★ 10/3(月)福島泰樹 短歌絶叫コンサート

 昨年五月、日本短歌界は、三島由紀夫から「現代の定家」と称えられた『未青年』の歌人・春日井建を喪い、ついでこの六月には、前衛短歌の、否、現代短歌の父ともいうべき歌人・塚本邦雄を亡くした。その二人の霊前に、歌集『月光忘語録』、「獅子王の歌」百首を献じた福島泰樹が、それら新曲を携え、追悼公演として名古屋、関西をツアーする。タイトルとなる「望郷」は1984年が初演。今回は関西を中心に活躍するメンバーとのセッション。「頓挫した歌への意志を受け継ぐ者」の哀哭の情を、しかと見届けよ!
★10/5(水)HER SPACE HOLIDAY/THE AMERICAN ANALOG SET/ogre you asshole

HER SPACE HOLIDAY    the american analog set
 ソフトで繊細、美しく味わい深い。テキサス州オースティンの熟練ポップ・バンドthe american analog setが6thアルバム「SET FREE」を持ってフルメンバーでの待望の来日です!そして一緒にツア―を回るのは、宅録ドリーミー・ポップ・アーティストMarc Bianchi=HER SPACE HOLIDAY。メロウな唄心、流麗なオーケストレーション、そしてエレクトロニカが見事に融合。彼もまた「THE PRESENTS THE FUTURE」を持ってフル編成での来日です!豪華なこのツア―に是非、足をお運びください。
★10/7(金)藤井郷子カルテット

 前回のライブ直後に録音された4枚目のニューアルバムを引っ提げて、あの藤井郷子カルテットがやってきます。なんと11ヵ月ぶり!そんなにも永い間このカルテットのライブを聴いてなかったとは・・・月日の流れはまっこと早いものです。さて、その前回ライブは録音を控えて、どこか「新曲の試し切り」的な要素も否めませんでしたが、録音後たっぷりと熟成を経た、かの曲々はどんな変化を遂げているのでしょう。ライブでとことん堪能した後はCDもお持ち帰りして、たっぷりゆったり浸りたいと、今から待ち遠しくて仕方ないのです。(下畑悟)
★10/14(金)DEEPCOUNT/あぶらなぶり/TURTLE ISLAND


 −DEEPCOUNT−東京
mic.tp.NOBU(ex.JAZZYUPPERCUT)
dr.ENZO(ex.町田町蔵+北澤組)
b.ALI(ex.spon)
g.SUGURU(ブルースビンボーズ.PAINTBOX)
tt.DJ KANAMORI(土俵ORIZIN.あぶらなぶり)
 −あぶらなぶり−大阪
99年、川崎知(sax)、蛯原幹生(ds)を中心に
スタート。数々の形体をとるものの奏でるのは
一貫してPrimitiveで Freeな Blues。昨夏より
越智(bass)、DJ KANMOR(土俵ORIZIN)が加わり、
クインテットで活動中。
※[得三]では、豊田から−TURTLE ISLAND−が参加。
★10/19(水)倉橋ヨエコ/新宿フォーク/夏待ちレスター

 新宿フォーク?わたしはこの変な名前のバンドにはめまくられてます・・・・。何度も何度も色んなラーゲをいつくしむ様に、大切に聴かせて貰ってます。「もしも君が望むなら、僕は今までを全部捨てるよ、音楽さえも」と、さらりと唄われた日にゃあ、あなた・・・・・。そうとうこいつら、音楽本気汁が濃そうだわ!!ファンキーで懐かしくて、エッチな音楽に・・・今夜も大洪水!!そして対バンは一宮出身昭和歌謡女王の倉橋ヨエコと、謎のスーパーポップバンド 、夏待ちレスターなのだ!!カタカナ揃いの極上ロックパーティーにあなたも来るでゲス!!(君のあそこはマンチェスター詩人)
★10/23(日)Saigenji

 噂の“サイゲンジ”が遂に得三に登場する。優れたソングライターであることは誰もが認めているが、単にジャンルとしてのブラジル音楽系では括れない、圧倒的にオリジナルなヴォイスパフォーマンスと卓越したギターテクニックで、国内のみならず海外においても高い評価を受ける類い稀なアーティストだ。最新アルバム『ACALANTO』(ポルトガル語で子守唄の意)はブラジルの新進気鋭のミュージシャン“カシン”プロデュースによるブラジル録音。ますます波に乗って進化し続ける“サイゲンジ”の今を見逃すな!(酒井)
★10/24(月)JOANNA NEWSOM/SMOG

 ウィアード・フォークだのフリー・フォークだの、要は「ちょっとおかしな」アコースティック音楽家のひとりとして、ひときわ大きな脚光を浴びる才女、ジョアンナ・ニューサム。テリー・ライリーと同じコミューンで育ち、アパラチアン・ミュージックを独自解釈。そびえ立つグランド・ハープの弾き語りという妖精的パフォーマンスがついに日本初上陸。さらに彼女同様、シカゴきっての優良レーベル、ドラッグ・シティを代表するスモッグことビル・キャラハンも同行決定! あの、漆黒の歌声に久しぶりに酔いしれる今宵この夜。お見逃しないように!
★10/25(火)モンゴル国立民族歌舞団

 今年もモンゴル国立民族歌舞団がやってくる。近年のモンゴルブーム?の中、モンゴルの音楽を耳にする機会が増たのはいいのだが、学生の寄せ集め楽団のような者達による演奏がかなりあった。残念なことである。そんな演奏を聞いてしまい「ああ、こんなものか。」と思ったあなたに、是非聞いてほしいこのモンゴル国立民族歌舞団。太く乾いた馬頭琴の音、人間の声とは思えない不思議で美しいホーミー。和やかな雰囲気の中に風格を感じさせる彼らのステージは、その音楽の背景、草原を舞台に繰り広げられたモンゴル民族の歴史を想像させる。(岡林立哉)