷりとつかりに、TOKUZO風呂へお出かけあれ!! (それにしてもこういう人って大統領選は誰に投票するんでしょうな・・・)   by Folk Man